東証一部上場企業の3割「プライム」基準満たせず(2021年7月9日)

 東京証券取引所は現在、「一部」に上場している企業のうち3割程度が、来年4月の市場再編で最上位となる「プライム市場」の基準を満たさなかったと発表しました。

 東証は「一部」「二部」などの市場区分を来年4月に再編します。

 最上位の市場の名称は「一部」から「プライム」に変更され、時価総額や企業統治などの基準を厳しくして優良銘柄のみに絞り込みます。

 東証は現在の上場企業約2200社について、新しい市場区分の基準に適合するか判定した結果、一部上場企業のうち3割にあたる664社が「プライム」の上場基準に達していませんでした。

 基準に達していなくても、経過措置によって条件付きで「プライム」に移行することはできます。

 企業は9月からどの市場区分に移行するかを選び、申請することになりますが、その前に提出される最新の情報を踏まえて、東証は再び基準に適合しているか判定する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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