【新型コロナ】静岡県内過去2番目640人感染 金曜過去最多 自宅療養で死亡

県内では8月27日、新たに640人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。過去2番目の多さで金曜日としては最多を更新しています。

 新たな感染者を自治体別に見ますと、静岡市が107人、浜松市が98人、富士市が58人などとなっています。さらに詳しく地域別にみていきます。まずは、東部です。富士市では26日より16人増えました。沼津市は26日より13人減って24人です。函南町、河津町、松崎町では感染者がいませんでした。続いて、中部です。焼津市では26日より18人、藤枝市でも12人増えました。ワクチン接種が完了している川根本町では0人でした。西部です。全域で新たな感染者が確認されています。また、御前崎市を除くすべて市町で26日より感染者が増加しました。
<静岡市の会見>「昨日、本日と2日間減ったが、まだ100人以上が4日間続いていて予断を許さない状況です。週末も外出を必要最小限にして、人と人との接触を出来る限り避けてください」
 静岡市では2日連続で新たな感染者の数と人口10万人当たりの感染者の数が減っています。ただ、これまでの傾向として土曜日に感染者が多く確認されるケースもあり、ピークを過ぎたとは判断できないと担当者は説明しています。浜松市では警備会社の全日警静岡支社で27日までに従業員8人の感染が判明しました。この警備会社ではJRの線路に異常がないか点検する業務を請け負っていて、車に乗って2人1組で業務にあたることから、保健所では長い時間、一緒にいることで感染が広がったとみています。
 病床使用率は県内全体で73.1%と過去最高に。重症者の病床使用率も59.6%にまで上昇し、県東部では9割、県中部では8割ほどが使われている状態です。県によりますと、26日、自宅療養中の50代の女性1人が死亡しました。この女性は基礎疾患がありましたが、本人の希望で自宅療養していました。担当する保健所は24日時点で容態に変化はなかったとしていますが、25日は業務がひっ迫していて健康観察の対応ができていなかったということです。
#オレンジ6 8月27日放送

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