出典:EPGの番組情報
土曜プレミアム・まつもtoなかい ~マッチングな夜~[字]
松本人志と中居正広が会わせてみたい2人をマッチング①千鳥大悟が憧れの長渕剛に初対面で緊張②伊藤沙莉&オズワルド伊藤が兄妹共演③布袋寅泰×新庄④山田孝之×菅田将暉
番組内容
松本人志と中居正広が“会わせてみたい2人”をマッチングする実験的トークドキュメンタリー第2弾。今回もさまざまな関係性を持つ4組が登場し、松本&中居を交え、テーマを決めずに語り合う。■長渕剛×大悟(千鳥)
シンガーソングライター・長渕剛のマッチング相手は、長渕の生き方に多大な影響を受けたという千鳥の大悟。憧れの人と念願の初対面を果たした大悟は、緊張のあまり言葉も出ず、松本&中居を心配させるが、
番組内容2
次第に2人は打ち解け、人生論や仕事論を展開。さらに、長渕は大悟のために生歌も披露!■布袋寅泰×新庄剛志
布袋寅泰と新庄剛志、音楽界と球界それぞれの世界で常に注目を集めるビッグスター同士のマッチングが実現!初対面ながら互いに「会いたかった」という2人が、意外にも楽しいトークを繰り広げる。■山田孝之×菅田将暉
30代の山田孝之と20代の菅田将暉、各世代を代表する実力派俳優2人が仕事から
番組内容3
プライベートまで語り尽くす!2人の演技論やエンタメ論に、50代の松本&40代の中居も興味津々?■伊藤沙莉×伊藤俊介(オズワルド)
伊藤沙莉、オズワルド・伊藤俊介の兄妹(きょうだい)がテレビ初対談!兄は芸人、妹は女優として活躍する中、お互いをどう見ているのかなど、赤裸々トークが展開。さらに、“俊介の妹で沙莉の姉”の史織さんがスタジオに登場!最初で最後(?)の伊藤三兄妹の共演が実現する!!
出演者
【MC】
松本人志
中居正広【ゲスト】
長渕剛×大悟(千鳥)
布袋寅泰×新庄剛志
山田孝之×菅田将暉
伊藤沙莉×伊藤俊介(オズワルド)
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中嶋優一
【総合演出】
西村陽次郎
【プロデューサー】
江本薫
松本彩夏(イーストファクトリー)
若林美樹
【チーフディレクター】
前田真人(イーストファクトリー)
【制作】
フジテレビ第二制作部ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 新庄
- 長渕
- 布袋
- 大悟
- ホント
- 沙莉
- 松本
- 自分
- 山田
- 俊介
- 全然
- 菅田
- 面白
- 監督
- 一緒
- 絶対
- テレビ
- 芸人
- お兄ちゃん
- 今日
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(2人)こんばんは。
意外と空きましたよね。
1年以上前になるみたいですよ。
あっ そうですか。
どうですか?
いや この番組 すごかったね。
ギャラクシー賞
取りにいくって言って
ホントに取っちゃうから。
有言実行ですもん。
取ったんですよね。
取ったんですよ。
今日も パパッとやって
パッと取りましょうよ。
パパッていうわけいかないですよ。
ホント?
松本さん 緊張しないですか?
いや ある程度 緊張はあるよ。
だって すごい人 来るし。
そこまで 普段 会わない人が
来るから。
僕は たぶん 松本さん以上に
すっげえ緊張してます。
全然 感じひんけどね。
まあ 今日も
どうなるか分かんないですし。
われわれがね どこまで
お二人の間にね…。
入れるかも分かんないですし
円滑なトークが 出るかどうかも
分からないですけども
第2回目です。
さあ それでは
『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』
始まり 始まり。
♬~
何で
僕のこと 変とか言うんすか?
何で笑うてんすか? 今。
え~ そっちでしょ!
全然 違う。
ヤバいっすね あれね。
「真面目か!」って言われるのも
嫌なんです。
ぶっ飛ばしてやりますよ
そんなやつ。
タコだな。
誰の前で言うてんねん!
ふざけんな お前。
2人は テレビで きょうだいだけども
共演したことがないのね。
しかも 中居君も 今から出てくる
2人は 会ったことがない。
僕 お二人とも初めてです。
これも すごいね。
2人とも初めてはない…。
ないよね。
松本さんは?
ホントに もう
ずぶずぶの関係ですよ。
鮮度は 僕の中に
あんま ないんですけど。
ただ この2人が きょうだいが
会うっていうのは ちょっと新鮮。
ましてや その妹が女優さんで
成功していくっていうの。
こういう構図 ないかもしんない。
兄貴は もう M-1 全然 駄目で。
全然 駄目じゃないですよ。
紙一重でしたよ。
紙一重ですから。
さあ それでは
まずは こちらの方に
入っていただきたいと思います。
お越しください どうぞ。
はい どうぞ
お掛けください。
初めましてですね。
初めましてなんやね ホントに。
(沙莉)よろしくお願いします。
「私の人生なんてクソみたいなもん
だと思うんですよね」
[9歳で 子役デビュー]
「ハハハ…
だから これバレたら 絶対クビ」
[以降…]
[多くの監督から
今 一番 仕事をしたい
若手女優といわれている]
「私には あの人が
人を殺すようには見えないです」
松本さん でも あるんですね。
番組では。
(沙莉)でも お酒 飲むときしか
お会いしてないので。
俺 番組で 何度か
共演してるけど
いっつも 酒 飲んでんねんな。
しらふで会うの 初めてで。
キャバ嬢みたいなもんやな。
そんなことじゃない。
あれ お仕事の一環ですから。
そうなのよね。
今日 お兄ちゃんとの… ねっ?
テレビで初めて…。
お兄ちゃん 初めてですか?
画面の中で…。
こう しゃべるのは初めてですね。
何か それって
やっぱり ちょっと
探り合った時期も
あったでしょうね。
最初は 口止めされてました。
えっ!? どっちにですか?
兄に 「言わないで」って
言われてました。
事務所とのやりとりというか
色々あるみたいよ。
浜田は 息子の話 したらあかん。
嘘! 聞いたことがない。
息子側の事務所から
NG食らってる。
お父さんだし
キャリアも違うし 大先輩だから。
浜田の息子って あんまり
プラスにならないんじゃない?
ミュージシャンにとってはですよ。
松本さん調べですよね?
いやいや… たぶん そうなのよ。
だって お兄ちゃんの方が
後からな感じですよね?
全然 後ですね。
で お兄ちゃんの方から
口止めされるんですか?
されました。
力 借りてるみたいの
嫌だからって言われて。
そういうことか。
(沙莉)でも 何か 私が
広瀬すずちゃんとかだったら
分かるんですけど
別に そんなに
力添えできないから。
でも 最近のね
伊藤 沙莉といえば
利用価値はあるんじゃないかな
お兄ちゃんにしたらね。
まあ ちょっと
言葉は悪いかもしれないけども。
さあ それでは 伊藤 沙莉さんに
われわれが マッチングするのは
この方です。
お入りください どうぞ。
♬~
(松本・沙莉)ハハハハ…。
何やろう この顔。
初めましてですね。 こんにちは。
よろしくお願いします。
(俊介)ごめんなさい。
何よりも 「M-1 全然 駄目」が
引っ掛かりすぎて ちょっと…。
そうでしょ?
違うやんか 違うやんか。
目の前で言ってくれた方が まだね。
衝撃っすわ ホントに。
「それは お前
かなり 何でやねんだよ」
「千葉出身のやつから 何でやねん
引き出すの ヤバいから」
[沙莉の兄
オズワルド 伊藤 俊介]
[ファーストラウンドでは
2位と10点差をつける…]
[異なる舞台で活躍する 兄と妹]
[若きトップランナー 2人が こよい
テレビ初対談]
[この2人 いったい どうなる]
よかったよ。 よかったけどな。
冗談だって。
最後の3組に残っただけでも
すごいことやんか もう。
(俊介)それを踏まえて
「全然 駄目」って
言ってたじゃないっすか 今。
いやいや
そんなことない そんなことない。
でも そんな… いつもの感じだね
今の 開口一番 それでくるって。
まず その「全然 駄目」ってのも
一個 引っ掛かったのと
やっぱり
中居さんも初めましてですし
松本さんは
やっぱ いつまでたっても
松本さんですから
われわれにとっては。
興奮とか緊張とか
色々 あったんですけど
やっぱ 「恥ずかしい」が
100%勝ちますね ちょっと。
何を のこのこ お前。
(沙莉)え~ そっちでしょ!
どっちかっていうと。
(俊介)まあ そうなんだけど。
子供時代
どんな きょうだいだった?
仲は良かったの?
そう。
距離が 全然 分からないです。
5個 離れてるんで
ホントに ちっちゃいころは
あんまり興味がなかったっすね。
まあまあ まあまあ…
男の子って そうかもしれんな。
真ん中の妹の方が 2個 下なんで。
えっ?
真ん中に もう1人いて。
あっ もう1人いるの!?
(沙莉)そうです。
真ん中に お姉ちゃんが。
そこは 結構 ケンカしたり…
2個下だったんで。
いじめられた
みたいな感じでもないんだ?
視界に入ってないっていう
感じですかね。
どっちの?
(沙莉)お兄ちゃんが
私を視界に入れてない。
えっ!
でも 売れてきたら
がっつり 利用しようという。
最低やな お前。
そんなに あいてないですよ。
そんなに あいてないから。
お前 ちょっと 言葉 選べ。
そうなんや。
(俊介)違います 違います。
まあ 言い方 大げさですけど
娘じゃないですけど…。
うち 親父もいなかったんで。
あっ そうなの?
父兄参観とかに来てくれてました。
へ~。
めちゃめちゃ ちゃんと
兄貴してるやんか。
そのときは そうっすね。
そのときは もう
テレビ出てるときだったんで
また あれなんですけど。
ほら。
お前… お前 悪いな。
みんな もう 意見 一緒だよ 今の。
嘘でしょ 嘘でしょ。
俺 すごい妹思いの…
めちゃくちゃ昔から
妹が いじめられてたら
兄貴が守ってみたいな
勝手に思ってた ごめん。
それ 姉の仕事でした。
姉が やってくれてた。
姉は 俺の指示によってですけど
それは。
嘘です。
何で 全部 自分の手柄にすんだよ。
長男ですから やっぱ。
何て 今 呼んでるんですか?
沙莉。
まあ… そうですね 沙莉っすね。
えっ? まあ でも…。
何? その… ごもごもって。
まあ 「ちゃいり」って
呼んだりもしますけど。
うわ~ 何 それ。
何か
あんまり センスを感じないな。
誰かに認められたくて
呼んでるわけじゃないんで。
中居も俺も でも 末っ子やんか。
だから 下に
ましてや 女の子がいるっていう
感覚がね ホントに分からない。
かわいがるのか
距離を置くのか。
最初 あんまり興味なくて
ある程度 小学校 上がるぐらい
お兄ちゃんになって
テレビに出始めて
僕が お笑い芸人を
始めたとこから
僕 いったん お兄ちゃん
やめさせてもらってるんですよ。
この期間。
言ってた。 だから あんまり
お兄ちゃんが芸人やってるって
言わないでねって
口止めされてるっていう。
僕が 芸人 始めたころには
ある程度は…。
知ってる人は知ってるに
なってたんで。
沙莉ちゃんのお兄ちゃんに
なりたくなかったってこと?
