出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「京の楽園 里山の金メダル~京都 京北~」[字]
京都市の北、深い山に抱かれた静かな山里・京北。オリンピック金メダリストの吉田沙保里さんと松本薫さんが、豊かな山のあふれる宝をめぐり、心と体をリフレッシュする旅。
詳細情報
番組内容
京都市右京区京北。町中から山を越え北へ車で30分、静かな山里が広がる。深く豊かな山がうむ恵みが、古来この地から京都へ送られ都の繁栄を支えてきた。土にまみれて取る貴重なブランド京野菜、かやぶき屋根の古民家で味わう極上地鶏、気候をいかして作られる納豆、暮らしに彩りを与えるさまざまな木…。オリンピック金メダリストの吉田沙保里さんと松本薫さんが、山里にあふれる宝をめぐり心と体をリフレッシュする旅。
出演者
【出演】吉田沙保里,松本薫,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 京北
- 本当
- マコモダケ
- 金メダル
- 納豆
- 里山
- 吉田
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- ヤッホー
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- 空気
- 元気
- 松本
- 全然
- 本物
- 野菜
- シカ肉
- 屋根
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
担当は今井純子解説委員です。
次回もぜひご覧ください。
(吉田)うわ~ すごっ!
(松本)めっちゃきれい 川。
すっごい きれい! すごいね!
うん めっちゃきれい!
清らかな流れが 心を潤す上桂川。
京都の名所 嵐山から
山を越え 北へ
ここは アユなど
たくさんの魚が集まるという
魚ヶ渕のつり橋です。
やばい 自然にかえる。
自然にかえっちゃう。
やばいよ 今。
すっごい元気になってきている。
共に オリンピックで金メダルに輝いた
スーパーアスリート。
霊長類最強女子
吉田沙保里さんと
野獣の異名を持つ 松本 薫さん。
世界で戦ってきた2人が
女子旅の地に選んだのが
麗しの里山 京都 京北。
町なかから クルマで30分。
何? 「やまもとさん」って。
ヤッホーってやったら…。
ヤッホーって返ってくるやつ。
おかしい おかしい!
うそ。 ちょっと…
いくよ! せ~の…。
山に寄り添い
コツコツ セッセと技を磨き
伝統を守り継ぐ。
里山の暮らしの中には
誉れ高き 金メダルが
輝いています!
あっ 茅葺きだ。
すてき。 鳥居が…。
すごい緑。
ねえ すごくない。
木がさ す~って。
今回の「えぇトコ」は
里山にあふれる宝を巡り
心と体をリフレッシュします。
真っ暗な中でとる 土にまみれた美しき
京こかぶ 最高の味。
水車に 唐臼。
のどかな里山に キラリと光る金メダル。
野に 山に 暮らしの中へ
女を磨く旅 始まりま~す。
山の懐に優しく抱かれる京北の里山。
母なる豊かな山は いにしえより
たくさんの命を育み
山の木や食べ物など
あふれんばかりの恵みは京へ送られ
都の繁栄をずっと支えてきたのです。
そんな山の麓で…。
めっちゃ長靴の人がいる。
あら! 本当だ。 こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
何されてるんですか?
今から。
すごい すごい すごい。
よいしょ。
これ 鉄砲ですね。
すごっ! 本物ですよね。 銃ってこと?
猟師の大川口忠男さん。
この時期 獲物を捕りに
豊かな山へ分け入ります。
そう 幸多き 健やかな山は
多くの野生動物を健やかに育みます。
戦わない。
ハハハ。
ということで 仕掛けたオリに
野生動物がかかっていないか いざ 山へ。
いやいやいや。 えっ?
何 何? いる?
えっ? 動いてる 動いてる 動いてる。
あっ すごい すごい すごい!
あっ あっ あっ…
あ~ 怖い 怖い!
すごい すごい。
「霊長類最強女子」と呼ばれた吉田さん
野生の生き物の前では からっきしです。
怖い 怖い!
オリに入っていたのは
立派に育ったオスジカ。
感謝ですね。
そんなシカ肉は鍋にすると
抜群のおいしさになるのだそう。
その鍋に欠かせない
とっておきの京北の恵みがあります。
ダイコン?
ダイコンもありますね。
ハクサイだ。
ハクサイ。
これが おいしいものなんですよ。
これ何だろう。
人の背丈よりも高い作物 マコモ。
稲の仲間です。
これに出来るのが
マコモダケという食べ物。
すごい! すごい!
