ドーピング問題に揺れるフィギュアスケートのカミラ・ワリエワ選手が提出した検体から3種類の薬物が検出されたとアメリカメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズは15日付の記事で、昨年12月のドーピング検査で提出されたワリエワ選手の検体から禁止薬物の「トリメタジジン」の他に同じく心臓疾患の治療に使う2種類の薬物が検出されていたと報じました。
新たに検出された「ハイポクセン」と「L-カルニチン」の2つは禁止薬物には指定されていませんが、アメリカの反ドーピング機関「USADA」の幹部が3種類の薬物を組み合わせて服用する利点として「持久力向上、疲労軽減、酸素の消費効率を高めることを目的としているようだ」と指摘したと伝えています。
ワリエワ選手のような若くトップレベルの選手からこのような薬物が複数、検出されるのは極めて異例だということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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