出典:EPGの番組情報
情熱大陸【マイムアーティスト/が~まるちょば▽泣けるパントマイムがあるなんて】[字]
東京五輪開会式『動くピクトグラム』を創作。彼のパフォーマンスは言葉や文化を超え観客を驚かせ爆笑の渦に引き込む。何もないのに全てが見える…泣けるパントマイムって!?
番組内容
動かそうとしても動かないカバン、見えない壁、綱を使わない綱引き…言葉を使わずに観客を驚かせるサイレント・コメディー、パントマイム。国際的にも高い評価を受ける「が~まるちょば」は、3年前からHIRO-PONによるソロに。東京オリンピック『動くピクトグラム』で再注目され、目下バラエティ番組などからの出演オファーが殺到!だが、人気とは裏腹に“本当のパントマイム”が広まっていない現状に嘆くことも多い。
番組内容2
彼が目指すのは、笑いと感動で観る人の心を動かすパントマイム。『2時間15分の無言劇』。その作品作りは、地道で過酷な作業の連続だ。たったひとつの“動作”が、丸一日かけても決まらない。「一言だけでも、言葉で説明できたら…」ふと心の声が漏れ出す。だがHIRO-PONは、たったひとりの舞台に挑む!全公演ソールドアウトで迎えた初日、パフォーマンスを観る観客の目には何が映るのか?その瞬間に立ち会った。
プロフィール
【マイムアーティスト/が~まるちょば】 HIRO-PON 埼玉県出身。年齢非公開。 幼い頃から人見知りな性格。20代でパントマイムと出会い、“人前で喋らなくていい上に、一生追求できる職だ”と考え、弟子入り。元相方ケッチ!とコンビを組み、1999年にサイレントコメディーデュオ「が~まるちょば」を結成。 世界最大級の芸術祭「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」でダブルアクトアワードを受賞。
プロフィール2
2007年には、海外の有名誌が選ぶ「世界が尊敬する日本人100」に選ばれる。 2019年にケッチ!が脱退し、HIRO-PON一人で活動を続けることに。笑いと感動をもたらすパントマイムを追求している。 2020年、東京オリンピックの開会式で、“動くピクトグラム”の創作・出演・撮影を担当。YouTubeの再生回数は2000万回(1月17日時点)を超え人気を博す。
制作
【製作著作】MBS(毎日放送)
公式HP
【番組HP】 http://www.mbs.jp/jounetsu/
関連公式URL
【ツイッター】@jounetsu 番組の感想に#jounetsuをつけてください! http://twitter.com/jounetsu 【フェイスブック】 番組公式ページへの「いいね!」もぜひ! http://www.facebook.com/jounetsutairiku 【インスタグラム】 フォロー宜しくお願いします! https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
劇場/公演 – ダンス・バレエ
福祉 – 文字(字幕)
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- 演目
- 沈黙
- 表現
- 物語
- お客さん
- ガラス
- ストーリー
- デュオ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
<このヘアスタイルで 国際的な
評価を得てきた日本人は
彼くらいだろうか>
(HIRO-PON)モヒカン歴20年以上
20年以上
ここだけブリーチしてるから
何か 頭蓋骨 もう
溶けてんじゃねえかなと思って
ま… 真ん中だけ
<マイムアーティスト
HIRO-PON>
<ジョージア語で
「こんにちは」を
意味する
「が~まるちょば」
として知られている>
<言葉を使わず
体の動きだけで
全てを表現するパントマイム>
<だから 世界各国
文化の壁を軽々と超えて
観客の視線を
くぎづけにしてしまう>
<3年前まで
デュオだった
「が~まるちょば」は
本場と
いわれる
イギリスで
とりわけ
称賛されてきた>
<相棒が抜けて
ソロとなったものの
更なるパワーアップを己に課して
走り続けている>
<去年 東京オリンピックで
評判を呼んだ
あの人間ピクトグラムは
彼が創作したものだ>
<ついでに 本番のカメラまで
担当してしまった>
<一躍 注目を集め
2021年を彩った話題の人として
表彰される>
<だが 本人は…>
こう言うとあれかな 大丈夫かな
パントマイムって言う人も
いるかもしれないけれど…
<本来のパントマイムとは
違うところで褒められたことが
少々 不本意だったらしい>
<何もない所に 何かがあるように
見せるパントマイムは
思いの外 奥が深い>
<感動を誘うことさえ できるのだ>
(笑い)
<HIRO-PONは
見る者の想像力に訴える>
<単なる情景の再現に
とどまらず
喜びや悲しみにまで届く
パフォーマンス>
<その舞台に
