ワクチン3回目接種の予約が埋まらない自治体というのが相次いでいます。
3回目の接種を加速させようと、大規模接種会場は28日から予約の受け付けが始まります。
そのワクチンを巡って異変が・・・。
東京・目黒区では3回目の接種の際にファイザーかモデルナを選ぶことができますが、ファイザーは予約がほぼ埋まったのに対してモデルナは約3割にとどまっているといいます。
なぜそこまで、ファイザーが人気なのでしょうか。
20代会社員:「2回ファイザーを打ってて、同じ会社の薬で打ちたい」
3回目の接種では、2回目までと異なるワクチンの「交互接種」が可能になります。
しかし、目黒区は2回目の接種まではほとんどがファイザーのワクチンを使っていたため、モデルナを避ける人が続出したとみられます。
目黒区:「モデルナのワクチンは18歳以上に対象を広げて予約枠を有効に使うようにしました」
モデルナを避ける動きは他の自治体でも・・・。
千葉県富里市ではファイザーの予約が9割に対し、モデルナはわずか1割です。
3回目の接種を急ぐ政府はモデルナを猛アピール。
岸田総理大臣:「私自身、1、2回目はファイザー社のワクチンを打ちました。3回目はモデルナ社のワクチンを打つ予定です」
一方でモデルナ製について、こんな声も・・・。
モデルナを2回接種した人:「熱が出たり、(モデルナ)アームが出たりするの怖い」「39度8分(の熱)が40時間続いて割と死ぬ思いでした」
ワクチンの副反応です。
厚生労働省は、3回目の接種ではモデルナ製は接種の量を2回目までの量の半分にするとしています。専門家は副反応を抑える狙いがあると見ています。
順天堂大学大学院・堀賢教授:「モデルナの方が副反応が強かった理由は、中に入っているメッセンジャーRNAの量が少し多い。副反応を弱める意味で少し量を減らした。(副反応を)そんなに恐れる心配はない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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