【独自】緊迫のウクライナ情勢“山場”か・・・市民が軍事訓練 10代子どもも参加(2022年1月21日)

 ロシアの侵攻の可能性が高まるウクライナでは、軍だけではなく、一般市民も武器を取り、戦争の危機に備えています。緊迫のウクライナ国内を緊急取材しました。

■市民が軍事訓練・・・10代子どもも参加

 首都近くの空軍基地。記者のすぐ後ろを迷彩柄の戦闘機が離陸していきます。

 国境沿いに10万人規模の軍を集結させているというロシア。

 ウクライナ国境付近の様子を捉えた衛星写真には、雪で覆われたロシアの軍用施設に無数の武装車両や戦車が配備されている様子が映っています。

 迷彩服を着て、銃を手にしているのは、ウクライナの一般市民です。地域住民を対象にした、戦闘訓練が行われています。

 軍事訓練には、10代の子どもたちも参加しています。15日は、対戦車ロケット、そして小銃などの使い方について訓練が行われています。

 会計士などをしていたオレシャさん:「すべての市民の責任は、母国を守ること。ロシアは許せない。我々は戦います」

 NATO(北大西洋条約機構)に入りたいウクライナ。それを阻止すべく、侵攻の準備を続けているとされるロシア。

 アメリカ・バイデン大統領:「もしロシアがウクライナに侵攻したら、我々はロシアに対して、経済制裁で重大な痛みとコストを科すことになる」

 最大限に危機が高まっているウクライナ情勢。日本時間の21日、大きな“山場”を迎えます。

(「グッド!モーニング」2022年1月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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