コロナ感染、自宅でどう療養? 食事、風呂、看病のコツ

自分や家族が新型コロナウイルスに感染した時、自宅ではどうやって療養すればいいのでしょうか?ポイントを動画で解説します。

 Q 新型コロナウイルスへの感染が疑われ、自宅で療養する場合の注意点は。

 A 家庭内で感染を広げないことが大切です。感染者のせきやつばを鼻や口から吸い込むことで感染する「飛沫(ひまつ)感染」を防ぐため、感染者は特定の部屋から極力出ないようにしましょう。個室が用意できない場合は、部屋の一角を感染者の専用スペースにし、マスクをつけて過ごします。

 定期的に換気をすることも大切。世話は、持病などがない限られた人がするようにして、こまめにせっけんで手を洗いましょう。

 Q ウイルスがついた物にさわり、その手で鼻や口を触ることで感染する「接触感染」を防ぐには。

 A ウイルスは鼻やのどの奥に多く含まれます。感染者が鼻をかんだティッシュは、ポリ袋で密閉して捨てましょう。患者の鼻水や便がついた衣服やタオルなどを触る時は、マスクや手袋をつける必要があります。

 トイレや洗面所、ドアノブなど共用で使う場所は、家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム液)を濃度0・05%に薄めた液で消毒し、こまめに水拭きします。商品によって濃度が異なりますが、水1リットルに対し10~25ミリリットル程度です。パッケージなどの表示を確認して下さい。

 食器やタオルは共有しないようにしましょう。衣類も食器も、洗剤で洗えばウイルスは死滅するので、感染者のものと分けて洗う必要はありません。お風呂は、感染者には最後に入ってもらいましょう。

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