(俊介)そうですね はい。
5年 6年ぐらいは
言ってなかったですね。
でも よく お兄ちゃんの話
松本さんの番組でしてましたよね。
まあ してるよね。
すごい お兄ちゃんのこと
大好きな感じは
俺は 伝わってきてんねんけど。
いつ 最近 会ったの?
(俊介)最近なんて でも…。
(沙莉)全然 会えてなかった。
2人っきりってのは
一緒に住んでたとき以来
ないかな たぶん。
2年はないね 2人きりは。
2年前は一緒?
(俊介)2年前 一緒に
住ませてもらってたというか。
実家じゃなく… えっ?
2人暮らしです 東京で。
2人暮らししてんの?
変よね。 家賃 どうしてたん?
沙莉が 一応 22万円。
で 僕は 4万円 担当…。
お兄ちゃんの権威とかさ
言ってたじゃん。
沙莉ちゃんのお兄ちゃんは
芸人だって言われたくないって。
こいつ 腹立ってきたな。
4万円は でも 払ってたんで。
どっから出てきた4万円やねん。
4万円以下になると もう ホントに
お兄ちゃんに戻れなくなるなと。
ぎりぎりの数字が4万円でした。
それは 全然 お互い
一緒に住もうみたいなこと?
(沙莉)そうですね。
吹けば飛ぶような家に
住んでたんですよ 一瞬。
ネズミに ご飯 食べられたりとか
しちゃってたから
かわいそうだった。
「うち来なよ」って。
だって 友達の女優さん
来たりするわけでしょ?
めっちゃ来てました。
そんとき これ いるわけでしょ?
はい。 僕は 絶対に
タメ口で しゃべってましたね。
何の自慢やねん。
(俊介)妹の友達なんで。
例えば 松岡 茉優ちゃんとか…。
(沙莉)アリスとかね。
(俊介)広瀬アリスちゃんとか
家に来て
俺が 「おはようございます」
とかって言ったら
向こうも やっぱ
「いやいやいや」って…。
違う違う 違う違う。
それは
「いつも うちの沙莉が
お世話になってます」
「全然 自由に
ゆっくりしてってください」
いや 「お上がりよ」ですよ
こっちからしたら。
「あれ 見たよ」みたいな?
「あれ 見たよ~」って。
「よかったよ あれ」って。
でも 沙莉ちゃん 見たんでしょ?
M-1は。
(沙莉)見ました。 感動しました。
リアルタイムで?
(沙莉)リアルタイムで見てました。
1本目のときは
マジで いけるって思いました。
思ったよね~。
(沙莉)思いました。
どんな感じで見るの?
お兄ちゃんは
お兄ちゃんなんですけど
「面白い人」っていう感じ。
腹立つ顔。
今 腹立つ顔したな。
(俊介)今の顔以外の選択肢
教えてください じゃあ。
今 何か 腹立つ顔したな。
でも うれしいでしょ? 今の。
うれしいですね。
結局 どうやった?
最後の3組 妹から見て。
ごめんね 意地悪な質問で。
でも 聞いてみたい。
私は あれが正解だと思います。
錦鯉の優勝が。
「あれが正解」って言うと
少し上からですけど
2本目やったときに
あっ 逃したって思ったんで。
やっぱり お兄ちゃんたち。
(俊介)これは もう お前っていうか
国民が そうだと思うよ たぶん。
やっぱ ユニゾンのところがね
ずれちゃったんだよね。
細かく言うなよ。
いいんだよ 別に。
妹から見れば ひいき目で
「いやいや 全然 お兄ちゃんが
圧勝でした」って言うと思ってた。
面白いときは面白いんですけど
面白くないものは面白くないから。
はっきり言いますよね。
お笑いって やっぱり
そこ はっきりしちゃうもんね。
好みも もちろん あるだろうけど。
笑いがないってことは
失敗してるってことに
なってしまうからね。
何で 今回さ…。
こんな話 してもいいのかな?
最初 お二人でってね…。
この番組って半年ぐらい前から…。
動いてるよね。
でも 何か ちょっと
まだ そんな感じじゃなさそうな
雰囲気だったんですよ。
偉そうなこと… あれですけど
芸人の畑じゃないっすか
バラエティーも。
あと 沙莉と共演とかが
前に出過ぎると
お兄ちゃんにとっても
良くないんじゃない? みたいな。
僕は 全然
そんなことないんですけど。
そういうふうに言ってくれてて。
あっ そうだったんだ。
(俊介)たぶん… たぶんというか
完全に これが最後だなと
思ってます 僕は。
沙莉とバラエティーに出るのは。
何で?
(俊介)何でって
ここ 天井でしょ 絶対。
この出方で…
この出方で この2人と
これが バーターのゴールです
ここが もう。
マジで これ以上は…。
バーターなんやな。
(俊介)これが なかったら
沙莉と ちょろちょろ
小銭稼ぎに出掛けようかなと
思ってたんですけど
これがあったら もう ないですよ。
僕が めちゃくちゃ もっと
売れることができて
今度 沙莉の畑で
何か 一緒にできたらとかは
もしかしたら
あるかもしんないっすけど
バラエティーってなったら 沙莉とは
たぶん 出ないと思います テレビは。
でも 今 言ったように
沙莉ちゃんの畑 お芝居で
オファーが来るのがいいなって…。
出たいっていうよりは
もし 沙莉と共演する可能性が
あるとしたら もう そっち…。
どうすんの?
例えば 恋人同士ですとか。
そんなバカな演出家 いますか?
まあ でも 面白がりたいやつ
おるかもしれへん。
ぶっ飛ばしてやりますよ
そんなやつ 俺。
芸人と ラブストーリー
みたいなことも あるかも…。
(俊介)マジで勘弁してほしいね。
(沙莉)この前 屋敷さん…。
あっ そうなんや。
やっぱり つらいもんなの?
(俊介)
絶対 やめてほしいっすね。
(沙莉)目 つぶり過ぎだよ。
特に 屋敷さんとかなんて
絶対 やめてほしかった。
嶋佐やったら まだいい?
嶋佐さんは もう ホントに
おとこ気の男だから。
屋敷さんは ホント
人の不幸は蜜の味の人だから。
絡んでほしくない?
キスシーンとかも 絶対 嫌なんや。
キスシーンなんて 絶対
やめてほしいっすね ホントに。
でも それは ありますもんね。
やっぱり 妹に対して
そういう感情もあるんやな。
どっちかっつったら
そっちが メインですよね。
じゃあ 妹が芸人と結婚する
ってなったら どうすんの?
考えられないですね ホントに。
芸人なんて カスばっかりだから。
誰の前で言ってんねん!
(俊介)いや 込みで
カスばっかりです 松本さん。
申し訳ないっすけど。
はっきり入った。
バーサス 女性に対しては
芸人は カスばっかりですよ。
でも あり得ると思うのよね。
芸人さん 好きになる可能性ある?
あると思います 大いに。
あるって。
なっ… 何で?
(沙莉)えっ?
しょうがないでしょ。
みんな 芸人さん 頭いいしね。
(沙莉)うん。 面白いし。
面白いだけで結婚しちゃったら
うちみたいなことになるよ。
だから 離婚して…。
そんな世知辛さを?
どえらい展開に持っていくな。
お父さんはさ…
えっ いつですか?
親父は
僕が 小学校 上がるぐらい。
沙莉なんて ほぼ
一緒に暮らしたことないです。
暮らした記憶ないですね。
母ちゃん一人で
3人 育てたってこと?
(俊介)一応 母ちゃんの姉ちゃんも
一緒に暮らしてたんで。
伯母さんか。
(俊介)伯母さんです。
ず~っと ちっちゃいころから
今もっすけど。
じゃあ 伊藤は
周り 女の子ばっかりやったんや。
(俊介)その後 10年間
キャバクラでバイトしてるんで
女の子には 逆らえない体には
なってます 正直。
じゃあ
そんなに裕福ではなかったね?
だって お母さんだけだもんね。
そうですね。
裕福ではなかったですね。
昔の家族の話になると
そういう 苦労した部分も
なきにしもあらずかも
しれないですけど
それを話すには やっぱ
こんなん言うの あれですけど
お二方が
ちょっと強すぎるというか。
昔の 子供時代の…。
(松本・中居)どういうこと?
(俊介)レベル違うなというか。
うちの親父 貿易商やで?
中居君のお父さん
何してる人やったっけ?
フリーターみたい…。
フリーターっていうか
何か 転々としてる感じですね。
あっ うちも そう。
うちも そう。
何か 百貨店とか あんな所にある
何階かにある
何とかフェアみたいの
あるやんか。
ああいう
何とかフェアみたいなんを
発泡スチロールで 「フェア」って
切り取って 張るような
空間プロデューサー。
遊ぶものもさ 娯楽の
レパートリーも やっぱり
男の子と女の子で おもちゃが
いっぱい あるわけでもないし。
でも 遊ぶものって言うと
あれですけど
昔から 住宅情報誌を読むのが
すっごい好きで。
たぶん そのころから
絶対に こういう家に住むんだ
っていうのが
あったのかなっていう。
よく ポストに入ってるよね。
3, 800万 2LDKみたいな。
好きやった?
あれ 好きでしたね。
え~!
集めて クリップにしてたの…。
同じです。
え~ マジで?
やっぱね… まず トイレ。
トイレが 水洗に
やっぱり 憧れますよ。
ちょっと 次元が…。
もしかしたら 俺をも超えてる?
違う違う 違う違う…。
そういうことじゃない。
何か そういうの集めて
僕の部屋とか
お兄ちゃんの部屋とかって
やってるのが。
自分の部屋が欲しいなとか
こういうお風呂がいいなとか
っていうのを ちっちゃいころ。
何か 分かんなくないなって。
真ん中の子は
どういう子なんですか?
もしかしたら 芸能界に
あいつが入ってたとしたら
一番 向いていた可能性は
あるんじゃないかと思ってます。
性格的に。
一番 近いのでいったら
それこそ フワちゃんみたいな。
めちゃくちゃ明るいんすよ
ホントに。
3人とも明るいんやな。
その中で 一番 明るいんや。
お姉ちゃんは
群 抜いて 明るい。
テレビ出演 NGなの? その人。
テレビ出演ですか?
えっ 出す気でいるんですか?
今まで 出たことあるんですか?
松本さんと中居さんに会うまで
僕 10年で 沙莉も 19年ぐらい。
あいつ 芸歴ゼロで
会わすわけにはいかないっす。
それでは 今日はですね
もう1人
ゲストの方が来てるということで。
お入りください どうぞ。
♬~どちらかと言えば嫌いなやつ
♬~本当ならば仲良くならない
♬~なのに なのに
♬~なのに なのに
♬~デコとボコがハマれば
♬~楽しくて
<ひとのときを、想う。 JT>
それでは 今日はですね もう1人
ゲストの方が来てるということで。
お入りください どうぞ。
(俊介)ヤッバ!
♬~
(笑い声)
俊介さんの妹で
沙莉ちゃんのお姉ちゃんの
史織さんです。
お入りください どうぞ。
よろしくお願いします。
どうも 初めまして。
ハハッ! 初めまして!
(史織)えっ マジすごい。
初めましてですよね?
(史織)初めましてですよね。
(俊介)最悪!
一番 声 出てます 今日。
ホントですか?
暗くてね 2人とも。
想像したとおりの感じの人やわ。
3人で テレビ出るのって
今まで…。
初です 初。
民度が がくんと下がりましたよ。
いいんですか? ホントに。
M-1は どうでした?
