亡くなった母親の蘇生措置を断られた後、医師を撃っていたことが分かりました。
埼玉県ふじみ野市の立てこもり事件で、渡辺宏容疑者(66)は母親(92)の担当医だった鈴木純一さん(44)を散弾銃で殺害した疑いが持たれています。
母親は事件の前日に亡くなっていました。次の日、渡辺容疑者が「焼香をしてほしい」と言って、鈴木さんらクリニックの関係者を呼び出していたことが捜査関係者への取材で分かりました。
自宅に鈴木さんらが来ると母親の遺体を前に「心臓マッサージをしてほしい。生き返るのではないか」などと要求したということです。
死亡から30時間近く経っていて、鈴木さんが蘇生はできないことを伝えると渡辺容疑者が散弾銃を取り出して発砲したということです。
献花に来た人:「とっても明るくてテキパキしていて、良い先生でした。感謝することはあっても、恨むなんてことは考えられませんでした」
鈴木さんは他の病院で受け入れを断られた渡辺容疑者の母親を5年ほど前から訪問診療していました。
警察は、渡辺容疑者が母親の治療を巡って不満を募らせていたとみています。
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