【ゆっくり解説】カンフーサッカー炸裂!?中国サッカーリーグの裏事情【しくじりスポーツ】Kung fu soccer explodes! ??Chinese Super League

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今回は中国のサッカー事情について解説します!
有名なサッカー選手が、中国リーグで戦うことを決意するのはどういう意味を持つのか!?
是非最後までご覧ください!

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【目次】
00:00 オープニング
01:19 中国リーグと少林サッカーと言われる所以
05:34 中国のサッカーレベル
08:44 外国籍選手問題
10:24 外国籍選手の帰化問題
12:04 八百長問題

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【あらすじ】
1.中国リーグと少林サッカーと言われる所以

日本のJリーグと同じように、中国にも「中国スーパーリーグ」という、プロサッカーリーグが、存在する
1部を甲A級の15クラブ、2部を甲B級の12クラブ、合計27チームでスタートした
その後、さらなる試合の質の向上を目的とし、2004年に1部(中国超級)、2部を(中国甲級)と改名し現在に至る
2012年には元日本代表の監督を務めた岡田武史(通称・岡ちゃん)が、日本人初となる、中国のクラブチーム「杭州緑城」FC※現・浙江緑城(セッコウリョクジュウ)に就任している
2019年に行われたE-1 東アジア選手権の韓国VS中国の試合を振り返ってみる
試合は、韓国が終始優位に進め、前半12分に韓国が先制ゴール挙げる。
この、韓国の先制点をキッカケに中国のラフプレーが目立つようになる。
後半7分には韓国MFユン・イルロクの右腕の、あいさつ代わりに中国選手のカンフーキックが炸裂。
その後、サイドを駆け上がる韓国MFムン・ソンミンの顔に鈴木みのるばりの、張り手をお見舞いする。
その後、ファールすれすれのチャージを幾度となく、連発する中国の対し、韓国のパウロ・ベント監督は強く抗議する
何とか、1点差を守り切り勝利をしたもの、後味が悪い試合となった
韓国メディアは、この試合後、「カンフーサッカー炸裂!」、「恐怖の少林サッカー!」など見出しの下、中国代表の一連のプレーについて大々的に取り上げてる
実は中国代表は日本との試合でも、やらかしてるんだぜ。
韓国戦の三日前に行われた「日本VS中国」の試合では、右サイドの橋岡選手が、中国人ジャン・ジーポン選手から頭にカンフーキックを食らっている
この行為に何故は審判はイエローカードのみだった
試合後のインタビューでこの悪質なタックルについて尋ねられた所、「彼の頭からぶつかってきたと」と発言。
その後、中国のサッカー番組に出演した際に、謝罪をし、橋岡選手がTwitter上で「気にしてないよ。またピッチ上で再開できるのを、楽しみにしてます」と神対応を見せ、この件は沈静化した
2008年に開催された北京五輪での「中国VSベルギー」戦で、それは起こった
この試合では、中国のDFタン・ワンソンがベルギー代表のセバスティアン・ポコニョーリ選手に対し、故意に局部を蹴るなどの悪質な行為を行い負傷させている
また、2019年に開催された、女子W杯、グループBの「ドイツVS中国」での出来事。
この試合を1-0で勝利したドイツだったが、試合後のインタビューで、ドイツのキャプテン、アレクサンドラ・ポップは「中国は、遅れてタックルするのも当たり前、そして、この試合では、多くの選手が足首を狙われた」と中国女子代表を批判してる
「中国人は乱暴で、ラフプレーするから、中国では、二度と試合したくない。」
これは、現レアルマドリードの監督、ジヌディーヌ・ジダンが、2007年に成都市(せいとし)で行われる親善試合の参加を拒否した時の、発言
ジダンいわく、2003、05年にレアルマドリードの一員として中国のクラブチームと、試合をしたが、あまりのラフプレーの為、けが人が出る危険性があると指摘していた