M-1 面白かったですよね。
ドンマイ ドンマイって感じで。
ちょっと違うな。
1・1と違うな また。
頼むから 少しだけ緊張してくれ。
少しだけでいいから。
沙莉ちゃんと どんな…。
ここは 激仲良しなんですよ。
ここ 激仲なんだ。
はい。
あっ こういう構図になるのね。
また こういう化学反応
生まれるんだね。
真ん中が入ることによって。
はい。 かき乱されるというか。
ちょっと これは
マジで 何も考えてなかったな。
テンションが
どんどん下がってきてるでしょ。
逆よ?
だって 一番 元気よ。
真ん中の 妹 お姉ちゃんが。
そりゃ そうですよ。 こいつは
失うもの 何もないんですから。
のこのこ出てきて お前。
どうする?
やんなよ ちゃんと。
やんなよ ちゃんと。
ちょっと ホント 回してよ。
回せよ。
だって 俺の畑なんでしょ? ここ。
言ってた!
(史織)言ってましたよね。
ここは 俺の畑だって。
(俊介)最悪。
「俺の畑に 沙莉が
来たじゃないですか」
「ゆくゆくは 沙莉の畑で」って。
最悪だわ!
全然 耕してくれへんやん。
土 カッチカチやで。
日頃 どんな お兄ちゃん?
沙莉ちゃんが見てる お兄ちゃんと
またちょっと違うような気がして。
(史織)でも やっぱり
いざというときは長男ですよ。
例えば 「いざ」って何?
それこそ
エピソードじゃないですけど
史織が ずっと バレーボールをやってて
小学校 中学校でね。
でも 中学校で ちょっと
道をそれてしまったと。
バレーボールが しんどくなってしまった…
高校 上がってすぐぐらいのときか。
あんときなんて もう
一晩中 相談 乗ってな。
乗ってねえよ。
(俊介)これは ヤバい。
これは ヤバいわ。
ひでえな。
(俊介)これは 心外 マジで。
もういいって お前。
ウケるからって いいって そんな。
(史織)一晩中って何?
一晩中みたいなのが入ってくると
いや 一晩中じゃ…。
(俊介)一晩中なんて
ご愛嬌だから そんなの。
いやいやいや…。
いいんだよ 別に。
2時間だろうが 一晩中でいいのよ
別に そんなの。
それが 俺の畑なんだ お前。
2時間を一晩中って言うのが
俺の畑なんだよ お前。
(史織)伏線回収してるよ。
(俊介)ふざけんじゃないよ。
ここが ちょっと 話…
出なそうなんで
さらに ゲストの方が…。
冗談でしょ。 誰っすか?
こちらです。
もう 分からんっすよ。
(沙莉)あ~!
こちらの方から。
(女性)はい。
あっ 生みの親です。
お母さん?
どうも 今日は
お母さんに来ていただいて。
お世話になってます。
そして お隣の方が?
(女性)あっ 伯母です。
さっきね あの…。
お母さんのお姉さん。
はい そうです。
伯母さんって来るんですね
テレビ。
一緒に住んでるんで
家族なんです。
そうですよね。 だから
話に出てきた登場人物が 今。
で? …なると?
(男性)あっ 史織の旦那です。
そうなんですね。
う~わ!
いや ミーハー一族じゃん ただの。
いやいや
わざわざ来ていただいたんですよ。
みんなが来てくれるって やっぱ
愛がないと来てもらえないからね。
(母)いや 違う。
お二人に会いたかっただけ。
われわれに会いたかっただけ。
なるほど なるほど。
別に 愛とかじゃないって。
愛とかじゃないって。
全然 分かんないっすけど
目の前で ずっと
「ドッキリだよ」って
言われながら…。
言われながら
ドッキリにかけられてる感じする。
いい思い出になりましたね。
(史織)ありがとうございます。
伊藤3きょうだいでございました。
ありがとうございました。
(沙莉・史織)
ありがとうございました。
(俊介・沙莉・史織)
ありがとうございました。
ええやんか 3きょうだい。
いい きょうだいだ。
初対面ってことですよね。
初対面なのかな?
共通点も いまいち分からない。
襟 ちょっと 立て気味って感じは
あるかもしれない。
何の話をするのか 何が聞きたくて
何を答えたいのか
全然 分かんないですね。
う~ん… まあ ちょっと
お呼びするしかないね
どちらか 先に。
これは
探り探りになりそうですね。
さあ それでは まずは
この方に入っていただきましょう。
お入りください どうぞ。
♬~
ハハハハ…
あっ ビッグボスや。
絶対
襟 狙ってるし。
ちょっとだけです。
ちょっとだけ はい。
お約束みたいに
なっちゃってるから。
(新庄)お願いします。
よろしくお願いします。
松本さんは?
バラエティー…。
もうね 新庄さんは
バラエティー慣れしてらっしゃるし。
あのね でも 監督になって
出るのが嫌になってきたっす。
しんどく… 疲れちゃった?
言葉の使い方とかを
変えないといけないのかなとか。
さすがに 監督っぽく?
(新庄)そう 監督っぽく。
それは 新庄さん
やめた方がいいですよ。
今までどおりの…。
そうじゃんか。
だって 球団は それを求めて…。
それを求めてない。
チームを強くするために
俺を監督にしたんだから。
聞きますけど
ホントに監督やります?
やってんの もう。
なってんの。 ねえ。
真面目にしないといけないと
ちょっと 思っちゃうんですね。
(新庄)だから こういうとこで
下ネタとかは 言うのは
ちょっと控えてる。
監督 決まる前
うちの番組 来たとき
めちゃくちゃ言ってましたよ。
風俗の話とかしてましたよ。
それね それね
俺 使うと思ってないから!
使われたのよ。 最悪と思って。
まあ それは すいません。
すいませんっていうか
僕が 使えって
言ったわけじゃないですけど。
松本さんに カチンときたもん 俺。
すいません。 スタッフがね
バカなんですよ。 申し訳ないです。
そのころ まさかね 監督になると
思ってもなかったので。
ハハハッ!
大爆笑だ。
この方 ホントに明るいし。
ちょっと 新庄さん
もう 待ってるんですよ。
あっ 憧れの。
どうですか? 新庄さん この方。
実は 俺 初めてじゃないんですよ。
この話を ちょっとね…。
違う違う。
俺 謝りたいことがあるんですよ。
いろんな人に謝らないと駄目…。
いや もう。
さあ それでは 新庄さんに
われわれが マッチングするのは
この方です。 どうぞ。
♬~
どうも。
お久しぶりです。
どうも お久しぶり。
どうも 初めまして
布袋です。
♬「Baby Baby Baby
Baby Baby Baby Baby」
[日本が 世界に誇るギタリスト
布袋 寅泰]
[デビュー 40周年の去年
世界が見つめる
東京パラリンピック開会式のパフォーマンスで
新たな伝説をつくった
世界の布袋]
[氷室 京介らと共に結成した
伝説のロックバンド BWY時代から
音楽シーンの
トップを走り続けてきた]
[ハリウッド映画 『キル・ビル』の
メインテーマでも知られる
布袋のギターは…]
[世界を熱くする
ビッグな2人の
ビッグスターマッチング]
[この2人 いったい どうなる]
(布袋)ビッグボス ビッグボス。
(新庄)布袋さん 布袋さん。
でも 初めましてじゃないという。
(新庄)僕は違うんです。
(布袋)いつ どこで?
布袋さん 目をつぶってもらって
34年前を描いてもらえますか?
34年前!?
(新庄)34年前。
布袋さん 目をつぶってもらって
34年前を描いてもらえますか?
34年前!?
(新庄)34年前。
成田空港で
ある高校生が
布袋さんの前に来て
「おい こら 布袋。 どこ行くんや」
って言われたの 覚えてます?
いや まったく覚えてない。
(新庄)覚えてない!
34年前!?
(新庄)それ 僕…。
僕 高校生のときに
修学旅行が ハワイだった。
そこで 布袋さんがいて
カッコつけたかったのかな?
やんちゃな時期で。
(新庄)目の前 行って
「おい こら 布袋。 どこ行くん?」
っつったら
「おっ… どっか行けよ」
(新庄)って言われました。
あのときは すいませんでした。
むしろね あのときよりも
今のことに怒りたい。
俺 こんなですか?
これが ビッグボスなんですよ。
すいません。
そっか。 そういう意味か
初対面じゃないって。
よく ぶん殴らなかったですよね。
逆に 怖いじゃないですか。
そうですか。
(新庄)すいませんでした。
でも タッパが一緒ぐらいで
びっくりしました。
(新庄)僕 181。
わ~ 布袋さん やっぱり…。
布袋さん 何年ぶりでしたっけ?
僕 もう 18年とか…。
あのときより
また おっきくなってません?
いやいや そんなことない。
そんなことないです。
お久しぶりです。
でも 20年ぶりぐらいですか。
(布袋)中居さんとも お久しぶり。
お久しぶりです。
こういうバラエティーには
まず お出にならないから。
緊張するんですよ。
やっぱり 慣れないことだから。
ギターでも持ってれば まだ
どこのステージでも。
だって もう
トークのプロじゃないですか。
すごいですよね。
下ネタも
ばんばん挟んできますし。
使えないから 松本さん。
ホントに怒られる
オーナーに 今度。
このマッチングは 布袋さん
どう思われました? 最初。
この前のとき 甲本君の回も
拝見していて
すごい面白い番組だなと思って。
で お話 来たとき
僕? どなたと? って
あんまり ぱっと 会いたい人って
目に浮かばなかったんですよ。
それで 新庄さんってお話 出て
会いたいわ。
余計に 布袋さん だから
見通しがつかないじゃないですか。
それが怖くて
トーク番組 出られないのかなと。
(布袋)そうですね。
一番
見通しつかないじゃないですか。
ピュア過ぎるじゃないですか。
ピュアな方ですよ。
それでいて 実は ものすごく
クレバーな人だと思いますよ。
両極端のを持ってるのかなって。
新庄さん もちろん BWY…。
(新庄)僕は 中学校のときに
BWYを 朝から晩まで
ず~っと聴いてました。
セックスの最中も
ず~っと かけてたもん。
絶対 使うよ?
何かさ 僕よりも
ロックスターっぽいもん。
ロックンロールスターみたい。
松本さんは まだ 50代?
58です。
僕 60になったんですよ。
あっ でも もう…。
お二人は 同じぐらいなんでしょ?
(新庄)1個下です。
僕が 49で。 あっ 50?
50 50。
50と60だ。
すごいな 考えたら。
僕もね あんまり 野球には
詳しくない方なので
失礼があっちゃいけないなと
思いつつ
今年は
野球 見る人 多いですよね。
それが 一番 うれしいですね。
絶対 見ますもん。
(新庄)野球に興味がない人が
どんな野球してんねんって
見られるのが
すっごい
うれしくて仕方ないっすね。
だから
こういうバラエティーに出て
プロ野球に
こんな監督がいるんですよ
っていうのを伝えたくて 結構…。
ってことは 今まで じゃあ
監督が正式に決まって
発表してから 順調ですね。
(新庄)順調。 で シーズン入ったら
俺が主役じゃないから。
選手が主役になってくるから…。
いやいや ずっと
主役なような気がしません?
やっぱ 目立ちたい…。
(新庄)ちょっとね。
(布袋)
現役のときもスターだったし
それこそ 新庄さんに憧れて
野球 始めた 少年たちも
多いと思うんですよね。
監督になって
50という また 新しいフェーズで
新しいチャレンジをしながらも
野球愛が熱くて
で また 夢を与えてるって
これ 最高じゃないですか。
(新庄)選手が 俺を見て
憧れの選手が僕っていう選手
多くて。
世代的に そうでしょうね。
だから 野球の説明をしてても
あまり聞いてないっていうね。
あっ 上の空?