どこに出来るのかというと…。
これがマコモダケ。
ああ 緑の。
膨らんで太くなった茎の根元を
食べるのです。
中国では人気の食材だという
低カロリーで食物繊維が豊富な
マコモダケ。
すごい。
え? 生でも?
生でも大丈夫です。
生で食べる初めてのマコモダケ。
好奇心旺盛な金メダル女子
恐る恐る口にします。
あっ… え? 甘い。
本当に甘い。
う~ん 甘い。
かめばかむほど甘みが出て
最後 トウモロコシみたいな感じになる。
しかし マコモダケ
どの根本にも出来るわけではありません。
畑に分け入り 探さないといけないのです。
金メダリスト2人 いざ
マコモダケを探しに行きます。
すると 早速 松本さんが…。
あっ いた~!
めっちゃいる めっちゃいる!
ほら。 もういたよ。
すごっ!
片や 吉田さんは…。
全然いない。
本当? こっち側 いっぱいいるよ。
あ~ あった。
めっちゃ この辺いるよ。
すごい いっぱいいるよ。
あっ こっちの方が でかいな。
え~? 何で そんなにいるの?
苦戦中の吉田さん。
もっと奥へ奥へ行きましょうか。
もっと奥?
大川口さんの助けを借りて
更に畑の奥へ。
果たして どちらが
たくさん とることができるのか?
とったよ~。
すごいじゃん いっぱい。
ほら~!
えっ 待って。
すごい。
でっかいの とっちゃった。
吉田さん
大川口さんのおかげで大逆転。
見事なマコモダケをゲット。
京北の魅力あふれる自然を
満喫した2人に
大川口さんの妻 千穂さんが
腕を振るってくれました。
近くの河原で
ご家族と一緒に いただくことに。
うわっ おいしそう!
すご~い。
冬にうれしい金メダル。
シカ肉とマコモダケの
白ダシ鍋です。
いただきます~。
山の命に感謝して シカ肉をいただきます。
うん おいしい。 筋肉って感じする。
本当 弾力ある。
全然臭くない。 めっちゃ筋肉。
しかもさっぱりしてる。
本当に いくらでも食べれる。
そして 自分たちでとったマコモダケ。
甘い! かめばかむほど
甘みがね出るんだよね。
すんごい これ いいね。
子供に そしゃくする練習にもなるし。
なります なります。
貴重な恵みあふれる 誇りの里です。
そうですね。
はあ~ すごいなあ。
神社仏閣の柱や梁 京料理の食材。
都の繁栄を支えてきた
命に満ちる里山です。
かわいい!
一面に ホタルなんです。
すごい勢いで。
(2人)ええ~!
見たことない そんなホタル。
そういうの いいじゃん。
豊かな恵みをいただくための
元気の源が
昔から この里に伝わっています。
何 何 何?
すごい すごい すごい 何これ。
ええ? 下にいるよ。
結構 この地域…
山で出会うマムシを漬けたお酒は
滋養強壮に効くと
大切に飲まれてきたのだそう。
実に貴重な20年ものです。
初めてのマムシ酒ですが
尻込みせず飲みだす 金メダル女子。
ああ! すごい声が出た。
すご~い。 スパイシーな。
マムシ独特の…。
私も思ったより 全然飲める。
飲める。
むしろ これ 熱かんにしちゃって
いいんじゃない?
あっ! ありがとう!
ああ うれしい。
うれしいね。
いいですね 子宝に恵まれて…。
だって 見た感じ
家族が幸せそうだし ほっこりする。
幸あふれる里山の暮らし。
何より ありがたいのは
あふれる家族の幸せです。
京北の人々は 昔から 自然を敬い
感謝し 暮らしてきました。
また空気が変わるね。
ねえ。 本当にすてき。
光がね…。 木の間から…。
すてき。
すごい雰囲気ある。
うわ~ すごいね。
賀茂神社。
森の奥 ひそかに建つ 賀茂神社。
木立と一つになったかのような
神秘的な空間。
1, 000年以上 大切に守られてきました。
ここだね。
ねえ 来たね。 すご~い。
(鈴の音)
厳かな気持ちになれる 京北の聖地です。
京北の里山には
四季折々の営みが残ります。
こんにちは~!
今 何されてるんですか?
(2人)納豆!
関西には珍しく
昔から納豆が盛んにつくられてきた京北。
昔ながらの わらづと納豆です。
納豆菌を植え付けずに済む。
これも自然がくれた
代々変わらぬつくり方。
すごい 全然 今までの納豆と違う。
わらの香り…。
納豆を包む 稲わらを干していた
比果淳美さん。
米の収穫が終わり 出来たわらと
とれたばかりの大豆で
冬につくるという納豆。
昔から 手間をかけてつくってきた
正月のごちそうです。
そんな納豆を 実は比果さん
簡単につくる方法を編み出しました。
(2人)わ~!
