今日28日(金)13時19分頃、鹿児島県の桜島・南岳山頂火口で爆発が起き、高く噴煙が上がりました。桜島での爆発は今年に入り4回目で、日中に爆発が起きるのは今年初めてのことです。
噴煙の高さは海抜4000m以上(火口上3400m)に達しています。3000mを超えるのは昨年2021年4月5日以来です。
周辺では空高く、また風に流される噴煙の様子が確認されています。福岡管区気象台によるとわずかながらも体で感じる空振が観測され、大きな噴石は加工から1300〜1700mの4合目まで飛散していると見られています。
火口付近、上空1500m付近では北西の風が吹いているため、火山灰は南東側の垂水市や鹿屋市などに広がりやすくなります。鹿児島県だけでなく宮崎県串間市まで降灰の可能性もあるため、周辺では注意が必要です。
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