そうなのよ。
そしたら 布袋さんを目指してる
ミュージシャンが
今 20代 30代にいるわけですよね。
そうでしょうね。
BWYを聴いて育った…。
BWYなんて
ずいぶん前の話ですよ。
BWY 解散して何年…。
もう だって 三十何年前。
だって BWYって
6年しかやってなかったんですよ。
そうですね。
急に解散しましたもんね。
今 おうちに
BWYの何かはあるんですか?
ありますよ もちろん。
聴かないですけどね。
聴くことはないんですか?
(布袋)
聴くことは めったにないですね。
外 歩いてるときに
耳に入ってくる
みたいなことは あるとしても。
YouTubeで 色々 見てると
自分が出てくるじゃないですか。
若いころのね 自分が。
ちょっと 甘酸っぱいような。
でも 今 見ても 聴いても
カッコイイですけどね。
(新庄)だって
出す歌 出す歌 外れがなくて。
1曲だけしか。
(布袋)えっ? 何それ。 何それ。
(新庄)これは BWYじゃないだろ
っていう歌が 1曲あった。
♬「B.B.B.B ON MY BEAT」って
あったでしょ?
『ON MY BEAT』
(新庄)あれは 僕 好きじゃなかった。
(布袋)むしろ パンクバンド時代の
BWYをご存じの方は
あの曲が 一番 好きって人…。
(新庄)そうなんですか。
(布袋)あれね ライブハウスで
一番 盛り上がってた曲なんです。
ライブハウス時代 知らないから。
アマチュア時代みたいな。
実は
今日 それを歌っていただける。
いやいや…。
そんな話 なってないですから。
でも 自分の過去のVTRを見て
今 見ても カッコイイなって
言えるのが
ホント すてきだなと思って。
ちょっと恥ずかしいとか
こんなの やめてくれよ
っていうことでも
なさそうですね。
(布袋)でも やっぱ
40周年 迎えて 60歳になって
あのときあっての僕ですもん。
だから 逆に言うと。
若いころは気付かなかった
あのときの大切さとか あと
パートナー 氷室 京介と出会えたことは
やっぱり 大きいし
ドラム ベース
まこっちゃん まっちゃん
あの4人でやれたっていうのが
やっぱ よかったんですよね。
氷室さんと会うことはない?
(布袋)長くお会いしてないですね。
氷室さんの
引退のね ライブのときも
行かれてましたもんね。
(布袋)行きました。
布袋さんのギターの
あのマーク…。
柄?
(新庄)柄。
どうやって編み出したか
知ってる? こういうやつ。
知ってるの? それ。
(新庄)知ってる 俺は。
だって
めちゃくちゃファンだもん。
(新庄)布袋さんのギターの
あのマーク…。
柄?
(新庄)柄。
どうやって編み出したか
知ってる? こういうやつ。
知ってるの? それ。
(新庄)知ってる 俺は。
だって
めちゃくちゃファンだもん。
何? 教えてよ。
布袋さんが… 場所は ちょっと
定かではないんですけど
飲み屋に行きました。
(布袋)はい。
(新庄)コースターに
布袋さんが落書きで
び~ってしました。
「おっ これ カッコ良くね?」
…から始まったっていう。
全然 違う。
指さされて 「全然 違う」って。
(新庄)あっ 違いました?
(布袋)全然 違う。
あれ 教えてくださいよ。
あるんですか? 理由は。 あるか。
僕ね そのころ
お金 まったくなかった。
毎日 マヨネーズご飯
食ってましたから。
ギター 1本しか
持ってなかったんですよ。
BWY デビューする寸前ぐらい…
ライブハウス時代。
それでやってるうちに
ある日 高円寺のアパートで
ベースのまっちゃんと
焼酎 飲みながら
「ペイントしようよ」なんて
言いながら パンキッシュなね…。
ペンキ投げたりしながら。
パンクな感じでいこうと。
それで 僕 あれ
一筆書きで書いたんですよ。
コースターじゃなくて ギターに。
(新庄)そうなんですね。
(布袋)で それが
今 思えば 俺の人生みたいに
こっち行ったら
ここに つながるし
こっち行ったら
また 違うストーリーが始まるし。
意味はなく描いたんだけど
何か 迷路みたいで
でも 何か モダンだし。
しっくりきたんですよ。
それが しっくりきたんですよね。
うん。 ラッキーでしたよ。
(新庄)布袋さんって
さあ 曲 作るぞって
思ったときに
机に座って さあ 作り出そうって
なってんのか
移動中に…。
(布袋)もしくは コースターに。
(新庄)移動中に
ぽんって浮かんでくるのか
どっちなんですか?
(布袋)どっちかっつうと 移動中。
こうは書かないですね。
(新庄)それは サビからですか?
それとも 最初の方から?
いや リズムからですかね。
あと ♬「ドンダッタ タ~ラ
タッタ~ラ BAMBINA」とか
そのときから 「BAMBINA」っていう
言葉がついてたし
『BE MY BABY』は ♬「BE MY BABY
BE MY BABY」から作りましたし。
はやい人で 7~8分で
1曲できるんでしょ?
が~って いけるときもあれば。
それ ありますよ。
僕も 調子いいとき
漫才 5分でできます。
そういうとき あるんですよね。
そんなのあります?
あるあるある。 5分でできた。
アイデア…。
監督 どうしてんすか?
例えば
上から おりてくる
バイクで出てくる
それこそ こないだの
ファンフェスティバルで…。
あれ でも 出てこなかったら
何も できないじゃないですか。
ない。 それはない。
新しいことをしたいから。
もう 同じことはしないから。
いろんな…
海外から入手することが多いかな。
海外の映像だったりとか。
エンターテインメントとか。
マウンドから出てくるって
どうですか? 埋まってて。
ピッチャー投げれない その後。
下から?
ず~っと 埋まってて…。
(新庄)ちょっとね
教えてほしいことがあって。
テレビで こういうトークは
全然 問題ない。
選手とか スタッフが
ば~っていて
30分 話してくれ。 どうぞ 監督。
いや…
これは もう 一番 不得意で。
新庄さん あれですよ。
ウケたいからでしょ?
それも あるんですよ。
普通 ウケずに
30分 しゃべるんですもん。
「真面目か!」って言われるのも
嫌なんです。
ウケたいと思ってしまうと
30分 きついっすよ。
それが駄目なんですね。
めちゃくちゃ真剣にしゃべったら
たぶん みんな クスクス笑いだす。
お二人に聞きたいんですけど
途中で 海外に行かれたじゃない。
(新庄)行った 行った。 僕はバリ。
布袋さんは?
僕は ロンドンですね。
イギリス ロンドンですよね。
それって 僕なんか
留学もしたことなければ
海外に 拠点を移したこと
ないんすけども
それ 何か 勇気というか…。
いりませんよね?
(布袋)そうですね。
僕は だから ちょうど
お二方の年齢のとき
50歳のときに 家族で
イギリスに移住しましたから。
50代まで 全部が
うまくいったわけじゃないけど
バンドがあって
いろんな夢がかなって
それこそ
東京に 大きなうちも建って
家族もいて
もう これで OKじゃない?
あとは これを しっかり守る
っていう人生も あるんだけど
待てよ。
っちゅうことは
これから
何か 面白くならないの?
それ 面白くするのは
自分しかいないじゃない。
間違いないっす 間違いないっす。
(布袋)環境を変えるってことと
まあ 僕の50代と
娘が ちょうど10歳でしたから。
美樹さんも 50代。
この 家族の10年間
っていうのを
一緒に アドベンチャーしたいなっていう
思いもあったんですよね。
苦労自慢するわけじゃないけど
色々やったんですよ。
ギター持って
オーディション行ったり
いろんなとこに お願いに行って
断られたり
ライブハウスで
客が入んなかったり
そんなの見てると 悔しさが…。
きたきた。
久しぶりの この悔しさ。
悔しさこそが
夢につながると思うし
負けないと分からないことも
あるじゃない。
ちっちゃいころから
お金をたくさん稼いで
海外に 好きな子と一緒に住みたい
っていうのは 俺 夢あったから。
海外で 好きな子と?
(新庄)海外で 好きな子と。
だから この 監督になりました。
3~4年 がっ!と野球に集中して
また 海外 住みたいもん。
好きな子と?
(新庄)好きな子と。
好きな女の子と?
好きな女の子と。
夢って 大事ですよね。
やっぱ こういう時代になると
大人になったりすると 余計に
夢っていう言葉が
ちょっと恥ずかしかったり
厚かましかったり
暑苦しかったり。
何か そういう言葉じゃ
いけないと思うんですよね。
(新庄)苦労を
楽しいって思うとこまで
とことん 自分に負けずに
やっていくことが
楽しいんですよね。 僕はね。
楽しめるまでが
でも なかなか たどりつけないな。
(新庄)それはね 毎日
やり続けるしかない ただただ。
でも あんまり高い目標を
つくり過ぎると
飽きるというかね。
そこら辺が
ちょっと難しいんですけど。
過程だと思うんですよね。
その道すがら?
(新庄)それが 一番 楽しい。
つかんでしまったら
何か 意外と簡単だったなって。
また 新しい目標つくって
それの繰り返しが人生だと 僕は。
(布袋)だって 1回ですよ 人生。
(新庄)1回しかないですよね。
今までの人生で 夢をつくって
何個ぐらい かないました?
もう 10個 100個は
かなえたと思います。
そういう考え方
あんまりしたことなかった。
(布袋)でも 100個とったから
1点ずつで 100点かって
そういうことじゃないし
大きさじゃないし
自慢することじゃないし。 ねっ?
クリアしていくと 今度
ハードル上げたくなりません?
そうですね。
だから 環境を変えたりだとか。
(布袋)まだまだ
ここじゃないと思いたいですよね。
自分の可能性っていうか。
僕が こんなこと言うのも
あれなんですけど
新庄さんから
今回 監督になって
布袋さんに お願いみたいなのとか
ないんですか?
めちゃくちゃあります。
(布袋)何ですか?
いや これね
かなわないと思いますけど
ビッグボスの…
合った歌というか。
ファイターズにじゃない。
ビッグボスに対して
個人的に欲しいんですよ。
それ ちょっと
話 おっきくなり過ぎますよね。
それは こういう所で頼むと
断りにくいし さすがに。 ねっ?
じゃあ 松本さん
もし ファイターズが 今年
2位。
(布袋)2位?
(新庄)なったときに
来年の優勝のために
がっ!と
こう 燃えさせてくれるような。
それ 新庄さんへってことですか?
(新庄)はい。
僕 DeNAに 曲を作ってるんで。
あっ そうなんですか。
(布袋)ちょっと その辺の…。
もう まったく駄目です。
これは
どうしようもないですね。
色々なご事情があるんだとしても
新庄さんの…。
個人のは よくないっすか?
(布袋)それで 2位。
目指せ 2位って
あんまり聞いたことない…。
逆に 1位になったら
作ってもらえないっていう。
おかしなる。
いやいや… 2位限定で。
じゃあ やりましょうよ
2位限定で。
2位…。
(布袋)それさ でもさ 優勝決定戦
すっげえ 俺たち ドキドキしますよね。
新庄さん
負けろ 負けろと思うわけでしょ?
作ってほしい方が勝っちゃって。
そう。
マイナーな選手ばっかり出して。
怒られるよ 球団に。
完全に 2位 狙うとるな~
みたいな。
松本さん 始球式 どうですか?
僕がですか!?
