0 :ハムスター速報 2022年2月2日 11:20 ID:hamusoku
「『ワクチンを打つと、1年後にゾンビ化するらしいから絶対に打たないで』そう妻から言われた時は、何の冗談かと思いました」
と話す夫の徹さんは現在、妻の真美さんと子どもが住む自宅から2駅離れたところにある賃貸アパートに暮らしています。別居婚をはじめたのは昨年、新型コロナウイルスのワクチン接種券が発送されてきてから間もなくでした。
徹さん自身は、「まわりがみんな受けるなら、自分も受けたほうが働きやすいのではないか」と判断。すでに職場にてワクチン接種の予約をしていただけに、接客業の仕事をしている真美さんも当然自分と同じ考えだろうと思い込んでいたといいます。
徹さんが、妻がワクチン接種を拒んでいることを知ったのは、夫婦の共通の友人とのグループラインに送られてきた「真美さんのお話を聞いて、私もワクチンを打つのをやめました。政府の陰謀には騙されません!」というメッセージでした。
「何かがおかしい」と気づいた徹さんはその晩、早速妻を問いただしました。そこで聞かされたのが、「ワクチン接種によるゾンビ化説」だったのです。
妻はさらに「頭のいい徹なら、そんなことくらい理解していると思っていた。ワクチンは私たちの体内で毒を出し、最後は脳に回って死ぬらしい。政府の狙いは弱った私たちを支配することなんだと思う」などと、誰が聞いても突拍子もないとわかる言葉が返ってきたのです。
「だからワクチンなんて絶対に打っちゃダメ」と真顔で必死に訴えてくる妻に対し、底知れぬ不気味さを感じたものの、「長引くコロナ禍で疲労し、ストレスがたまったんだろう」と自分に言い聞かせ、しばらく妻の言動を放っておくことにした徹さん。彼が、自分のしたことが間違っていたと気づくのはそれから1週間後でした。
「ワクチンは毒」と信じて疑わない真美さんの暴走はまだまだ続き、やがて鈴木さん夫婦は別居婚へと至ります。
本格的に真美さんの“暴走”が明らかになったのは、次の週末でした。徹さんが、子どもの友人の父親、いわゆる“パパ友”とフットサルで会った時、「鈴木さんの奥さん、ヤバいことになってません?」と指摘されたのです。
真美さんは、自分の友人や知人にとどまらず、徹さんの両親にまで「ワクチンを打たないように」と電話で説得していたとのこと。さらには、インターネット上でもワクチン反対のための活動を展開していたことも判明しました。
「子どものために、『頼むからやめてくれ』と頭を下げてお願いしても、『見殺しにするわけにはいかない。これは天から与えられた私の使命だ』と一蹴。
それどころか、僕が会社でワクチン接種の予約をしたと知るや激高した挙句、『ワクチンを打った人の近くにいるだけで毒に感染する。そんな人とは一緒に住めない。子どもと私を守りたいなら出ていってほしい』と一方的に別居を言い渡されてしまいました」
結局、妻から追い出されるような形で自宅を出た徹さんは、「とりあえず、コロナが落ち着くまで別居をして、夫婦関係のことはその後ゆっくり話し合おう」と長期戦に入る覚悟を決めたといいます。
一方、妻の真美さんはいまだにワクチンのことにこだわり続けているらしく、週末に子どもに会いに来る徹さんに対し「あれほど何度も忠告したのに、それでもワクチンを打つなんて信じられない。妻と子どものことを思いやれないあなたとは、どれだけ時間を重ねても元通りにはなれそうにない」とあきれているとのこと。
コロナ禍で気づいた価値観の違いが、2人を隔てる大きな壁になってしまったことは間違いなさそうです。
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