アフガニスタンの日本大使館で働く現地職員がANNのインタビューに応じ、「退避の準備が遅く、取り残された」と明かしたうえでアメリカ軍の撤退で危険はさらに高まっていると訴えました。
大平一郎記者:「日本政府に伝えたいことはありますか?」
在アフガニスタン日本大使館・現地職員:「お願いです。私たちの命を救って下さい。私たちは極めて危険な状況にいます」
日本大使館で働く男性によりますと、日本大使館が現地職員や家族の退避のため、ビザを準備し始めたのはタリバンがカブールを制圧した先月15日以降だったということです。
在アフガニスタン日本大使館・現地職員:「情勢悪化で最悪の事態が起きる可能性を高位の日本の外交官含め進言しましたが、タリバンがカブールを陥落させることはないと言われました」
また、大使館側からは準備の遅れなどの問題について口外しないように言われているといいます。
在アフガニスタン日本大使館・現地職員:「現地職員は声を上げないように、特にメディアに話さないように言われています。理由は分かりません」
男性ら現地職員とその家族は、先月26日に自衛隊機で退避する予定でしたが、空港で起きた自爆テロで退避は中止となりました。
トルコに退避している日本の大使からはメールで、「退避に向けて努力している」と説明があったということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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