すげえ 色々 言ってくるじゃん。
(新庄)始球式から国歌斉唱。
怒られます。
怒られます 怒られます。
(松本・新庄)あっ 国歌斉唱!
中居君が国歌斉唱するなら
僕も 始球式やります。
じゃあ 俺も ギター弾いちゃう。
(新庄)あ~ やった!
ちょっと待ってください。
布袋さんから新庄さんに 監督に
こんなの やってほしいなとか。
実はね 今日はね
新庄さんだけじゃなくって
僕 ギタリストで
いつも 僕が さっき言った
ストライプのギター
弾いてるじゃないすか。
あのギターを 皆さんが
持ってるところ見てみたい。
何 それ。
持てばいいんですか?
(布袋)持ってね
♬「ジャカジャ~ン」って。
(新庄)やりたい やりたい。
不思議なオーダーが入りましたよ。
あ~ もう 新庄は これ…。
新庄は これ ちょっと…。
(布袋)いいねえ。
やっぱ ロックスターだわ。
♬(歌声)
新庄は似合うわ。
似合うな。 いいな。
(布袋)中居さん。
(笑い声)
っていうか タキシードは 何かな。
松本さんもね
だって 髪の色…。
んっ? これ こう…。
絶対 似合うはずです。
(笑い声)
(新庄)どう? どう?
「バイトするならタウンワーク!」みたいな。
じゃあ 布袋さん 見せてください。
(布袋)本物ね。
あ~ でも
パラリンピック以来ですよ。
赤に映えるな。
パラリンピック どうでした?
いや~ あれは もう
本当にね 忘れられないですね。
緊張しましたか?
(布袋)
緊張というより感動ですね。
あのときね デコトラの奥に
僕ら みんないて
こちらに 盲目のギタリストがいて
こちらに 車いすのギタリストがいて
ポツポツ
雨が降ってきたんですよ。
あっ どうしよう。
車いすの演者の方々とか
滑ったりしたら どうしよう。
柄にもなく ちょっと緊張して
ドキドキしてきたのね。
それで 隣の盲目の彼を見たら
空を見上げて。
ここ 抜けてたんですけど
雨に打たれながら
にこにこ笑ってるんですよ。
見えない空を感じてるっていうか。
それ 見たときに。
もうね 胸が熱くなっちゃって。
これは いいものになるぞと
思いましたけどね。
いい話を聞かせていただきました。
ありがとうございました!
布袋さん
ありがとうございました。
新庄監督
ありがとうございました。
絡み合ってんの見てるようで
見たことないのかな?
ちょっと
本人たちに聞きたいけど
もう完全に 今回は
同業者ですから。
でも ホント お二人とも 俳優。
俳優 俳優。
何かをやりながらとかじゃなくて
俳優っていうお二人ですからね。
それでは まずは こちらの方に
入っていただきましょう。 どうぞ。
♬~
はい お入りください。
俳優 菅田 将暉さん
お掛けください。
どうぞ
よろしくお願いいたします。
菅田君は もう この番組
レギュラーですもんね。
そうなんですか?
レギュラーですよ もう。
だって この2回やって
2回とも出ての 3人ですから。
レギュラー増えましたね。
ありがとうございます。
何の手応えも 前回
なかったんですけど。
前回ね 終わった後に
みんなで ちょっと
飲みに行きましてね。
そこで 彼がね
言ってたんですよね。
実はって。 僕は 今
すごく好きな人がいて。
「結婚したいんですよね
結婚したいんですよね」って。
いや 何で あんなこと言った…。
結構 唐突に来たよ。
俺は 急に来たから
知らんがなと思ったけど。
いやいや… えっ! 嘘!?
さあ そんな菅田 将暉さんと
僕らがマッチングするのは
この方です!
♬~
はい お入りください。
山田 孝之さんです。
お掛けください。
どうぞ よろしくお願いします。
もうね 怪優ですよ 怪優。
僕に言わしたら もう怪優ですよ。
怪しく演じる 怪優です。
今 歩いてくる この間も
何かに入ってんねやろなって。
何も入ってないです。
何も入ってないです。
「私が 勇者ヨシヒコです!」
[俳優 山田 孝之]
「知ってるか? お前」
「めちゃくちゃいい匂いするぞ」
[シリアスな役から
コミカルな役まで
変幻自在に演じる…]
[ドラマ 『全裸監督』では
伝説のAV監督を怪演]
[誰もが認める 日本を代表する
実力派俳優となった]
[その才能は 演技にとどまらず
映画プロデューサーや
監督としても活躍する
山田 孝之]
[こよい 世代を代表する俳優
夢のマッチングが実現]
[この2人 いったい どうなる!?]
(山田)久しぶり。
(菅田)久しぶりです。
えっ そんな感じなの?
(山田)いや 結構 久々ですし
だって
こういう感じは ないもんね。
(菅田)ないっすね。
テレビでみたいなの ないっすね。
共演は?
(山田)共演は まあ
ちょこちょこと
3回ぐらい あんのかな。
何か 食事したりとか
飲みに行ったりとか。
(山田)でも 連絡先 知ってるけど
直で誘うとかって あんまないよね。
ないっすね。
どういうこと?
(山田)他の人がいて
誰かが 声 掛けて。
じゃあ 菅田 呼ぼっか みたいな。
直で じゃあ
飲み連れてってくださいよ。
飯 どうですか? 行かないって
何で それは 直で行かないの?
菅田君としては ちょっと
山田君は 苦手な感じなの?
いやいや 苦手っていうか
僕も 憧れの先輩なんで。
だから 何か
あんまり近寄りすぎるのも
何か 気持ち悪くないっすか?
僕が そもそも
人に連絡をしないんですよね。
ご飯 行くときとか 飲むときとか
1人で行きたいんですよ。
そうか。 1人で 俺
ご飯 食べに行くことないな~。
(山田)でも それこそ
撮影でさ 結構 地方に
ずっと いるとかってなったら
やっぱり そこには 何があるのか
っていうのを知りたい…。
それは ほら マネジャーさんとか
共演者の人とかで行って 1人で…。
共演者の人も マネジャーさんも
自分の時間があるじゃないっすか。
大事な時間が。
それを 僕が誘って断れない空気は
ちょっと嫌なんですよ。
気ぃ使いなのかな? それ。
菅田君は 俳優 山田 孝之は
どういうふうに見てんのかな?
いや もう 何か… え~っ!
ホント 怪優ですけど。
ホント 怪優よね。
(菅田)すごいっすよね。
1回 現場で 一緒に ドラマを
やらさせてもらったときに
ずっと 車椅子に乗ってて
パソコンを が~っていじる
役だったんすよ。
めっちゃ すごい しゃべるし
頭もいいしっていう役で。
でも ある日 ホントに
パソコンみたいに
体が オーバーヒートしたのか
熱くなって 山田さんが
ストップされたときがあって。
その温度の上がり方が
機械みたいで。
どういうこと? どういうこと?
(菅田)いろんな現場ストップを
見たことありますけど
オーバーヒートストップみたいな。
本人が?
(菅田)本人が。
…は 初めて見て。
許容範囲 超えちゃったというか?
あんま
明確には覚えてないっすけど
でも ホント
大変な役ではありましたね。
いや でも 俺も
体 めっちゃ触りましたけど
ホント パソコンがショートしたとき
みたいな温度になってたから
俺 人間って
こんなことなるんだなみたいな。
この人 ヤベえなって。
この人も熱くなってるって。
(菅田)熱くなってるから。
僕 今 CMをね 一緒に
やらしてもらってて。
まだ1回しか
撮れてないんすけど
2人 見つめ合う
みたいなシーンがあって。
急に カッて
目 見開いてきたでしょ?
そこまで やってないですけど。
何あれ?
(笑い声)
仕掛けてきたで~と思って。
(菅田)
そういうお芝居じゃなかったの?
普通に 顔 見合わすだけやのに
カッて 目 入れてきたから。
いや 何か やっぱり 松本さんと
たまに こうやって
お会いする機会ありますけど
やっぱり うれしいわけですよ。
で この2人で
コマーシャルできるってなって
何が起きるんだろうって
すごい わくわくしてて。
そしたら わりと 松本さん
何すかね 低体温というか。
あれっ? っていう。
何か 淡々とされていて。
何か起きるだろうと思ったら
全然 起きなくて。
期待してたんだ。
何か 反応が欲しかったのね?
何々反応じゃないけど。
(山田)単純に 松本さんって 今
どういう状況なんだろうと思って
ちょっと 目の奥
グッと入れてみたんですよ。
グッて入れて
ちょっと送ってみたんです。
テレパシーを。
(山田)テレパシーじゃないです。
そんなことは できないんすけど。
例え!
(山田)僕の気持ちです。 気持ちを。
松本さん! って。
元気ですか! どうですか 今!
っていうのを ちょっと
パッて送ってみたんです。
今 村西とおる なってたよ。
(菅田)声がね ちょっと。
山田君から見て どうだったの?
松本さんは ぼーっとしてたんで
クッと入れてみて
どうなるかなと思ったら
クッと引かれました。
いや 怖いよね
山田 孝之と絡むってね。
まあまあ 怖いっすよね。
緊張感ありますけど。
緊張感あるの?
あります あります。
でも 何が起きるか分かんない人
って思ってるから
それが面白い。
あっ 何か ちょっと
周りの人が怖いなとか
ちょっと 周りの人 自分に対して
意識してるなっていうのは
自分では 感じるの?
言われます。
言われたことがあります。
言われて 不思議なのかな?
でも こっちも
そこそこ 意識してるからかな…。
(山田)いやいや 全然。 変な力を
持ってると思われてるんすよ。
何も持ってないんすよ ホントに。
いやいや 持ってる 持ってる。
(山田)ないっす ないっす ホントに。
だって おかしいもん。
何が おかしいんですか。
入ってくるとき もう
雰囲気を わざと つくってるもん。
(山田)つくってない。
全然 つくってない。
そういうタイプなの!?
オーラ出してきて。
出してないです。
ないです オーラなんてものは。
(菅田)でも そのやりとりの中で
何か持って帰りたいとか
楽しみたい みたいな気持ちは
ないんすか? 誰かと会うときに。
いや 俺は
山田君と共演できんのは
すごく楽しみやったし
うれしいけど
でも やっぱり
ちょっと近寄りがたいし
何か嫌がられるんちゃうかな
っていうことの方が。
何 言われても 僕 嫌いに
ならないですよ 松本さんのこと。
すぐになると思う。
(山田)ならないです。
基本的に そうそう
嫌いにならないです 人のこと。
よほど だまされたりとかすると
ちょっと 距離 置こうかなとは
思いますけど。
だまされること あります?
よほど。
まず 基本的に 人を疑わない。
信じちゃうんで
やっぱり
そういう人も寄ってきますよね。
お芝居も 監督も
もちろん そうだし いろんな…。
コミュニケーション取らない人
役者さん以外の人も
あったりするじゃないですか。
芝居するとさ 何か変だよね。
普通に会って話してるより
深くなるんすよ。
例えば 何年も何年も会ってて
話してたとしても
飲み仲間だったとしても
知り得ないところが
一緒に芝居すると 見えてくる。
え~ 何それ!?
変なつながりができちゃうんで。
だから 共演したことない人は
共演 基本的にしてみたいんです。
(山田)誰でも。
人に 結構 興味あるんだ。
そうですね。
僕 ちょっと 何か すごく
お二人に聞きたいというか…。
ごめんね。 単刀直入だけども
なぜ 今
韓国のドラマとか映画に
日本は
押されちゃってるんですかね?
