ロシア軍は、千島列島の松輪島に地対艦ミサイルを実戦配備したと発表しました。北方領土を含む周辺地域における軍事力強化を加速させています。
ロシア国防省は2日、ロシア海軍の太平洋艦隊が、千島列島中部の松輪島に地対艦ミサイル「バスチオン」を実戦配備したと発表しました。「バスチオン」は射程が500キロとされ、ロシア国防省は「24時間態勢で周辺海域と海峡を監視する」としています。これに合わせて、松輪島には年間を通じて任務にあたるための軍事施設も作られたということです。
2016年には、北方領土の択捉島にも「バスチオン」が配備されていて、ロシアは周辺地域での軍事力強化を一層加速させています。(05日02:31)
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