歌舞伎町44人死亡火災から20年 消防法の順守訴え(2021年9月1日)

 東京・歌舞伎町で44人が死亡したビル火災から、1日で20年です。東京消防庁は火災の被害拡大防止のため、消防法の順守を訴えています。

 2001年9月1日、歌舞伎町の雑居ビルから出火し、3階と4階で44人が亡くなりました。

 東京消防庁・菊池眞紀夫消防司令長:「3階に20人ほど逃げ遅れがいると聞いて、我々は3階を目指しました。(3階で)亡くなった方は排煙口に手を伸ばして固まってた。鮮明に脳裏に焼き付いています」

 この火災では、ビルの階段に置かれていた物が燃えて避難ができず、被害が拡大しました。

 東京消防庁・菊池眞紀夫消防司令長:「階段は更衣ロッカーとか段ボールとか積み重ねてあって、人が通る隙間は30~40センチしかないという状況」

 東京消防庁は、被害を拡大させないため、法令を順守してほしいと訴えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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