2020年11月1日
第12回定期演奏会での演奏
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定期演奏会のプログラムノートより
"永遠に美しい状態の地球"を意味する「ガラスの海」へ、
科学の進歩や人間の成長により、様々な文化が形成されていく様子を「都市の情景」として乗せていった、色鮮やかな作品です。原曲はクラリネット四重奏で、その後、白石中のために木管八重奏バージョンにアレンジしていただきました。その曲を演奏し、第38回全日本アンサンブルコンテストに出場、銀賞を受賞しました。その曲をさらに昨年秋、木管8重奏バージョンにアレンジしなおしていただき、清田中で演奏することになりました。そして、全道大会では念願だった清田中初の全日本アンサンブルコンテスト出場を決めました。しかし、新型コロナウィルスの影響により、全日本は中止され、演奏することができなくなってしまいました。
縁あって今年4月にオザワ部長のラジオ「ブラボーブラス」で全道での演奏を放送していただきました。その時のリーダーのコメントはこちらです。
「今回、全日本アンサンブルコンクールが中止となり悔しい気持ちでいっぱいです。昨年、1年生だった時もアンサンブルコンクールに出場いたしましたが、その時は北海道大会金賞、惜しくも北海道代表には届かなく、目標としていた全日本アンサンブルコンテスト出場を果たすことができませんでした。だからこそ、今年のコンクールに対する想いはとても強いものでした。」
さらにこの「ガラスの海と都市の情景」という曲は、クラリネットアーティストであり、作曲家でもあるMicina(ミキナ)さんが私たちのために、クラリネット八重奏を木管八重奏にアレンジしてくださった特別な曲です。大好きなこの曲を全国に多くいらっしゃる吹奏楽ファンの方に聴いていただくためにも、この度の全日本大会出場は私たちにとって、とても大きな目標でした。
いつも私たちを支え応援してくださった皆さん、そしてアレンジしてくださったMicinaさんに私たちの演奏を通して感謝の気持ちを伝えられる舞台がなくなってしまったこと、そして、清田中にとって初めてのアンサンブル全日本大会出場を実現できなかったことが残念です。
でも、今回このラジオで私たちの演奏を流してくださると聴き、メンバー一同は嬉しい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。このラジオを通して、「ガラスの海と都市の情景」木管8重奏バージョンが少しでも広がり、一人でも多くの方々の胸に自分たちの音楽が届けば嬉しいです。
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