スタンディングオベーションは 珍しくない>
モヒカンのさ パンツ一丁で
走るようなおじさんがさ…
おじさんに泣かせられたら
ちょっと悔しいよね
(女性)シャツ
着替えない 着替えない! こっち
<果たして
目に見えるものだけが真実か>
<孤高のアーティストが作り出す
豊かな沈黙の世界に
ようこそ!>
♬~
<午前4時>
<「が~まるちょば」・HIRO-PONの
一日は トレーニングから始まる>
<体力作りは もちろんだが
つらさを我慢し続けて
メンタルを鍛えることも
目的の一つだと聞いた>
<舞台やテレビ出演が迫ると
いつも 稽古場を借りる>
昨日も 実は 稽古をしてて…
(スタッフ)はい
…で その続きみたいな感じですね
(スタッフ)あぁ…
まあ ダラダラやります
<この時 彼は
2か月後の公演にかける作品に
取り組んでいた>
一般的には ないものをあるように
見せるものが パントマイム…
こうやって 壁だったら
こう 何か ここに壁がある ねっ
…っていう
こういう技術のことを
パントマイムって
思われてたりとか
ここに壁がないのに
壁があるように見せる
…っていうことは
事実なんだけれど
あるように見せるんじゃなくて
あるんだよね
なきゃいけない
この人にとっては
<演出家や振付師はいない>
<自ら自分の動きを撮影し
確認しながら仕上げてゆく>
<どうやら
何かを担ぎ上げようとしていた>
<動作の意味が
正確に伝わるかどうか>
<観客の立場になって
映像をチェック>
<もう一度 同じ動き>
<完成までに
数百回 試行錯誤することもある>
あ~ できないね
難しいね
(スタッフ)難しい…
ちょっと 笹木さんさ
ちょっと 寝っ転がって…
あおむけに 寝てもらっていい?
手伝ってもらっていい?
(スタッフ)あぁ はい
<繰り返していたのは
気を失って倒れている人を
立ち上がらせる動きだった>
フフ ハハ…
見えてないものを
表現しなきゃいけないから
それを理解できるかできないか
理解できるところに
置かなきゃいけなくて
普通のお芝居だったら
何てことないシーンに
なるんだと思うんだけれど
マイムの場合だと
そんなことに 頭を使って
組み立てていかないと
ダメだっていう
そういうのが ごまんとある
(スタッフ)ごまんと…
フッフフフ
ストーリーを作っていくと
<オリンピック効果で
今 多忙を極めている>
(テレビスタッフ)3 2…
(男性)「が~まるちょば」さんです
<中でも バラエティー番組からの
出演オファーが急増>
<パントマイムの魅力を
伝えるためなら 労を惜しまない>
(男性)浮いてる!
ねっ
♬~
<スローモーションも お手のもの>
♬~
(拍手)
(スタッフ)おはようございます
おはようございます
<タレントに パントマイムを
伝授することもあった>
(女性)
「が~まるちょば」さん 入られます
おはようございます
(一同)おはようございます
<自作のショートストーリーを
2日間でマスターさせて
イベントの演目に仕立てる仕事>
はい
手羽先キミドリ 坂本遥奈です
ハルって呼んでください
<短期集中の指導だけに
HIRO-PONは真剣だった>
もしも 今日
え~ これ ちょっと
お客さんに見せるものじゃない
…って判断したら 演目 変えます
入ってきて ここに壁があって
ガラスを拭いて…
<まずは 目の前に
ガラス窓があるように見せる
定番の動きから>
ここが かゆいから
ここに手が行って ここをかくの
ここが かゆいのに
ここを かかないでしょ
そうやって 気持ちが体を動かすの
動きっていうのは 全部そう
<大切なのは アクションを促す
気持ちの流れだという>
ガラスに手をつくじゃなくて…
はい
<形をマネるだけでは
人の心は伝わらない>
<つまり
物語にはならないということだ>
<たとえ 一度限りの挑戦でも
それだけは分かってほしかった>
<特訓を経て迎えた本番>
♬~
<教えたのは
必要最低限のことだけ>
<それでも 一人一人が
予想を上回る力を発揮した>
♬~
♬~
<最後に
HIRO-PONがステージに上がり
物語を締めくくる>
♬~
♬~ (拍手)
(スタッフ)楽しかったですか?
何か…
ないんですけどね 何にも
自分が見えてないと
お客さんにも伝えられないし
器の場所とかが変わっても
意味がないから …っていうのが
み… 見えたんですよ
これ 何て伝えたらいいんだろう
パントマイム自体が
うまくできたかどうか
ちょっと分かんないんですけど…
何か いいですね
(スタッフ)こんばんは
よろしくお願いします
<1人暮らしの自宅>
<観客に
余計な先入観を与えないよう
年齢は秘密にしている>
<けれど
自慢の趣味を公開することには
ためらいが なかった>
大体 このルイスレザーズと…
<ひと部屋が
まるで 革ジャンの専門店>
これ 違う… サイズが違う
これ 38・40でしょ
(スタッフ)サイズが違うだけで
他は 全部一緒ですもんね
違う サイズが違うんだよ
何を言ってんだ!?
