出典:EPGの番組情報
ガッテン!「カミソリに極意があったとは!そり残しゼロ&お肌ツルツル祭り」[解][字]
ガッテン特製の人工腕毛でゲストがそり心地体感!カミソリの極意を知ると力不要できれい&安心!☆驚きの達人ワザ!風船を人の顔に見立てて“ひげそり”しても割れない!?
番組内容
カミソリを使ったあとのヒリヒリ感や肌荒れ…嫌ですよね。その原因、自己流の使い方にあったかも!?☆人知れず起きていた“50年前の大革命”でカミソリに極意が!ひと言伝えただけで、そり残しなし!さらにヒリヒリ感もなくなったと驚きの声!☆米MIT最新研究で新発見!実は一度そっただけで刃こぼれ!?☆ディレクターが4か月間、顔の片側だけひげそりして実証!長持ちの秘けつ大公開!明日からのお手入れも、これで安心!
出演者
【ゲスト】松嶋尚美,カンニング竹山,大島麻衣,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】山寺宏一ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
テキストマイニング結果
ワードクラウド
キーワード出現数ベスト20
- 大島
- 竹山
- 松嶋
- カミソリ
- 極意
- ヘッド
- ガッテン
- センチ
- 大革命
- ゴルフ
- 今日
- 研究
- 実験
- 年前
- 岩本
- 三角形
- 進化
- 拍手
- 飯富
- 秒速
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
ガッテン!
今日のテーマは 古~くから
お世話になっている こちら。
そう。
とっても身近で 誰に習うでもなく
普通に使ってきましたよね。
ところが…! カミソリに…!
まさかの「極意」が
あったんです!
その極意を伝授すると…。
毎日のひげそりや ムダ毛処理。
極意を知っていると知らないでは
大違いですよ~!
(拍手)
こんばんは。 今週も「ガッテン!」
お時間 やってまいりました~。
さあ 今日はですね まあ…
テーマです。 それでは…
どうぞ!
(松嶋 大島)ああ~。
(竹山)あ~
カミソリね。
ご苦労さんでした。
へ~ すごい。
ざっと集めただけですけど
これぐらいの種類があるんですね。
ふだん…
(松嶋)上の黄色ですね。 黄色と
その… 私から見た左横のピンク。
あっ 違います。
えっと 黄色の横の 細いほう。
(竹山)分かりづらいな。
(笑い)
(竹山)僕は 大体…
地方でホテルに
泊まりなんか なっちゃうと
朝 そこに置いてあるT字で
一応そるけど
なかなか うまくいかないっていう…。
しっくりこないっていうのが
悩みですよね。
特にね 口の周りだと これから
しゃべるのに どうするんだという…。
止めたって出る 止めたって出る…。
そうなんですよ 点でね。
さあ そのカミソリの世界を
皆さんに今日は
まあ 知って頂いたら多分…
(ゲスト一同)へえ~。
50年来 間違えてたなと思いました。
(竹山)えっ。
(松嶋)そんなに。
すごいことが分かったんですよ。
このすごい革命を知らなければ
何の意味もないということを
お父さんから聞いてませんか?
いや 聞いてないですね。
(笑い)
50年前に
大革命を遂げたカミソリ。
その後の進化もすごいんです。
例えば こちら
何に使うものか分かります?
正解は すね毛用。
実際にそると… あれ? そり残し…?
…ではなく
すね毛を程よい長さに整えるためのもの。
そして こちらは
なかなか自分ではそれない
とある部分専用のカミソリ。
持ち手がのび~る仕組みになっていて…
背中の毛を
自分で処理できちゃうんです!
ドレスアップする時も安心。
他にも細かなニーズに合わせて
今やカミソリは 多種多様に。
今日ご紹介するのは
それら全てに共通する
カミソリの極意。
その極意を生んだのが…。
そう! 50年前の大革命!
カミソリが家庭に広く普及した時代で
理容師でなく 素人でも
上手に それるようにと
ある進化があったんです!
そのことを知らないと こんな事態も…。
ところが ちゃんと理解すれば…。
その進化を解き明かすべく
今回 刃物職人さんに
大革命が起こる前のカミソリと
大革命が起こったあとのカミソリを
特別発注!
一体どんなカミソリに仕上がったのか。
このあと大革命の実態に迫ります!
