経営する飲食店で、放し飼いにしていた大型犬が、客2人にかみつきけがをさせたとして、40代の夫婦が業務上過失傷害などの疑いで逮捕されました。
警察によりますと、夫は容疑を認め、妻は一部否認しているということです。
逮捕されたのは、神戸市中央区で飲食店を経営する40代の夫婦です。
警察によりますと、ことし2月と5月、夫婦が飼っているゴールデンレトリーバーが、店内で食事をしていた客の女性2人にかみつき、軽いけがを負わせたとして業務上過失傷害などの疑いが持たれています。
当時、犬はくさりなどでつながれておらず、放し飼いにされていたということです。
また、動物愛護法では、犬を店内で展示する場合、県や市に登録をすることが義務づけられていますが、警察によりますと、ことしに入って神戸市から警告を3回受けていたものの、登録していなかったということです。
警察は、ことし3月中旬に客の女性から「犬に手をかまれた」という相談を受けて、捜査を始めていました。
調べに対し夫は容疑を認めていて、妻は「2月に客をかんだため、それ以降は、前から来ている客以外には、犬を店内に展示していない」と一部否認しているということです。
警察は、事件のいきさつを詳しく調べています。
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