濃厚接触者の待機期間 7日間に短縮へ 全国の感染者8万人超える

国内の1日の新規感染者が初めて8万人を超える中、濃厚接触者の待機期間が7日間に短縮されることになった。

岸田首相「感染拡大を防止する一方で、できるだけ社会経済活動を維持していく。この2つのバランスをとっていく必要がある」

28日、政府は濃厚接触者に求めている自宅などでの待機期間について、現在の10日間から7日間に短縮すると発表した。

また、警察官や介護従事者など、いわゆるエッセンシャルワーカーについても、PCR検査などで陰性となれば最短で6日目に解除から、検査キットを用いた2回にわたる検査で陰性となれば、最短で5日目に解除に変更した。

国立感染症研究所の分析によると、オミクロン株に接触してから、7日目までに発症する割合は94.5%と推定され、こうした結果をふまえ、政府は待機期間の短縮に踏み切った。

後藤厚労相「(自宅等での待機)解除後の発症リスク5%程度くらいは認容するという前提で、社会的機能の維持に必要な対応をしっかり図れるように考えた」

こうした中、東京都の28日の新規感染者は、4日連続、過去最多となる1万7,631人。

病床使用率は、46.1%だった。

また、大阪府は1万13人で、初めて1万人を超え、過去最多に。

重症者は47人、病床使用率は、60.6%に上っている。

全国では、8万1,808人の感染が確認され、初めて8万人を超えた。

27日までの重症者は、前の日から160人増え、697人となっている。

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