本格的な冬を前に警戒される新型コロナの“第3波”。
北海道では10日、新たに166人の感染が確認された。
6日連続の100人超え。
感染拡大の勢いが止まらない。
札幌市の10日朝の最低気温は氷点下0.8度。
今シーズン初めての冬日となった。
そんな札幌市にできた行列。
お目当ては、10日から北海道で始まった「GoToイート」の食事券。
合計1万円分のセットが8,000円で販売された。
札幌市民「お店はやっぱり選びます。なんとかディスタンス? あれしている(店なら)いいかなと」
その「GoToイート」と並ぶ国のキャンペーン「GoToトラベル」は、このところの感染拡大を受け、どうなっていくのか。
北海道の鈴木知事は10日午前、菅首相と会談し、新型コロナ対策での支援を直談判した。
鈴木知事「総理からも、しっかりと連携して対応していく旨のご発言があったということは心強く感じています。基本的には今、GoToトラベルを理由とした感染が相次いで確認されているわけではない」
そのGoToトラベルについて、菅首相は午後の国会で「専門家のご意見をいただきながら適切に運用してまいりますが、現状では、北海道を対象地域から外すことは考えていない」と明言した。
ただ、北海道では10日も166人の感染が確認され、新たなクラスターも発生。
札幌市の老人ホームで、50人以上の感染が確認された。
北海道でクラスターが発生するのは12日連続。
北海道に向かおうとしていた人も不安を募らせている。
北海道に行く人は、「(予約を)決めたときは、まだこんなにひどくなかったので、どんどんひどくなってきて、え...? みたいな」、「最大限の防備をしていきます」、「人混みがいないところに、田舎の方に行って楽しもうかな」などと話した。
北海道同様、東京都の感染拡大も止まらない。
10日は新たに293人の感染が確認された。
200人を超えるのは11月に入って5回目。
小池都知事「それぞれの地域の実情に合わせて必要な対策をとっていく。これに尽きると思っています」
一方で、アメリカの製薬大手「ファイザー」は、新型コロナウイルスワクチンの最終段階の臨床試験で、参加者の90%以上に有効性が確認されたと発表。
低迷する経済が再び動き出すとの期待から、日経平均株価は29年ぶりに一時2万5,000円台を回復した。
本格的な冬を前に10日午後、首相官邸に全閣僚が集結。
政府による新型コロナ対策本部で、菅首相はどのような方針を示すのか。
#新型コロナウイルス
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