中国のサッカーレベル

中国がプロ化するメリットってなに?
単純に環境改善に繋がる。レベルの底上げ、スポンサーがつくことでアマチュアと違って、給料制か年俸制に変わることで、ある程度のお金が保証されてるのもメリット
実は2019年度の中国のクラブチームの平均支出は11億元と言われており日本円に直すと、176億円(1億元=16億で計算)なんだ
韓国でいえば10倍以上の数字って言われている
中国のクラブチームには、アリババや蘇寧電気(そねいでんき)など、大手企業がスポンサーとしてついている
最近では、2017年にイタリアの強豪ACミランの株式100%を取得した
サッカーでは、クラブチームで育てた選手が海外のクラブに高く売れたり、代表が国際大会で結果を出す、というのが利益といった所。
韓国
・FIFAランキング38位
・W杯出場10回はアジア最多!
・日韓W杯では、アジア最高位となる4位!(いろいろ問題があったけど)
・アジアカップ2度の優勝!
・E-1 東アジア選手権3連覇!
・海外リーグ所属は121人。その内68%が、所属している国のトップリーグに所属。
さすが「アジアの虎」と呼ばれるだけの事はある
日本!
・FIFAランキング27位
・W杯6大会連続出場(ベスト16・3回)
・アジアカップ・4度の優勝。
・E-1 東アジア選手権1回優勝・準優勝5回
・海外リーグ所属は161人 その内80%が、所属している国のトップリーグ所属。
これがサムライブルー
中国
・FIFAランキング75位
・2002W杯出場グループリーグ敗退(日本と韓国は開催国特権の為、予選は免除)
・アジアカップ2004準優勝
・2006.10.14.18年、W杯予選敗退
・海外リーグ所属は29人 その内48%がトップリーグ所属。
これが、中国サッカーの現状
これには中国メディアも、皮肉を込めてこんな記事を出す始末
・なんで、こんな金をかけているのに強くならないんだ?
・日本の大学生のレベルに絶望した。中国と日本の差は思ったよりも大きい
・魔理沙さんに投資したほうがいい

外国籍選手問題
中国もヨーロッパ各国から選手を獲得してた
いわゆる「爆買い」「チャイナマネー」により、法外な年俸を提示し、獲得していたんだ。中国のサッカー選手の平均年俸は、1億円と言われており、これは日本の3倍の数字
中国リーグ年俸TOP20には、全て外国人がランクインしており、20位でさえ7億円、総合計は300億円を、ゆうに超える
2005年以降のACL(アジアチャンピオンズリーグ)では13年と、15年に優勝はしてるものの、日本は3回、韓国に至っては5回優勝しているが、アジアの大会とはいえ、国際タイトルを獲得した中国は外国籍の選手の加入は大きいものだったと言える

外国籍選手の帰化問題

日本で帰化する場合、細かい条件については今回割愛するが、まず「引き続き5年以上住んでいる」事が条件になる。
「中国リーグに所属している」ただそれだけの理由で、国籍がどんどん与えられていった。
ブラジル出身のエウケソンは中国代表として、2022年W杯アジア予選にも出場している。中国メディアによると、もし2022年W杯に出れたとしたら、ほとんど外国人で構成されるのではないかと言われてる。
中国に金目当てで移籍する選手や、「帰化」などの政治色がにじみ出てるやり方に、サッカー界からも批判の声が出てる
ジーコ・イタリアメディアでの発言
「欧州のスター選手を呼ぶことに執着し過ぎて、中国自体のサッカーは成長していない」
オランダ代表 アリエン・ロッベン選手
「いろんなリーグに挑戦する選択は良い事だ。ただし、中国以外はね。中国リーグに行くという事はキャリアの終わりを意味するんだ。それよりも僕は、お金より大事なモノを求めてるんだ」
元アルゼンチン代表 カルロス・テベス
「たとえ、50年かかっても、彼らが僕らのレベルに、到達する事はないだろうね。」

まさに中国サッカーの闇。

八百長問題

中国サッカーで一番、問題視されてるのが「八百長問題」
監督次第でチーム状況が変わる事だってあるし、世界の舞台で審判を務める事が出来たら、世界基準のレフェリングも出来るようになる。
2010年、中国サッカー協会の副会長が、地下賭博業者と結託し、意図的に勝敗を操作したとして逮捕されてる。
2013年には、90年代から2000年前半までに中国国内で起きた、最大の八百長事件に関係していたとされる、選手、コーチ、監督、審判を含む58名が活動停止、その内33人は永久追放され、中にはリーグ優勝をはく奪されたチームもある
中国国内のブックメーカー(賭け屋)も、「情報に信頼性が無く、透明性に不安がある」との理由で、中国リーグの試合を賭けの対象から外してしまうほど
あまりにも中国国内で、八百長が蔓延している事に、危機感を覚えた胡錦濤中国主席が、疑惑洗い出しの為、特別捜査チームを発足させる事態にまで、発展した

まとめ

中国は、目先の利益、つまり効果がすぐ現れる部分にしか、重点を置かず、ユース、国内選手の育成など長期的な視野での経営を怠った為、このような事態になってしまったんだと思う。スポーツ選手である以上、年俸の額は評価に繋がる訳だが、実力以上の年俸をもらう事に満足し、向上心がなくなっているのも原因の一つだ。

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