創立20周年記念シンポジウム第2部
人新世を生きる私たちと地球の未来可能性
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/20th/index.html
創立20周年記念シンポジウム第1部
人新世における総合地球環境学の未来
https://youtu.be/x5dSIGtdc2I
00:00:00 開会
00:02:31 開会挨拶 山極 壽一(総合地球環境学研究所 第四代所長)
00:23:26 講演1 生態学的健康観から考えるプラネタリーヘルス 門司 和彦(長崎大学多文化社会学部 学部長/熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授、グローバルヘルス専攻 専攻長)
00:41:22 講演2 自然災害に強くしなやかな社会を築くために ~地域文化からの学び~ 吉田 丈人(総合地球環境学研究所 准教授/東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
01:02:36 講演3 歴史景観の連続性と地域のレジリエンス 羽生 淳子(カリフォルニア大学バークレー校人類学科 教授、日本研究センター センター長)
01:27:55 パネルディスカッション
地球環境と人類の未来可能性を探る
司会:阿部 健一(総合地球環境学研究所 教授)
山極 壽一
門司 和彦
吉田 丈人
羽生 淳子
松山 大耕(妙心寺退蔵院 副住職)
元村 有希子(毎日新聞 論説委員)
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/20th/event.html#no2
総合地球環境学研究所(地球研)は、2001年、「地球環境問題はことばの最も広い意味における人間の『文化』の問題である」と説いた日髙敏隆博士を初代所長に迎えて発足しました。
現代は、人類の活動が地球の隅々に影響を及ぼす新しい地質年代、「人新世(あるいは人類世)」であるともいわれており、地球環境問題を人間の文化の問題としてとらえる観点の重要さが増しています。私たちは今、COVID-19 によるコロナ禍や、急激に進む地球温暖化が一因とも考えられる自然災害に悩まされていますが、コロナ禍に代表される近年の数々の感染症は、過剰な開発が生態系を破壊し、その歪みからこぼれ落ちてきた汚染やウイルスが引き起こした健康被害である、つまり地球環境問題の一環であるとも考えられます。
今回のシンポジウムでは、こうした問題の解決の糸口ともなり、弾力性・回復力のある人間社会の形成を目指す地球研の研究例をご紹介しながら、広い視野と深い見識で自然と人、文化を見つめる有識者の方々も交えて、私たちはこれから自然と一緒にどう生きるべきかを考えます。
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