34年前 サスペンス   【妖女の時代】名取裕子さん若い片岡鶴太郎の演技が映える 『ラストシーン』

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火曜サスペンス劇場の名作

『雪花魔人形 愛と惨劇の館』出演:大場久美子 蜷川有紀 

『原子炉の蟹』出演秋吉久美子、中村 久美、夏木 陽介、三浦 浩一

妖女の時代1988年10月29日(土)
出演者
名取裕子さん31歳

名取裕子 麻酔医の大河内葉子
精神科医の宮沢裕子

片岡鶴太郎 製薬会社プロパー辰野吾郎

賀来千香子 製薬会社同僚

蟹江敬三 大河内葉子の元夫

山田辰夫 製薬会社 後輩

室井滋 夜間受付の看護婦

田中邦衛 犬丸刑事

ストーリー

製薬会社を退職したばかりの辰野吾郎は、友人の柳沢から美人の麻酔医・大河内葉子の身辺調査を依頼された。御曹司の柳沢は葉子に一目惚れし、結婚したいと思っていた。病院での葉子の評判はよかったが、ある日辰野は彼女の意外な側面を目撃した。ホストクラブに通い、マンションではホストを麻酔づけにしているのだ。辰野はさらに葉子の姉で精神科医の宮沢裕子を訪ねたが、葉子と瓜二つで驚かされた。裕子によれば二人は双生児で、妹は二重人格で、分裂時の自覚がないという。そんな時、看護婦、ホストと葉子の犯行と思われる殺人事件が相次いでいた。辰野も葉子を疑いつつ、彼女の魅力に惹かれていった。しかし、裕子の夫・宮沢義助に言わせると裕子こそ二重人格で、葉子はシロだという。彼女に自覚がないのは治療と称して、裕子から催眠術をかけられていたからだった。辰野のガールフレンド・仲田君子が裕子に連れ去られ、彼は葉子と共に屋敷へ乗り込んだ。辰野が傷を負っているうち、葉子が部屋に飛び込み、格闘の末に裕子を刺し殺した。辰野が部屋に入ったときは、息絶えていた。事件は解決したかに見えたが、犬丸刑事ははたして生き残ったのが葉子なのかどうか、疑問を語った。その頃、アメリカで新しい病院に赴任しようとしていたのは…

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