それが すごく 俺は
嫌だなと思うんですよ。
それは だから お二人が
押されちゃってるなって
感じてるかどうか まず 聞きたい。
でも 日本のスタッフも
キャストも
仕事が 著しく 韓国に比べて
レベルが低いとは思わないですね。
思わない。
(山田)はい。 それは
僕 『全裸監督』っていうのを
Netflixで世界配信でやったのは
一番大きな理由が そこで
あの作品をやる
っていうことよりも
日本の今のスタッフ キャストで
日本の題材のものを
世界に出したら どういう
リアクションなんだろうというのが
確認したかったんですよ。
あまりにも ひどかったら
見てもらえないじゃないっすか。
でも 結構 見てもらえるってこと
分かったんで
ってことは
芝居とか撮影とか編集とか
そういうことではないのかな
ということは
僕なりには思ったんですけど。
韓国のラブストーリー
みんな わ~とか言うでしょ。
何で 日本のラブストーリー
見ないんすかね? 女の子。
個人的に すごいなって思うのは
ちゃんと
ラブストーリーをやってるのは
偉いなと思いました。
30半ばの俳優さんたちが
全力で ラブストーリーに
向き合ってるし。
それが いいか悪いか別として。
でも 体感として やっぱり
ちょっと照れるし 恥ずかしいし
何か ちょっと
こび売ってるではないっすけど
こういうの見たいんだろ?
っていうところに
ちゃんとナルシシストになって
向き合わなきゃいけないから。
自分に酔いしれて。
(菅田)
違う体力がいると思うんすけど
そこを ちゃんとやってることの
ファンのつくり方みたいなのも
あんのかなとかは 思いましたね。
アジアスターみたいなのを見ると。
どう? 山田君。
あえて そういう隙を
つくってんじゃないかなって
僕は 思いましたけどね。
完璧すぎるんじゃなくて
ちょっとツッコミどころが
あった方が お客さんって
今 SNSもあって
バズりやすいんで。
それ 計算してんのかな?
(山田)と 俺は 思いました。
ちょっと 緩くしようというか。
これ 絶対 こうなるじゃん
っていうの…。
ほら やっぱ
こうなったっていうと
お客さん ちょっと
優位に立てるじゃないっすか。
それは ちょっと感じました。
上から目線で
みんなで ああじゃない
こうじゃないって言えるような。
いや~ ややこしいなぁ。
そんな戦略があるの?
プロデュースと 演じるのって
まったく別物ですか?
(山田)そうですね。
でも ホントに
やってよかったと思いますし。
カメラの前に みんな 立って
やってますけど
やっぱ
カメラの後ろに 1回 行くと
全然 見え方 変わるので
経験した方がいいことだなとは
思いましたね。
この間 今 放送してるドラマで
初めて 脚本打ちみたいなの
やったんですよ。
で せりふの外の ちっちゃい…
書かれてる
ここのが大事だねとか
そういう作業も 初めてやって
全体の流れとか 初めてやって
その夜 帰って せりふを覚えて
現場に行ったときに
俺 自分で
このせりふ入れたからには
完璧にやんなきゃいけない
このプレッシャーっていうか。
何か のっかっちゃうでしょ。
(菅田)だから
これが いいのか悪いのか
ちょっと分かんなかったっすね。
それ 難しいね。
(山田)主演やりながら 脚本会議
入るのは ちょっと ヤバいね。
(菅田)ヤバいっすね あれ。
(山田)俺は やらん。
やんないっすか。
(山田)だって キャラクターの
主観が入っちゃうじゃん。
何か 崩せなくなっちゃう。
『全裸監督』のときも それこそ
企画の段階から入ってたけど
1年半ぐらい ずっと
色々 打ち合わせしてたけど
これから 本の制作に入る
っていうときに 僕 抜けて
じゃあ あとは 待っときますと。
できたら その後に
僕は 役作り入ります みたいな。
なるほどな。
全部やってたらね。
(山田)全部っていうか
村西という
僕の役の視点があって
いや ここは こうだって
でも 全体的なバランスとか
タイミング考えたときに
ここは こういうふうに
しといた方がいいからって
なったときに
役になっちゃってると
いや そうは ならないって
折れられなくなっちゃうんで。
現場に入っちゃったらね。
でも 松本さんも ないっすか?
例えば コントやります。
セットがあって 前から
こんなことしよう
あんなことしようって
取り組むにあたって
ちょっと
自分の思ってるのと違うなとか
できあがり
やったものの違うなとか
そういうのって なかったですか?
俺ね コントしてるときって 実は
ホントに ほとんど記憶がないの。
え~!
何だろうね。
ほぼ 自分が あんまりなくて
何か 勝手に動いてて
で 終わった後に
あっ 終わった? っていう。
あの~ すいません。 天才…。
それイコール…
それでいいですけど。
本人が言うなら
それでいいですけど。
それ 周りが言うやつですからね。
周りが。
いや でも ホントに
いいときは 記憶ないです。
(山田)めちゃくちゃ
変な人じゃないっすか。
何で
僕のこと 変とか言うんすか?
種類の違う お薬の違う
患者さんなんすよ。
う~ん… あれっ?
(菅田)納得してない!
菅田君 どう?
今 ちょうど だから
環境も ご結婚もされましたとか
ちょうど 20代から30代にかけて
いい意味では ターニングポイント…
分岐点になるような時期に
差し掛かってんのかなって。
(菅田)そうですね。
だから 今 初めて 休んでます。
ずっと デビューしてから
今 12~13年になるんですけど
ずっと 常に 毎晩 せりふを入れて
現場 行ってっていうのを
ずっと やってきたのを
ちょっと 今 1回 休んでます。
それは 意識してというか
ちょっと 1回 ここで
1回 止まってみようかっていう。
そうですね。 止まらないと
ちょっとヤバそうだなっていう。
何が ヤバそう?
う~ん…。
たぶん もう 全部が
嫌になりそうな感じがしました。
ちょっと いったん…
そうか。 へぇ~。
山田君 分かんなくないの? それ。
(山田)いや 芝居やってたら
なって当たり前だと思いますね。
病むっていう言い方したら
あれですけど。
だって その期間中って
まず 自分のことを 全部 捨てて
ずっと その役のことを
考えてるんで だから…。
精神を分裂させるわけですよね
自ら。
不安定になって当然というか
不安定にさせなきゃいけないんで。
(山田)だから
それで ずっと続けてたら
そりゃあ 何が何だか
分かんなくなっちゃって
当然だと思うんで。
たぶん 何も考えたくもないし
何も感じたくもないし みたいな。
ずっと 気持ち 動かしてるから
やっぱり。
今年は ちょっと 初め
立ち止まったみたいのもあるので
何か 目標を見つける年にしたいな
みたいなのは
今 思ってますけどね。
松本さん どうですか?
来年 再来年
60近くなってるじゃないですか。
はい。
ちょっと 自分の何か こう…。
逆算じゃないですけども
何か設定してるものとか
目指してるもの。
ちょっと これは
やり遂げておきたいなとか。
僕ね よく
昔 とがってたって言うでしょ。
お笑い界も みんな
とがってたって。
で 俺も あのころ
とがってたからなって
もう めんどくさいから
そう言ってるけど
俺 ホントに
とがってたわけじゃなくて
もう デビューしたときから
自分の最終章で
自分が売れるとこも
読んじゃったのよ。
だから めんどくさくて
しょうがなかったのよ。
もう 結論が見えてるので。
だから それをなぞってるみたいな。
そう。 だから
とがってたんじゃなくて
もう めんどくさかったのよ。
早く…。
俺 知ってるし 最後っていう。
へぇ~。
すげえ。
その めんどくささが たぶん
生意気やったんだと思うねん。
だから 自分で予言して
自分が
予言どおりなってるわけですよね。
自分のシナリオどおりに。
うんうん。
でも 最終章は 見たんだけど
そっから先までが
ちょっと 俺 読めてないので。
先が まったく 今 見えない。
その最終章って
どんぐらいが 最終章…。
松本さんの描いてる最終章は。
まあ 5年 10年ぐらい前までかな。
そっから先
あんまり 読めてないというか。
50ぐらいまでは
何となく こういう…。
だからね 目指すというか
ちょっと読めない。
急に いなくなりそうな気も
するけどね。
怖いな~。
ちょっとさ 俺 1個 聞いて…。
例えば 中居君。
この3人 代われるとしたら…。
(菅田)代われる?
チェンジするってことですか?
チェンジ チェンジ。
え~ 松本さんは ないです。
(菅田)そうなんすか?
傷つくなぁ。
やっぱ 天才です。
もう めんどくさいです。
こんな めんどくさい私生活
僕 送れないです。
(山田)え~。
お仕事 入っちゃえば
知ってますけど
ものの考え方とか発想とか
何にも…。
まったく面白くないです。
(山田)えっ!?
もっと言うなら ちょっと ホント
かわいそうとか…。
山田君は 誰?
代わらないといけないとしたら。
いけないとしたら。
中居さんです。
どうして?
まったく分からないので
どんな生活してるのか
知ってみたいですね。
で たぶん
いっぱい 嘘ついてると思うんで
嘘を知りたいです。
内面から 嘘を見破りたい。
あっ めっちゃ 嘘ついてたじゃん
みたいな。
ちょっと待って。
俺に代わりたいっていう人
一人も おれへんねんけど。
(山田)いや まだ分かんないっすよ。
菅田君に聞いてみようよ。
(菅田)え~ この間 ちょっと
ご飯 食べたじゃないっすか。
あの会がなければ 確かに
松本さんって入れてましたね。
えっ? どういうこと?
(菅田)その~…。
ホントに大変なんだな
松本 人志ってっていうのが。
生きてることがね。
(菅田)生きてることが。
ちょっと ホント
悲しくなりましたもん。
きついのよ 松本さんの生き方。
ちょっと待って。
楽しい時間でした。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
お二人で あちらから。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
お二人とも 胸張って俳優ですね。
俳優 俳優。 俳優中の俳優。
僕も緊張するんですけどね。
松本さん します?
俺も しますよ。
やっぱり ビビらすもん あの人。
ちょっと あの人 ビビらすもん。
そういうところ あるんすかね。
悪いよ あの人。
わざと ビビらすもん。
なかなか トーク番組とか
出られないですし
松本さんも
ライブ行くアーティスト
数少ない中のお一人だっていう。
そうです。
何度か お邪魔したことあります。
今日は だから どんぐらい…
穏やかなのか分からないですけど。
登場していただきたいと思います。
まずは この方です。
お入りください。 どうぞ。
♬~
まず お一人目 長渕 剛さんです。
いやいや…。
ここで 全然 全然…。
お掛けください。
どうも。
まず 長渕さんの方から…。
あっ! 嘘やん!
もう完全に マウントとられたわ。
完全に マウントとってきたし。
♬「ああ しあわせの
とんぼが ほら」
[魂の歌い手…]
♬「乾杯!」
[『乾杯』 『とんぼ』などは
時代を超えて
歌い継がれる名曲の数々]
[デビューから40年以上
魂込めた その歌は
人々の心を揺さぶり
背中を押し続けてきた]
♬「君に」
♬「幸せあれ!」
「後ろ! 聞いてるか?」
[2015年 富士山麓
オールナイトライブでは
10万人のオーディエンスと
心を一つにした]
[9時間に及ぶ
まさに命を懸けたライブは
今も…]
やっぱ 怖いんですよ。
あっ そう。
何かこう… ねっ?
分かりますよ。
もしかしたら 怒って
帰るんじゃないかっていう
ピリピリ感 やっぱあるんですよ。
長渕さんが意識してやってるのか
それとも無意識…?