それでは…
どうぞ。
(竹山)ナイフだ。
(大島)わ~ 薄~い。 切れ味よさそう。
これが 50年前の改革の前までの
象徴的なI字型のカミソリ。
この形だったんですね。
そして もう一つ
これが 50年前に起こりました大革命。
(大島)えっ?
(松嶋)何が違うんやろう?
(竹山)いや分かんない。
1個…
(竹山)1個バターナイフなわけない…
ハハハ。
これが出来たおかげで…。 例え話です。
(松嶋)こわっ…。
(大島)え~ 割れちゃう…。
(笑い)
もし この…
はあ…。
えっ? えぇ~?
…ぐらいの大革命なんですよ。
それでは プロの方々は このように
きれいに顔をそって頂きます。
どうぞ。
こちらは 都内で70年続く理容店。
2代目の野田さん兄妹です。
その高いカミソリ技術を求めて
全国からお客さんが殺到。
一番人気が… こちら 顔そりです。
カミソリ1本で お肌の調子まで
良くしてしまうなんて まさに…
では早速 プロの技を拝見。
まずは 蒸しタオルをのせて
毛をやわらか~くします。
クリームを顔全体に塗ったら
いよいよカミソリの出番。
(松嶋)きれいな子や。 ねえ 肌。
顔の産毛をそって
ツルツルにしていきます。
(大島)はあ~
1回で きれいに。
(松嶋)ほんと~!
(竹山)はあ~。
感想は いかが?
そり上がりは このとおり。
(大島)ツルッツル。
産毛が目立った もみあげも…。
ほら!
(松嶋)あ ほ~んと!
(竹山)ほんとだ。 すげえ それてる。
(大島)きれいになってる。
頬の細か~い産毛まで
そり残し一切なし!
(大島)ほんとだ~!
すごいな。
思わず感服してしまう匠の技。
その秘けつが
ちょっと不思議なんです。
(大島)えぇ~? あ… 力?
えっ!? カミソリで そるのに
そろうとしない?
一体どういうことなのか
その真意に迫るべく…。
いよいよ あれに挑戦して頂きましょう!
私は やったことないです。
(松嶋)えぇ~!
(大島)割れちゃうよ すぐ風船は…。
風船を人の顔に見立てて いざ…!
はい。
(大島)うわ 怖い。 緊張しちゃう。
(松嶋)なんで!?
(竹山)割れない。
(摩擦音)
(竹山)うわ~ 音すんのよ。
(大島)
え すご~い。 めっちゃドキドキする。
(松嶋)ちゃんとカミソリ使ってるもんね。
普通にそっているようにしか見えませんが
風船なのに割れません。
すると…。
ちょっと ここだけ…
(大島)そうですよね
刃 当たっちゃう。
果たして…。
(竹山)怖い 怖い 怖い… うわ こわっ…。
(大島)わっ…。
(摩擦音) (大島 竹山)おぉ~!
風船相手でも 一切そり残しは許さず…。
(松嶋)うわ きれい。
(大島)うわ~!
(竹山)わ~ きれいだわ。
(大島)すご~い。
いいですか?
(スタッフ)はい。 割れなかったですね。
(大島)あ きれ~い。
お見事! ありがとうございました!
すごい。
すごい…!
(大島)技術がすごい。
映ってた音声さんが 少し こう
遠のいたもんね。
(笑い)
割れるのを怖がって。
割れるの嫌だって…。
うん!
だから…
(笑い)
(大島)めちゃくちゃ難しい。
でも よく
そこ 聞き逃さなかったですね~。
メンタル。
これから…
これを これから皆さんに
ご紹介をいたします。
どうぞ!
衣装が 作務衣であるのは
まだ巻物と似合うだろうということで。
(笑い)
(竹山)そういう方じゃないんですね。
ただの衣装なんですね。
今日は ひげがテーマだということで
あえて伸ばして…。
(松嶋)ほんとだ。
(大島)あ~ なるほど。
(竹山)薄い方なのかな?
結構 濃い方 もっと伸びますよね。
(宮森)全身は濃いんですけど。
(竹山)ああ… そうですか…。
あんまり顔は…。
(松嶋)素直な子やね。
(笑い)
(宮森)うれしいですけど…。
じゃ この巻物
それでは見せて頂きましょう。
ジャン!
