緊張が続くウクライナ情勢をめぐるアメリカとロシアの外相会談は、平行線に終わったが、協議を継続する方針では一致した。
およそ30分の電話会談で、アメリカのブリンケン国務長官は、ウクライナとの国境に集結するロシア軍の部隊を「撤収させるときだ」とあらためて求めた。
これに対し、ラブロフ外相は、アメリカやNATO(北大西洋条約機構)は「他国の安全を脅かさないとする原則を無視している」と批判した。
議論は平行線に終わったが、ロシア側は新たな回答を書面でアメリカに提示する考えも伝え、両者は協議の継続で一致した。
一方、プーチン大統領は会見で、アメリカなどの対応に強い不満を示した。
ロシアのプーチン大統領「アメリカの一番の目的は、ウクライナの安全ではない。ロシアの抑え込みだ。最も重要なロシアの懸念は(アメリカに)無視された」
プーチン大統領は近く、フランスのマクロン大統領とロシアで会談するとしていて、外交面でも攻勢を強めている。
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