ウクライナをめぐって緊張が続く中、ロシアが、地上戦の戦闘演習を新たに公開した。
ロシア国防省は25日、「西部軍管区」で、地上戦の戦闘演習を始めたと明らかにした。
「西部軍管区」の管轄には、ウクライナとの国境周辺も含まれる。
ロシア国防省は、演習は「以前から予定されていたもの」としているが、NATO(北太平洋条約機構)が、東ヨーロッパへの増派を発表したことや、アメリカがヨーロッパに8,500人規模の兵士の派遣を準備していることなどを受けたものとみられる。
ロシアは、先週以降、ウクライナ国境付近で橋を架ける車や、ベラルーシとの軍事演習に向け、およそ7,000km離れた極東から、地対空ミサイルを運ぶ様子を公開するなどしている。
こうした中、24日には、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの首脳がオンラインで緊急会議を行った。
ロシアによるウクライナ侵攻を抑えるための取り組みや、侵攻した場合の経済制裁などについて話し合われたという。
フランスのマクロン大統領が、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と今週中に個別の電話会談を予定するなどしているが、依然、緊張が続いている。
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