「そろうとしない」。
(大島)えぇ~
待って…。
(笑い)
(大島)そうですよ。
(笑い)
…みたいな。
精神論みたいな。
柔の精神みたいなことなのかっていう…。
「そろうとするの やめようぜ」なんて革命
起きないと思うんですよ。 (笑い)
それしか考えられないっすよね。
…いうことですよ。
役者の…
舞台役者ならではの
お悩みがあるんだとか。
なるほど
その気持ち よ~く分かります。
そこで…。
こんにちは~。
飯富さんの日頃のケアを拝見。
使っているカミソリは この2つ。
体用にはT字型。
顔用には I字型と使い分け。
肌を傷めないように
事前の保湿は念入りに。
まずは 顔の産毛をそっていきます。
(大島)大体そうやって…。
ぱっと見 とくに問題はなさそう。
お次は 脚のムダ毛処理。
(大島)はやっ!
これを 毎週2回。
(松嶋)えぇ~!
そり上がりは いかがですか?
(松嶋)
うわ ほんと!
お顔も…。
(竹山)ちょっと赤くなってる。
あら~!
続いては この方。
ムダ毛が気になる10代の今どき男子。
(松嶋)全然ないやん。
特に気にしている場所があるんですって。
ちょっと拝見!
(大島)あ~ きれい。
男の子なのに そってるんだ。
いつもツルツルに保っています。
日頃のケアを見せてもらうと…。
(松嶋)いや 怖い…!
(竹山)怖いな…。
慎重に少しずつ そります。
(竹山)あんなとこまでいくの?
(大島)細かい。
すると…!
(大島)あっ… 分かる分かる
切っちゃうんだよ。
(竹山)わっ ほら こうなっちゃう。
こうなっちゃう 痛い痛い痛い…。
そったあとは
傷だらけの上 そり残しまで…。
(大島)難しいのよ~。
(大島)う~ん…。
うわ~…。
これは痛そう。
「危ない 危ない 危ない」っつってたら
やっぱり ねえ…。
なるんですよね ああいうふうにね~。
脚とかだと 膝小僧みたいな ちょっと
ぼこぼこしてるところあったり
肘とかも ぼこぼこしてるじゃないですか。
この辺とか やろうとすると
結構ここが切れます。
うわあ…。
(竹山)痛いな。
あれだけの 実際のところを見せて頂いて
何が悪かったんだと…。
つまり…
なんやろう?
(笑い)
(松嶋)えぇ~?
(竹山)女性のほうは なんか
残ったりするのが嫌なたちなんで…
みたいなこと言ってたんですよ。
だから結局ムキになって… あれば
「ここあった!」 カッ! ってやるから
もしかして…
「前へ行け 前へ行け こっちへ来い
こっちへ来い」と言っていることが
ああやって血が出たり
かえって そり残しが起こったりするんだ
という…。 そうですね。
さあ 答えて頂きましょう。
50年前の革命は これだったんだ!
はいはい はいはいはい。
2本の指しか使わない。
2本の指しか使わない。 こうやって。
こうやってると そのうち
この刃が曲がっていきますよ。 (笑い)
(松嶋)分かった。
あ 分かった?
あ! あっ なるほど。 刃の先を全部
斜めに こうやって当てたりしないで
ピタッと。
(竹山)分かった。 刃をきれいに
直角に当ててグッといくのか
寝かせてグッといくのか。 要は…
あ~ なるほど なるほど。 でもほんとに
3人 力を合わせて頂いて
もう見事に近づいているのは…。
じゃあ…
これをご覧下さい。 これは刃のほうです。
(大島)はい。 刃の部分?
その逆側をご覧下さい。
(松嶋)太い。
(竹山)太いと細い。
(大島)太くなってる。
(松嶋)じゃ 太くした。
え~っと…。
はい! はい!
三角形だ!
はい 正解でございます。
(松嶋)すご~い!
(拍手)
せっかくですから近くで
これをご覧下さい。 どうぞ どうぞ。
あっ ほんま
だんだん こう… 狭まってるもんね!
これで~?
厚みができました。
(竹山)ほんとだ。 厚いほうが
革命後ってことですね。
革命後です。
(竹山)あ 全然違う。
あ… この厚みってことか。
(松嶋)浮いてるもんね 下からも。
でしょ。 要するに三角形でしょ。
(竹山)三角形ですね。
大げさに言えば三角形でしょ。 刃がね。
(竹山)でも それが何かが分かんない。
理論は全然分かんない。
それでは ほんとに分かりやすい
50年前の革命を
皆さんに模型でご覧頂きましょう。
カミソリの…
このカミソリを
皆さん 今 使っておられますが…
実は この毛を
なるべく そり残しなく
したいと 私たちは思うあまり…
毛穴から。
はい。 ですよね。
刃を こうして…
そうすると 皮膚は傷つき
そして 実はここに…
(竹山)それで血が出るんだ。
それで…
いやあ~!
