アサヒ衛陶のトイレタンクから水が漏れているようなので、タンクのフタをのけるとボールタップの弁を固定する黒いナットみたいな部品が割れて水が飛び出しています。三栄水栓のV-530-5X-13というボールタップに自分で取替・交換して修理した経緯です。
【目次】
00:00 トイレの水が止まらない修理
00:07 水漏れの症状
00:53 アサヒ衛陶のサポートに電話
04:06 コーナンでナットを取寄せて購入
06:00 アサヒ衛陶サポートの修理見積り
08:13 ナットを交換したが新たな不具合
10:35 三栄水栓の汎用ボールタップで解決
2014/12/09 に公開されたjisyukanriさんの【トイレ水漏れ修理】 ボールタップ取替
https://youtu.be/pja8ZoxYpTI
で既存のボールタップを三栄水栓のボールタップに取り替える方法が詳しく説明されています。この動画をUPしてから気づきました。
修理前にjisyukanriさんの動画を見ていれば失敗せずに済んだと思います。
友達の家のトイレの水が止まらなくなったということで見に行きました。タンクのフタをのけると水位の上昇で水を止める機構、ボールタップというのですがそれに付いている黒いナットみたいなのが割れて水が飛び出しています。修理の経緯を失敗談も含めてお話します。
このタンクの型番はTRA33856というもので、5年ほど前にコーナンでリフォームを頼んでつけてもらったということです。メーカーはアサヒ衛陶という会社でした。
それで、メーカーのサポート
http://www.asahieito.co.jp/after/soudan.html
に電話(0120-525-139)しました。そして、
「ボールタップの水を止める弁を押さえるナットみたいなのが割れてるんですけど」
というと、受付の女性の方がはあーなるほどという感じで
「黒いプラスティックのやつですね」
と言われたので、これは話のわかる人だと思ったので、
「そう、それがほしいんです。」と言ったら、
「これを交換しても直るとは限りませんが…。」
と言われましたが
「いやもう、直ろうが直るまいが何でもいいからこのナットをください」と言いました。
そしたらその受付の人は、
「わかりました。」私の願いを聞いてくれました。
「ご購入いただくには2つの方法があります」ということで
「一つ目は直接お送りする場合、ナットが600円で代引き送料が1500円と消費税です。」
正直「えっ!」と思いました。プラスティックのナットを手に入れるのに2268円。
というのはよくわからん値段ですけどしかたないです。
「それでもう一つの方法は?」と聞くと、
「お近くのホームセンターで取り寄せていただくということです。」
「その場合代引き手数料や送料はかからないですか?」
と聞くと、ホームセンターによって違うのでホームセンターできいてくださいとのこと。
「あと、こちらのナットは生産中止になってまして、在庫限りの販売です」
ということで、
「それがなくなったらどうなるんですか?」
と聞くと、
「ボールタップごと別のタイプのものに交換となります。」
その値段は恐ろしくて聞きませんでしたが、ナットが600円であることから想像すると
多分その10倍以上するんじゃないかと思います。
とりあえずコーナンのリフォームで取り付けてもらったということなのでコーナンに電話しました。そしたら、取り寄せ料ってなんですか?と逆質問されてそんなものは無いのでかからないと言われました。ラッキーと思って、在庫限りと聞いていたので、予備に1つと思って合計2個注文しました。5年経ってまた割れたら予備のもう一つのナットに変えればいいと思ったのです。ところが明くる日にコーナンから電話がかかってきて、
「取り寄せ料が1500円かかるんですが。どうされますか。」
と言われました。どういう仕組みになっているのか理解不能ですが、結局同じなんです。どうするかって言われても選択の余地がないんでそれでいいというしかないです。高いからと言って2個の注文を1個に減らすこともしませんでした。2日ほどしてコーナンに商品が届いたので、取りに行きました。ナット2つで1200円プラス取り寄せ料1500円プラス消費税で2916円です。まあ、修理を頼んだら、アサヒ衛陶の同じサポートページに修理依頼のメールフォームもあったので見積もり依頼していたのですがそれによれば
「ボールタップ本体の交換でのご案内となりますが、お使いいただいておりますボールタップが現在販売終了しておりますため、同じ役目を果たすフィルバルブにて交換でのお見積りをさせていただきます。フィルバルブに交換させていただきます際、タンク上部より出ております手洗い吐水のタンク内接続形状が異なっておりますため、こちらもセットで交換していただく必要がございます。
部品代含め、概算¥21000~¥24000となります。
ご自身で、部品を取り寄せ、交換される場合は、部品代、フィルバルブCF488S ¥9000(税別) と手洗い吐水 CF220PTSR-LI(アイボリー)2200(税別)とお取り寄せ費用となります。」
取り寄せ料が1500円とすれば13500円ですね。自分でやってもそれだけかかる。修理を頼んだらプラス1万で2万以上かかる。3千円弱で直れば安いものだと思って早速友達の家に行って、ナットを取り寄せたものに付け替えることにしました。
ところがこれに付け替えると何故か水が出ません。止水弁を開放するボタンだと思いますが、これを押している間は水は出ますが、離すと止まります。フロートをいくら下げても水は出てこない。水漏れはなおったけど今度は水が出なくなってしまいました。
「ナットを交換しても直るとは限りませんが…。」
という相談受付の女性の言葉を思い出しました。そんなはずはないと思って、何度も付け替えました。最終的にはボールタップごと家に持って帰って水圧をかけて試してカミさんと二人で無い知恵を絞って、何度も組み直して、何時間も悩みましたが結局止まったままです。ナットを外すときに何か、部品を失くしてしまったんでしょうか。どうやっても直りません。この原因について、視聴者の方で、ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントで教えていただきたいです。
万事休すとなりました。直ろうが直るまいが何でもいいからこのナットをください
と言った手前もあるしDIYは自己責任というのをモットーにしてるんで返品する気にはなりませんでした。言えば返品できたかも知れないですけど、もういいわと思って、だからといってどうするか次の方針もなく、途方にくれたわけですが
「アサヒ衛陶 ボールタップ 修理」とネットで検索するとラボの備忘録というブログ記事で三栄水栓の汎用のボールタップV-530-5X-13が使えるという記事を発見しました。
http://indielabo.php.xdomain.jp/?p=1005
これが、コーナンに売っていると書いてあって。しかも2000円ほどです。コーナンにありました。2200円+税で2376円です。ナット2つより安いです。ナット一つとほぼ同じ。
それを買ってまた友達の家に行きました。このボールタップはタンクの横に水道の引き込み穴がある場合に取り付けるタイプのものです。しかし、このタンクは下から水道を引き込むタイプですがもともと付いていたボールタップも横引き込みタイプが付いていたので
これでいいです。横から給水するタンクの場合に必要な吸水部分の袋ナットパッキンなどを外します。手洗いのホースをつなぐところの栓を外します。オーバーフローのホースを付けます。あとは給水管に付けて終わりです。結果論ですが、純正部品を調達するより、最初から三栄水栓の汎用のボールタップを付けるべきでした。このボールタップは様々なタンクに対応しているのでこの動画のアサヒ衛陶のタンク以外でも使えるものがあると思います。トイレなどの水回りの製品の修理は純正の補修部品を取り寄せるより、汎用品がないかまず調べるのがいいかも知れません。今回の教訓です。
#トイレの修理
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