いやいや… 俺の出番前に
言うからさ そういうこと。
何かさ… 言うから
やらなきゃいけないみたい。
われわれが目覚めさせてしまった。
エンターテインメントしなきゃ
いけないんじゃないかみたいな
そういう気持ちに
なったりするときあるよ。
しかも 俺なんかは
そう言いながら
ホントにテーブルを
ひっくり返して帰る長渕 剛に
期待しちゃってる自分も…。
これがね ややこしいんです。
駄目です。 駄目。
ややこしいんですよ。
こうやって テレビで
お会いするのは音楽番組…
『ワイドナ』に出た。
だいぶ前ですよ。
もう… 6年前。
あれは だから きつい番組だね。
ホントにきつい番組。
きつい番組って
どういうことですか?
知性のある方たちが
出られるでしょ。
だから バカ丸出しに
ならねえかな?とかさ。
頭の中で いろんなことを
思いながら 話さなきゃいけない。
そんなタイプですか?
考えます?
だって『紅白』では 日本国民に
「タコだ」って言った人ですよ。
さあ お呼びしましょう。
長渕 剛さんに
われわれがマッチングするのは
この方です。
♬~
初めまして。
「すいません
1人いけます?」
「あらじゃい」
「えっ?」
[お笑いコンビ 千鳥の大悟]
[今や テレビの…]
「うちのばあちゃんの名前は…」
「平仮名で『ほに』」
[今…]
[ともいわれている]
[そんな大悟が憧れる男
それが…]
♬「死にたいくらいに憧れた」
[長渕 剛]
♬「東京のバカヤローが」
[瀬戸内海の
小さな島で育った少年は
テレビから流れる…]
♬~
[鳴かず飛ばずで
仕事が まったくなく
芸人を辞めようと思っていた
若手時代]
[めげそうな自分を
奮い立たせてくれたのが
長渕 剛の存在だったという]
「長渕さんに会ったことあんの?」
「ないです」
「会ったら どうなんの?」
「会ったら…」
「分かんないっすけど
取りあえず こう頭下げる」
「そこまで崇拝してんねや」
[憧れ続けたカリスマ
長渕 剛との初対面]
[ど緊張マッチング!]
[この2人 いったい どうなる!?]
(長渕)どうも初めまして。
千鳥の大悟といいます。
(長渕)テレビで拝見してます。
千鳥の大悟さんです。
お掛けください どうぞ。
よろしくお願いします。
すいません。 失礼します。
結構 たっぷりきましたね。
ちょっと… あの…
まず出順がちゃうし。
そう… そうか。
先 出たかった?
(大悟)先 出て
ほぐしに ほぐしてから…。
すいません。
たっぷりくるから。
(大悟)たっぷりくるっていうかね。
すいません。
いやいや… どうぞ。
たまたまっていうか 3日ぐらい前
大悟と一緒に仕事やってんけど
そんときに大悟が俺の楽屋来て
「ちょっと いいですか…」
珍しいな。
「今日の このマッチング
長渕さんに会うに当たって
どうしたらいいですか…」って。
蚊の鳴くような声で。
声 ちっちゃかったでしたっけ?
あんまイメージないですけど。
でも… そうですね そのときは
声が ちっちゃかったですね。
ちっちゃかったね。
初めましてですか?
初めましてですね。
え~っと… そうです。
あの… ホントに… ヘヘヘ…。
全然 笑うとこじゃないよ。
何にも発してないので。
笑われても 何が面白いのか…。
(大悟)すいません。
もうちょっとだけ時間かかります。
あれ? どうするんやったかな?
今日。
どうしちゃった…
どうしちゃったんですか?
どういうことや?
すいません。
何かほら 聞きたいこととか。
はい そうなんですよね。
なぜ 長渕さんに
そんなに はまったのかとか。
そう。 だから 僕らも
大悟が とにかく長渕さんだと。
僕 子供のころに 長渕さんの
『とんぼ』っていうドラマを
見さしていただいて。
ホントに
それの英二さんに憧れて
英二さんになるんだと。
子供のころ。 俺は小学校のときに。
(大悟)俺 絶対に英二さんになる
って思ってたんですけど
中学生ぐらいになって
英二さんの職業にはなっては
いけないんだってことに
気付いて。 そっから
そっちじゃなくて お笑いの方に
いきだすっていう。
(長渕)岡山のご出身ですよね?
(大悟)そうです。 岡山の…。
(長渕)島の方で育って。
だいぶ やっぱり
島は島の流儀があるから
色々 やんちゃしましたか?
(大悟)そんなもう全然ですけども。
何もない所だったので。
その… 田舎の…。
面接ですか?
何かに受かるんかなぁ?
たぶん不合格…。
だとしたら落ちますよ。
不合格ですよね。
このままだと不合格。
はい 分かってます 分かってます。
共通点 探しますと…。
(大悟)長渕さんも
鹿児島から出てくるときとか
どういう あれで…
僕も田舎から出たんですけど
そんときは 何で 東京行って
歌でっていう。
限りなく貧しい田舎だったのよ
特に自分の所は。 なぜかね。
で そこから
早く出ていきたいって思いは
小さいときからあった。
親父 警察官で
あのころの警察官って
あんま もうかんなかったね。
ほとんど家にいないから
母子家庭みたいなもんで。
姉ちゃんが上にいて
3軒隣の病院なんかの
せがれなんか見ると
いいなと思うしね。 誕生日には
ケーキいっぱい出るしみたいなさ。
そういうの比べると
早く こっから出て
うーん… 何か
自分に合うことやりてえなとか。
とにかく その町からさ
町を切り捨てて出ていきたいわけ。
こんなクソみたいな町
冗談じゃねえよ!みたいな。
そういうのありません?
島なんか冗談じゃないみたいな。
島なんか冗談じゃなかったです。
いやいや…。
お前 結構 島 大事にしてるやん。
大事です! 今は大事ですけど
そのときはホントに早く
この島から出たいっていう。
それのころに それこそ
『とんぼ』とか聴いてたんで
もう そのままなんすよね。
長渕さんの時代
でも 遠いじゃないですか 東京。
(長渕)遠いよね。
海外に行くみたいなもんだよね。
今はね すぐだけど。
その覚悟じゃないですけど
やっぱり
もう帰れないわけじゃないですか。
(長渕)帰れない。 やっぱり
父と母の前に座って 正座して
僕は歌を歌いに行きますって
ちゃんと こうやって出ていく。
親父 殴られたからね そんときは。
(大悟)出るときですか?
(長渕)ふざけんなって。 無学で
昇進 失敗した親父だったんで
やっぱり大学出てさ
ちゃんとした企業でも つきゃいいと
思ってたんじゃないの。
自分の人生を振り返って。
母はね
「帰ってくるんじゃないよ」って
言われましたね。
「帰ってくるんじゃないよ」?
(長渕)帰ってくるなと。
ちゃんと やってこいと。
出ていったら 帰ってくるな
っていうのは言われましたね。
そこの覚悟はあったね。
鉄拳の制裁があったし。
親父の その拳にも
いろんな思いを感じたんでね。
貧しさってのは美徳だな。
みんな その時代は
貧しかったのかもしれないし
だけど 自分が貧しいと
どういう思いで
感性で響いてるか
みたいなところは
それからの人生に
すごく役に立つ。
裕福だった家庭よりも
貧しかったことに対しての
感謝があるかな。 今思えばね。
それはでも 僕も
すごく分かるような気がします。
まあ貧乏だったんで。
でも貧乏体験して
今 わりと裕福な生活ができてて
どっちも体験できるって
なかなか
誰でもできることじゃないから
それは ホントにありがたいなって
思いますよね。
どっちの目でも見れるので。
松本さん 東京出てくるとき
覚悟っていうか
もう大阪には帰らないとか
何か そういうのあったんですか?
その当時。
どうかな? でも長渕さんみたいに
孤独ではなかったじゃないですか。
コンビだからね。 そこまでの
覚悟はなかったかもしれないけど
でも親父は相当反対しましたし
お前なんかにできるわけないって
ぼろくそ言われた。
だって 家で 俺 面白いこと
言ったことなんか 一言もないから。
まあ 言わないですよね。
言わないよね。 言わないからね。
「お前が吉本なんか
行けるわけないやろ」っていう。
見れてないわけですよね。
見れてないからね。
遠い所なると そうよ。 岡山から。
どういう思いで そこを離れるの?
大悟のお父さん 色々あるよね。
(大悟)
僕が芸人になろうと思ったのも
親父が貧乏やったんで
船の上で釣りしてるときに
それこそ 金持ちのクルーザーのやつに
「お前みたいな貧乏人が
こんな所で偉そうに釣りすんな」
って ぼろくそに言われて
それを小学校のとき
僕 一緒に船乗ってて
逃げ場がないなと思ってて
そのクルーザーが
ブーンって行ったときに
親父が こっち見て 大悟に
何を言ってくれるんだろう?
これで 俺の人生が決まるなと
思ったときに
くしゃくしゃの顔で振り向いて
「お前は ああなれよ」って言った。
で 僕はイチかバチか勝負して
芸人になると決めたという。
面白いお父さんだな。
「あんなん なんじゃないぞ」って…。
(大悟)普通はそうなんですけどね。
あっちの方が間違えてるんで。
「ああなるなよ」
ろくな人間じゃない。
それほど お父さんはね
すごいとこを生きてらしたんだね。
(長渕)きっとね。
あんまり 俺の背中を見て育て
っていうタイプではなかったです。
だから 親父が
「お前は大きくなったら
すぐ島から出ていけ」って
ちっちゃいころから言われてた。
それもあって。
大悟のお父さんの話はね 俺
泣きそうになんのよ。
ちょっとね。
長渕さんは
今の若いミュージシャンのことを
どう思ってるのかな?って。
(少女)大坂さんと話した。
それは 世界を変える情熱だった。
(大坂)私は テニスプレイヤー。
でもそれは 私のすべてではない。
テニスは 私の情熱。
自分を表現できるし
テニスとともに生きていける私は 幸せだ。
でも テニスがすべてではない。
はっとした。
世界をよりよくすることにも
同じくらいの情熱がある。
幸せではない人や 不公平なことを見て
沈黙する人がいようと
私は黙っていることはできない。
私の情熱を スポーツを愛する人たちに
そして 世界中の人たちに届けたい。
きっと 理想は 現実になる。
世界を 元気に。 くらしを 理想に。
長渕さんは
今の若いミュージシャンのことを
どう思ってるのかな?って。
いつの時代もね
同じだという気はするね。
そういうふうに思いたい。
大事なことは
戦うという姿勢だね。
人を殺すという。 人を
殺傷すべき気持ちで生きないと
自分は殺されるんだと。
つまり 言い方を変えるとね
自分の命を
どこで使い切るかっていうこと。
そういうことを考えて
歌ってるんだと思うよ。
でなきゃ こんなことを
やってらんないってとこがあってね。
表現はさ「お前を許さねえぞ」って
表現であろうが
「君を愛してる」でもいいんだけど
心の中に
自分が何のために歌うのかとか
たがために生きるのかってことが
信念がないと
生きてて つまんない。
誰のために笑わすんだとか
そういう思いが1人でも
自分の大事な人がいるってこと
それが見え隠れする
ミュージシャン 好き。
いや すごい。
「殺す」って言葉 なかなかテレビで
最近聞けないじゃない。
(大悟)言わないですしね。
長渕さんか 浜田ぐらい。
また意味合いが違います。
意味合いが違いますけど。
用途が違いますね。
でも ドキッとしますけど
すごく分かります。
(長渕)だってさ
大悟の親父さんだって そうだな。
そんだけ貧しくて
クルーザーに乗ったやつが
「お前みたいな貧乏人」
普通 殺すよね。
殴り殺したくなるね。
だけど それを ぐっと抑えて
「お前 ああいうふうになれよ」
っていうのは
ある種の殺しですよね。
そういう意味での。
(長渕)裏側の気持ちだから。
それぐらいに
自分の人生っていうものに対して
人というものは差別をするんだと。
世の中は差別だらけだ。
いじめだらけだ。
そこの世の中を今から船渡って
都会へ出ていったときに
絶対 負けんな。
ああいうふうになって
帰ってこいっていうのは
素晴らしい教えだと思う 僕は。
うん。 素晴らしいと思うね。
僕らの時代も お笑いでしたけど
食うか食われるかの時代で
まあ そりゃあ すごかったですよ。
むき出し。 敵意むき出しでみんな。
(長渕)今もある?