サイズが違うんだ
<音楽にも こだわりがある>
でも…
みんなね 分かんないよね
(スタッフ)そうですね
何か 生意気なこと
言ってるから
そういう反骨精神みたいに
聞こえるのかもしれないけれど
でも それは純粋にパントマイムを
知ってもらいたいっていう
でも パントマイム知らない人って
ホント 少ないんだよ
でも
その知ってるパントマイムが
俺の思ってる
パントマイムと違うから
もっと知ってよ
っていうふうになるっていう
<生まれは埼玉>
<幼い頃から
極度の人見知りだった>
<その屈折が
彼をパントマイムに向かわせる>
<なぜなら
人前で話す必要がないから>
<20代で修業を始め
やがて 相棒と巡り合う>
<「が~まるちょば」のデュオは
日本より先に 海外で認められた>
(ホイッスル)
(拍手と歓声)
<受賞歴は華々しい>
<ステップを一段上がる度
欠かさずに
報告してきた人がいる>
<修業時代 何かと世話になった
豊永雄雅さん>
社長です 豊永さん
よろしくお願いします
<HIRO-PONにとっては
人生の恩人と言っていい>
LINEの… 重いね
<これまで手にしてきた
トロフィーなどは
全て ここに預けている>
<おかげで
記念館を思わせる一角が
生まれていた>
<豊永さんは
筋金入りの応援団なのだ>
その時から…
…って言われた
すごい… すごいっすよ
覚えてない
そうそう そうそう
覚えてないんですよ
その頃から
すごく手助けしてくれて
<無名の頃から
HIRO-PONは 才能の片鱗を
のぞかせていたという>
何でも その…
…んじゃないかと思うんですよね
<たった一人で
2時間を演じきる舞台が
ひと月後に迫っていた>
<この日は 音響や照明の
スタッフなどを集めて
初めての通し稽古>
<仙台を皮切りに
東京・大阪での公演が
決まっていた>
<準備した演目の中で
50分にも及ぶ渾身の大作が
目玉になる>
♬~
<運命のいたずらから
赤ちゃんを育てることになった
男の物語>
<喜びや悲しみを後押しする上で
音楽と照明のタイミングは
極めて重要だ>
<一切 セリフがないだけに
絶えず 体の動きで
状況を表現し続けなければ
ならない>
<身につけてきた技を駆使して
ストーリーを展開させてゆく>
♬~
♬~
<沈黙の50分は 恐るべき長丁場>
<だが 観客は
必ず 心を震わせてくれるはず>
<そう信じている>
短かったね ヘヘッ
もうちょっとね
演技は長くなると思いますけど
で… そっか
<今月7日>
<3日間の東京公演が
初日を迎えた>
<いつの頃からか
何事も お手軽に説明することが
世の風潮になってしまった>
<そんな時流に逆行する
HIRO-PONの舞台が
いよいよ 幕を開ける>
(拍手)
<人生に絶望した
孤独な男が
ふとしたことから
小さな命と出会ってしまう>
(赤ちゃんの泣き声)
(赤ちゃんの泣き声)
♬~
<男には 生きる希望が湧いてくる>
♬~
<そして 月日は流れた>
♬~
♬~ (笑い)
♬~
<だが 唐突に訪れる別れの日>
(着信音)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~ (拍手)
また 会いに来てください
よろしくお願いします
ありがとうございました
(拍手)
♬~ (拍手)
<本来なら 最後まで
沈黙を貫くはずだったのに
つい 言葉を発してしまった>
<鳴りやまない拍手に
大きな手応えを感じていたに
違いない>
(スタッフ)とりあえず 東京は
やりきったっていう感じですか?
そう… やりきったって
やりきったなんて言えないけれど
やりきったは言えないよね
やりきっちゃったら
終わっちゃうからね
<実は
ディープな趣味が もう一つ>
<凝り性のHIRO-PONは
バイクにも うるさい>
<なじみのショップで
仲間と語らう時間が
数少ない息抜きだ>
何か メールの
やり取りかなんかで
僕は 友達が少ないから
って言ったら
友達が少ない… 友達いないから
みたいなメールをしたら
俺は友達じゃねえのかよっていう
(笑い)
友達はいらない
彼には 友達はいらない
違う 違う 違う… あんね…
家庭もいらない
(笑い)
ねっ?
あっ… ハハハハハ!
<孤高のマイムアーティストは
お気に入りのハーレーで
風を切り
これからも 我が道を走り続ける>
<撮るだけじゃない
切り取り 組み合わせて
初めて見える世界がある>
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