【ファイターズ】“楽しんじょう!”新庄剛志監督 新入団発表でBIGBOSS流の激励 (21/12/06 21:20)

北海道日本ハムファイターズは12月5日、新球場、エスコンフィールド北海道の建設地、北海道北広島市で新入団選手の発表を開催しました。記者会見にはBIGBOSSこと新庄剛志監督(49)も参加。12選手に贈られたのはBIGBOSS流の激励の言葉でした。

 北広島市で開催されたファイターズの新入団選手発表。新庄ビッグボスことドラフト1位の達考太投手をはじめ初々しい12選手と共に登場しました。

 ◆新庄剛志監督
「17歳の時に、阪神タイガースに入団させてもらって、入団会見で“阪神ファンでしたか?”と言われて、“ファンとかはなかったんですけど、あまりプロ野球自体好きじゃなかったです”こんなぶっ飛んでる人間が監督になれる自分が不思議でしょうがないです。きょう選手たちから、僕みたいなぶっ飛んだコメントがどれだけ聞けるか楽しみにしているので、皆さんも楽しんでください」

 まさかの無茶ぶりに戸惑う選手たち。中には汗が止まらない選手も…。ビッグボスが見守る中、絞り出したコメントはー

 ◆有薗直輝内野手
「新庄監督のもとビッグスラッガーになれるように、毎日コツコツとやっていくのを見てほしいです」

 ◆松浦慶斗投手
「自分はビッグヒップと言われているのでそこを見てもらいたい」

 ◆速水隆成捕手
「今、3か月になる息子がいまして、ビッグボスならぬビッグパピーを目指します」

 Q.今、新人選手からの熱烈のアピールがありましたがー

 ◆新庄剛志監督
「アピールが甘いですね。1年間二軍ですねこれは!」

 さらにドラフト1位の達孝太投手にビッグボスの印象を尋ねるとー

 ◆達孝太投手
「ビッグボスの第一印象はかっこよすぎて圧倒されました」

 ◆新庄剛志監督
「ちょっと待て、ちょっと待て、きのう飯を食べた時に“新庄監督より僕の方がかっこいいので”と言ってましたよ。違うじゃないか!スタートラインはここにいる選手も今季活躍した選手も二軍の選手も本当に一線なので“早く一軍に上がれたらいいな”じゃなくて、“必ず俺が開幕戦のグラウンドに立つ”という強い気持ちを持ってないといけない。“ファンに愛される選手になりたい”じゃなくて、“自分がファンを愛すること”が一番大事。

 Q.激励を込めたメッセージをー
「楽しんじょう!苦労を苦労と思わず楽しんでほしい。コーチの言うことを聞かないでほしい。1年目はだって彼たちの実力でこのプロ野球の世界に入ってきているんで、まずは自分のパフォーマンスを思いっきり出してほしい」

 そして会見終了後、新庄ビッグボスは改めて新入団選手への期待を語りました。

 ◆新庄剛志監督
「今の時代なんですかね。みんなでかいですよね。ここでレギュラーが決まっているんじゃないか。というくらい説明もすごいうまくて楽しみしかない。レギュラーも二軍選手も負けてられるかという気持ちでグルグル入れ替え激しくしてやっていけたらめちゃくちゃ面白いかなと、2年目からはガッチガチのレギュラーで固めて、1年契約ですけど(笑)首がつながれば2年目からは…これ間違えちゃいけないので。僕が1年目2年目の時は申し訳ないけど(レギュラーが)ケガをするのを待っていましたね。ケガした者に対して入り込むのがプロ野球選手だと思うから、ケガしろじゃなくて、ケガをした時に準備をしておく、メジャーへ行った1年目に腿(もも)の前の筋肉を2本完全断裂したんですけど、そんなの痛いとか言ったら即3Aに落とされるんで、テーピングをグルグル巻いて自分で鍼やらなんやらして痛いそぶりを見せないプレーだけを目指していた。そうするとケガの功名っていうんですかね、左足ばかりに意識がいってリラックスした状態でボールがものすごく見え出した。これがケガの功名だというのを体感した。ケガが治った瞬間に全く打てなくなった。面白いもんですよ。だからケガした時にも色々なヒントがあるというのを選手にも分かってほしい。シーズンが始まったら僕が主役じゃないからね。最初の1か月くらいかな。あとはもう選手がグラウンドでガンガン面白い試合をしていって、僕が乗っかるのが面白いし、素晴らしい野球を見せられる」

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