今は だいぶ なくなってきてます。
(長渕)いや 本人が。
僕…。
0ではないですが。
(長渕)やっぱ少なくなってくる?
なってきてます。
(大悟)松本さんはあると思います。
(長渕)俺もあると思うよ。
今 嘘ついたと思うよ。
あれ?
(笑い声)
マジっすか?
(長渕)俺ら貧乏人からするとな。
いろんな先輩の番組に出ますけど
やっぱ 僕より 当然 売れてて
先輩の方って もう どっかで
「はいはい やれ」
「お前らの好きな感じで」の
雰囲気を出してくるんですよ。
僕は それ
あんま好きじゃないんですよ。
あんま好きじゃないっていうと
あれなんですけど。
ピリッとした方がいいと?
(大悟)俺たち もう上がってるから。
お前らで笑い取れよみたいな。
でも 松本さんは わしが何かして
しゃべってウケたら
絶対に最後
自分で持っていこうとします。
いや… うーん…。
(大悟)いや 絶対に お前に今日
負けては帰らんからなは
絶対あります!
花持たせて帰って… あるでしょ?
だから大好きです。
なるほどね。 複雑だな。
いや でもね 俺はね
それもあるのかもしれないけど
もっと事は実は単純で 大悟に
おもんないって思われたくない。
そこなんよ。
シンプルですよね。
そう。 後輩に面白くないって
思われんのが すごく…。
順番…
だから順番は関係ないんだよ。
最後 持ってこうじゃなくて。
(大悟)でも最後も持っていく。
(笑い声)
それが まだ そうか…。
まだ負けてないっていう気持ち
って言われれば
そうなのかもしれないですね。
クッソ!みたいな顔も
ちゃんとするんすよ。 たまに。
いや 俺 それ見たことないわ。
すげえなと思って。
でも長渕さんは
そうじゃないと駄目ですよね。
そうね。
すごい
単純な質問していいですか?
何人ぐらい しばいたんですか?
数え… 数えないですよね?
ホントにケンカして
殴られる方が多かったよ 僕は。
それは東京出てきてからですか?
(長渕)東京出てきてもそうだし
鹿児島から
いったん福岡に出てね。
生意気だったんでしょうね
きっとね。
中洲のね 飲み屋に行って
歌うわけだ。 自分の歌を歌うわけ。
長渕さんのライブじゃないですよね?
長渕さんを見に来てる
お客さんではない。
そうそう… ないない。
歌うのね。 そうしたら ちょっと
これの人がね 危ない人が
「おい お前 演歌ば歌わんか
きさん!」って言うわけ。
で 生意気だから
そこだけは譲れないからさ
いや… 僕は あの…
演歌は歌えません。
自分の歌を
歌いに来てますっつって。
それで髪の毛 引きずられて
ボッコボコに殴られたことあるよ。
何で笑うてんすか? 今。
(長渕の笑い声)
懐かしいから。
(長渕)ああ 懐かしいな。
懐かしいから笑って。
(大悟)ボコボコにされた話でしたよ?
今 ケンカできないですよ。
そうなんですよ。
できないね。 ホントできないね。
言葉もそうですし コンプライアンスって。
コンプライアンスって…。
歌の歌詞は関係ないんですか?
これね メロディーにのると…。
どうなんだろうね?
僕は関係ないね。
ある程度 いきますね。
メジャーレコードにいるときは
いろんなことはあるかもしれない。
(長渕)
表現は制約されていくから
日本から表現が全部
なくなるんじゃないかっていう
そういう危機は感じるね。
日本が一番厳しいのかな…。
(長渕)若いときって
力あるものに対して
歯向かうのが当たり前なんだよな。
正当な若者の暴走行為じゃない。
主張ですよね。
(長渕)そこに対して歌があると
冗談じゃないよって歌書くの
当たり前。
そこにメジャーレコード会社と
くっつくと
結局 タイアップを取りたいから
この詞を削除してくれって。
そうすると
若いミュージシャンたちは
ホントは
こういうこと歌いたいのに
黒を白と歌って
表現しなきゃいけないみたいな。
そういうところがあるから
メジャーレコードはクソだなと思うよ。
「メジャーレコードはクソだな」
(長渕)クソですよ。
タコだな!
(大悟)「タコだな」
(大悟)つながった!
つながったのかな?
(大悟)それで もう帰ろう
鹿児島 帰るって
東京出てきたときとか
なかったですか?
もう これはあかんわ
みたいなのは。
あったね。
『STAY DREAM』のちょっと前ね。
30代 ちょっと手前ぐらいね。
バンド間の
いろんな金銭のもつれや
あるいは まあ…
裏切られたっていうのかな?
社会的な制裁っていうかな?
そういうものを受けたときって
もう耐えれなくてね
歌をやめようと思ったことはある。
(一同)え~…。
何で持ちこたえることができた?
また書いたよね。
それしかないから うん。
大悟もあるの?
帰ろうって思ったの。
大阪で何となく知名度
テレビにも出るようになって
大阪の街を歩いとけば
「あっ 大悟だ」ってなるようになって
それ… 10年かかって
で 東京来たときに
品川の駅で
帽子とマスクしてるのが
アホらしなったんですよ。
誰も知らんやないかと。
わしのこと。
顔指すんじゃないかと思うよね。
(大悟)もう一回 0からやるんか
あれをと思ったときに
うわってなった日の
それこそ フジテレビの番組で
まだペーペーで後ろの方で
にぎやかしぐらいで
出るっていうときに
最後のコーナーで
大喜利コーナーみたいなときに
売れてる その当時のメンツが
大喜利 答えるけど
「全員参加ですよ」って言ったときに
そんときのディレクターが
僕んとこ寄ってきて
「大喜利できるって聞いてるよ。
でも分かってると思うけど
答えなくていいからね」って
言われたんですよ。
あっ もうホンマに
また0やってなって。
そんときは ああ… もう一回か
あのパワーは…。
そうっすね。
エネルギー残ってねえなって。
でも もう一回するしかないなって
感じはありましたけど。
でも もう千鳥は大丈夫なとこまで
来たとは思うけどな。
最後 お三方に
最後 聞いていいですか?
まだモテたいですか?
(長渕)えっ?
モテるモテないは別として。
誰? 誰から…。
長渕さん。 どうですか?
うーん… そりゃあ だってな
男である以上…。
もっと はっきり言ってください。
散々… さっきまで すごく…
あんな冗舌…。
初めて ぽくなかったっすよ。
モテるって 女の子の興味引くとか
そういうことをするってことは
面白いことだよ。 もしかしたら
ひそかに努力も必要だし。
生涯 生涯ですよ。
そうですね。
生涯ブイブイ言わせたいよね。
ちょっと歯切れ悪いっすね。
何か… ちょっと…。
(大悟)
ちょっと変な質問していいですか?
(大悟)この3人って
誰が一番モテました?
(大悟)
ちょっと変な質問していいですか?
僕はないんですけど
この3人って
何歳のときか分からないですけど
めちゃくちゃモテてるじゃないっすか。
(大悟)その一番モテたとき同士で
誰が一番モテました?
比べたことがないから
分からんけど…。
こんなこと言うの
申し訳ないですけど
僕 職業がモテることなんですよ。
(大悟)フフ… そうでした 確かに。
それ 失礼だよね。
(大悟)負けるわけがないですね。
すいません。 すいませんでした。
すいません。
職業じゃん だって。
職業 何ですか? 人気者じゃん。
(大悟)憧れの…。
ふざけんな お前。
(大悟)はい すいません。
モテない… モテないよね?
僕はモテますね。
(笑い声)
(長渕)だと思うよ。
すいません 何か。
いいなぁ。 ホントいいなぁ。
(大悟)長渕さんでもあるんすね。
「いいなぁ」って
初めて言ったんじゃないですか?
(大悟)生まれて。
(長渕)よく言ってるよ いいなぁって。
「いいなぁ」って言う人には…。
(長渕)絵にも書いたことあるよ
「いいなぁ」って。
新曲 『いいな』だったら嫌だな
何か。
どこでさ われわれは
恋をすりゃいいんだよ。
ああ…。
はい いいですね。
(長渕)だって コンプライアンスだ
何だってさ もう不倫もできないと。
結婚してれば 誰一人
愛しちゃ駄目だってなってくると
そうはいかないでしょ? だって。
人間の本能みたいのが
あるじゃないの。
どこで恋をする?
バレたら どうすんですか?
バレちゃったら。
誰に?
例えば週刊誌とか。
そう 世間にですよ。
(大悟)わーって来たとき長渕さんが
第一声 何て言うてくれるか。
それを すごい世間は期待します。
僕も。
長渕さんが もしかして
そこを ちょっと歩いてもらえると
だいぶ… だいぶ… だいぶ…。
試しにか?
僕も『ワイドナショー』で
めちゃくちゃ擁護しますから!
そうか。
あの人とデートしてたんじゃない?
あのデートはホントですか!?
ああ したよって。
(大悟)それは 奥さんに
悪いと思わないんですか?
思うけど したよ。
(笑い声)
援護できるかな? 今の。
援護できるかな?
ちょっと様子見たいな。
(長渕)えっ? 何でよ。
いや でも正直ですね。
(長渕)正直じゃんな。
悪いと思うけど
好きになったら しょうがない。
人を好きになる気持ちは
誰にも止められないよ。
何かカワイイですね。
かわいくは見えました 今。
(長渕)何て言うんだよ。
デートしましたよね? 女の子と。
ヘイ!
≪「ヘイ」!?
「ヘイ」!?
お酒飲みましたよね?
2人きりですよね?
ヘイ ヘイ!
(大悟)「ヘイ ヘイ」? 初めて
大喜利スベったんちゃいます?
だって これは
ちゃんとした話やもん!
みんなに援護射撃をね…。
もらうためのってことだから。
男なら当たり前だろぐらい
言うよね そりゃあ。
何で みんな
言えなくなったんですかね?
「男だから当たり前だろ」って。
うーん…。
仕事が
なくなるからじゃないの?
仕事を取るか 愛を取るか。
仕事を取るか
愛を取るかって考えると
やっぱりテレビに出てる人たちは
不純よね。
ああ… そっちを取るっていうね。
(長渕)やっぱり そっちを取る。
生活も分かるけどね。
俺は愛を取るね。
(大悟)カッコイイ。
そんなん言いながら 後で
「あそこ 全部カットしといて!」
オンエア見たい。
これ 見たないな。
最後 ちょっと長渕さん。
せっかく来ていただいたんで
歌を歌っていただければなと
思うんですけど。
すごいな。
(長渕)歌います じゃあ。
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