中国政府はアメリカなどが指摘するロシアによるウクライナ侵攻の危険性について「虚偽の情報だ」とロシアを擁護しました。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシア国防省が15日にウクライナとの国境付近に展開する部隊の一部撤収を開始したと発表する一方、アメリカのバイデン大統領は「侵攻の可能性は高いままだ」と述べました。
これに対して中国外務省は16日の会見で、ロシア軍による侵攻の可能性を指摘するアメリカなどを念頭に「虚偽の情報をまき散らし、不信と分裂をエスカレートさせている」と批判しました。
さらに「関係国が虚偽情報による攻撃をやめ、平和と相互の信頼に役立つよう望む」と主張しました。
ただ、虚偽だとする根拠については触れていません。
ウクライナ問題を巡りロシア寄りの立場をとる中国では、メディアもアメリカなどが脅威をあおっているとの報道を続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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