あっ そんなに入れるんだ。
はい。
まず 広げたわらに
炊き上げた 4合半の大豆を
一気に敷きつめます。
比果さん納豆ですね。
大豆にわらをかぶせ 毛布でくるんだら…。
えっ コタツ!?
コタツの中で 4日間発酵させます。
この方法で 先週つくった納豆を
定食にして食べようと
比果さんの畑で
自慢の野菜を抜かせてもらいました。
せ~の! うわ~!
これ何ですか?
これは大きなだいこんですね。
お味噌汁にして…。
聖護院だいこんと
これも冬が旬の九条ねぎで
味噌汁をつくるのが 2児の母の松本さん。
あっ そうですね。
ありがとうございます。
知っていただいて…。
ちゃんと見てたで。
自家製の材料でつくった 納豆定食。
広いお庭で食べさせてもらいます。
こちらが 金メダルの自家製納豆。
タレもかけずに いただきます。
すごい! 粘りますか?
粘る! 粒が一個一個がね 大きい。
もちろん ごはんの上へ。
うん 豆がしっかりしてる。
おいしい~!
こんなに濃厚な納豆初めて。
食べ応えある! ありがとう。
健康によすぎて…。
すごいよ。 元気になっちゃうよ。
そして 大地の実りが詰まった お味噌汁。
聖護院だいこんのお味は?
やわらか。
すんごい やわらかい。 すごい甘い。
ほろほろほろって。 うわ~ すごい。
超甘い。
自分でつくって食べる野菜って
何か いいですね。
そやねえ。
自分が育てて。
元気になってきた~。 やば~い!
(笑い声)
知恵と工夫を凝らし
豊かに暮らす京北の里。
何か すごくない? ここ 令和?
江戸時代に来たみたい。
すごいね。 これ 見たことない。
観光用ではない水車。
田んぼに水路の水を引くための
京北に唯一残る 現役の水車です。
更に気になるものが…。
すみませ~ん! これって…。
あっ あれですか? すご~い。
あの屋根の茅の…。
そうです。
また10年後に葺かなあかんので
その分の材料を
今から ためとかなあかん。
今なお 昔ながらの茅葺き屋根の家に住む
河原林成吏さん。
屋根を葺き替えるための茅を
毎年 200キロ 乾燥させています。
2人も 手伝わせていただきました。
本当だ。 これじゃ倒れないね。
茅葺きの家ならではの 冬の風物詩です。
うわ 立派な茅。
うわ~ すごいね!
そして お邪魔した茅葺きの家には…。
うわ~ 鶏がいっぱい! かわいい!
庭に地鶏を放し飼い。
これも京北の昔からの習慣です。
いや もう 本当に…
なかなか見れないから うれしいですね。
そうですか。
すご~い!
更に家の中にも…。
かまどです。
今でも現役で使う かまどです。
先祖から いただいた道具で
煮炊きをし
テコの原理を利用した唐臼で
河原林さんは 餅をつきます。
うわ~ すごい!
失礼します。 すごい!
すっごい暖かいですね。
家の中で火をたける…。
全然 エアコンより暖かい。
冬暖かく 夏に涼しい茅葺屋根には
囲炉裏の煙が欠かせません。
家も やっぱり 人が生活するから
丈夫に育って。
本当に共存ですね。
そうです。
その囲炉裏で
地鶏を焼いてくれました。
おもてなしの料理です。
里では 来客に鶏をさばき
振る舞うのです。
卵も食べれるし お肉も食べれるし。
もちろん もちろん。
庭を走り回る地鶏こそ本物だという
自慢の味です。
これが本物?
本物。
うまみ成分しかない。
弾力も すごくあって
食べた瞬間 肉汁が かめばかむほど
本当に出てくる。
これは 筋肉ですよ。
アハハハ!
全然違うよね。
そうだね。
それでは あかんねんで。
穏やかな幸せをくれる
山に囲まれた暮らしです。
そんな山に 畏敬の念を感じずには
いられない場所があります。
ちょっと! あんなに大きな木が…。
なかなか見ないよ これ。
ほかでは お目にかかれないほどの
巨大な杉です。
ちょっと こっち すごいよ!
すごい すごい! これってさ…。
ヤッホー!
どこ? どこ?
ここ!
ヤッホー!
ここは 京北中の木材が集まる市場。
この木は どれぐらい たつんですかね?
