近年、増え続ける児童虐待を未然に防ごうと、東京・足立区と区内を管轄する警視庁の4つの警察署が被害児童の情報に関して連携を図る協定を結びました。
協定は足立区を管轄する千住、西新井、竹の塚、綾瀬の各警察署と区が連携して虐待被害に遭った児童の情報を共有することで、事態の素早い把握を目的に締結されました。警視庁によりますと、虐待に関する通報件数は世間の関心の高まりから増加していて、足立区では今年に入って虐待が疑われる事案が去年を上回る320件に上っています。足立区は警視庁との連携を強めることで、児童の家族が住民票を移さないまま引っ越した結果、児童の所在が分からなくなるケースの対応や、役場が業務をしていない夜間の取り扱いがスムーズに行われることを期待しています。
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