「自殺しようと思い、先生らを殺そうと...」 散弾銃立てこもり 医師殺害

散弾銃を持って立てこもった男に男性医師が撃たれ死亡した事件で、男が「母が死んでしまい自殺しようと思い、自分ひとりではなく、先生らを殺そうと考えた」と供述していることがわかった。

渡辺宏容疑者(66)は、27日夜、埼玉・ふじみ野市の自宅を訪れた医師の鈴木純一さん(44)の胸に散弾銃を発射し、殺害した疑いで送検された。

渡辺容疑者は、逮捕直後は黙秘を続けていたが、その後の調べに対し、「母が死んでしまい、この先いいことはないと思って自殺しようと思った時に、自分ひとりではなく、先生やクリニックの人を殺そうと考えていた」と供述していることがわかった。

渡辺容疑者の母親は、数年前から鈴木さんのクリニックの訪問診療サービスを利用していて、渡辺容疑者は、栄養をチューブで送る「胃ろう」が在宅で受けられないことなど、地元医師会におよそ15回にわたり相談を寄せていたという。

警察は、診療方針をめぐる不満を一方的につのらせ、犯行に及んだとみて調べを進めている。

FNNプライムオンライン
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