すごい年月。
京北はね
2万1, 000ヘクタールの面積も
あるんですけども
そのうちの2万ヘクタールが
山林なんですよ。
木の町です。
ここに来て 木を感じていると
体が浄化されていく気がします。
きれいだね。
ねえ~ すごい。
やっぱりね 空気が澄んでるね。
ねえ 空気 きれいだよ。
空気が おいしいって なかなかね
子供の頃なんか 分かんなかったけど。
そんな木に魅せられた人の
木工の工房が
京北には いくつもあります。
わっ 木のいい匂い。
いい匂いする!
ねえ!
(2人)わ~!
さまざまな木で つくられた日用品。
田路宏一さんが つくったものです。
座らしてもらっていいですか?
はい どうぞ。 うわ~。
座り心地が めちゃくちゃいい。
あ~。
木の特性を生かして つくられる椅子。
背もたれには しなりに強い木
座る面は やわらかい木と
使い分けることで
抜群の座り心地を生みます。
一見 スギとヒノキが
たくさん生えてる山だけども
森の中に入れば
サクラの木もあれば ホオノキもあるし。
ものによって
一番ふさわしい木を使うのが
木の町の流儀。
水に強く 軽いヒノキで お箸を
つくらせていただきました。
四角形の木の角を削り
八角形にしていきます。
気持ちいいじゃん これ。
何か 楽しいわ。
木を削る音 香りに満ちた
心地よく没頭できる時間です。
出来ました。 すっごい軽いし
この匂いがね 本当にいい香り。
八角形の絶妙な手触りと
バランス。
暮らしに彩りを与えてくれる
京北の木。
今日一日で
少し優しくなれた気がしました。
翌日 暗いうちから畑で働く人がいます。
そんな人に出会うため
夜明けとともに旅を始めました。
寒いですね!
寒いよ~!
すっごい寒い。
もう足が冷える 本当に。 ここですね。
こんな早朝から収穫する実りとは?
何をつくられてるんですか?
京こかぶ。
京都が誇るブランド京野菜 京こかぶ。
村山 睦さんは
京北きっての京こかぶ農家。
妻の栄美子さんと2人で
珠玉の味をつくっています。
何時ごろから やられてるんですか?
大体 ふだんは…
4時? え~!
早い!
何で そんな早い時間から…。
(2人)はあ~。
最高の甘さを
味わってもらうために
冬は いてつく京北で
暗いうちから手を動かします。
これは どうやって?
こうして…。 はい。
ピッと。
ちょっと待ってください。
置いてあるだけじゃないですよね?
まあまあ 半分 そんなんやね。
実際に抜いてみると…。
ひょいと。 あっ でも でもね
思ったより プチっていう感じだから
置いてある感じではない。
引き立て 食べてみはります?
めっちゃくちゃ甘いですよ。
これ 生で食べれる?
生で食べれます。
生でも おいしいという
京こかぶ。
栄美子さんが
むいてくれました。
え~! すんごい みずみずしい!
何 これ! 全然 辛くない。
うん 甘い。
本当に。 みんな 想像以上に すごいよ。
これ… 水分もとれる。
歯応えもね すごい カリッカリッて。
お母さん ありがとう。
キュートな奥さんの。
料亭やレストランで引っ張りだこだという
京こかぶ。
冷水できれいに洗って 磨きをかけます。
冷てえ!
(笑い声)
これ 毎朝ですか?
はあ~ 6時間。
手間と苦労の金メダル 京こかぶ。
おいしさを知り尽くした農家ならではの
料理をごちそうしてくれました。
(2人)うわ~!
ジャガイモの代わりに京こかぶを使った
クリームシチューです。
めっちゃおいしい。
何か 熱を通すことによって
ますます甘くなるんだ。 へえ~。
めっちゃおいしい!
かめばかむほど甘くなって。
ねえ!
更に 家族みんな大好きだという一品。
京こかぶの水分が逃げないよう
豚肉を巻いて揚げた
京こかぶのカツです。
うわっ いい音。
う~ん!
おいしい。 みずみずしさは やっぱり
ずっと残ってますね これ。 そうです。
何 これ めっちゃおいしい!
おいしいよね?
うわ~ 子供食べれるわ これで野菜が。
野菜って思わないよね。
思わない。
ヘルシーで 美容にも最高ですよね。
そうです。
京北の里にきらめく金メダル。
一番の輝きは
もてなしてくれた人の愛でした。
食を通して 何か 愛が伝わってくるから
心がね 本当に温かくなって 何か…
アハハハッ 珍しい。
東京の住宅街に謎の男が出没しました!
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