それるは それるけど カミソリ負けで
出血もすることが
あるという…。
でも この…
何のために ここが
三角になるかを知っていれば…
(松嶋)なるほど なるほど。
実は この…
ああ~! なるほど!
ここに ピッとのせて
そして スーッといけば…。
(大島)わあ~!
(松嶋)何それ…。
切れるんです。
(松嶋)すばらしい!
(大島)それてる。 わっ 傷つかなくて済む。
そのための この角度なんです。
(竹山)膨らみに当たらないってことか
刃が浮いてることによって。
(松嶋 大島)はあ~。
(竹山)すごく便利に 簡単に
してくれてたってことですね。
カミソリの刃じゃない部分の役割なんて
考えたこともなかったですよね~。
I字型のカミソリでは
ヘッドは この部分になります。
ヘッドの側面を
きっちり肌に沿わせるのがポイント。
えぇ~!
T字型カミソリの場合は
ここが ヘッド部分。
よ~く見ると
ヘッドより刃が引っ込んでいますよね。
これも計算ずく。
でも深くそろうとして
わざわざ斜めにして使っちゃうと…。
刃だけが当たって台なしに!
正しくは こちら。
T字カミソリも ヘッドの部分全体を
肌に当てるのが
正しいそり方なんです。
それでは体験して頂きましょう。
とりあえず皆さんに
スタッフが ものすごく…。
(大島)気持ち悪い? 何だ?
(竹山)すごいね 何これ。
わ~ ほんとだ! ウデ毛が来た。
そり心地を試して頂くことができます。
(大島)なるほど なるほど。
リアルすぎて なんか
ちょっと申し訳ないなっていう…。
(竹山)いつものように やりますね。
引っ掛かるというか
力入れたくなっちゃう 切れないから。
力入れたくなっちゃうんですよ これって。
じゃあ 合わせようかな。
わっ すごいな。
それてる感じが。
(大島)すごい。
I字のここを使って…。
はい。
背中の山を使って…。
あ… あぁ~!
そう。 なんか…。
そういうものだったんですよ
カミソリって。
まず どうなるか。
(大島)うんうんうん その角度…。
そり残しも出ていますが…
(大島)あっ!
(竹山)何かついてるよ。
(大島)皮膚?
(ゲスト一同)えぇ~っ!
肌の角質まで
こそげ落としてしまったんです。
わっ こんな取ってたんだ…。
では 刃を肌に当てない
正しいカミソリの
使い方では…。
(大島)わ 滑らか。
(竹山)お~ きれい。
一見そり残しがあるように見えますが
フッ…!
(松嶋 大島)あぁ~。
(竹山)あ~ きれい。
(大島)きれい きれい きれい。
そして 刃の先を見てみましょう。
(大島)ついてな~い。
うわっ あんなについてたもん。
お肌にも優しい。
(竹山)じゃ 形に任せて…
そうそうそう!
頑張って毛をそろうとすると
深刻な状態を招いてしまうことも。
先ほどのお二人の肌の状態を
皮膚科の医師に調べてもらうと…。
健康的な肌が こちら。
一方 林さんは 肌のキメを
自ら削り取っちゃっていたんです。
そして 役者の飯富さん。
赤くなっていた頬を調べてもらうと…。
肌のキメがなく 更には炎症まで。
ひぇ~!
そんなお二人に
カミソリの極意をお教えすると…。
えっ! え…?
えっ?
半信半疑ながらも 早速試してみることに。
それてますね。
脚を傷だらけにしていた林さんも…。
(大島)わ~ それてる。 よくそれてる。
すごいですね。
ほんとに よかったですね~。
(大島)えぇ~!
では メーカーの方にお聞きしましょう。
カミソリメーカーの中須賀浩之さんと
今日は中継がつながっています。
中須賀さん?
はい こんにちは~。
よろしくお願いします。
どうもお待たせしました。
どうもよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
毎日のように 今 紹介した
いわゆるヘッドが盛り上がっている
三角形のヘッドのカミソリを
今 生産し続けていらっしゃるわけですね。
そうですね。
あ~ そうかそうか。
(笑い)
(松嶋)ほんまに それ聞きたかった。
確かに 誰も… アハハハ。
(笑い)
あ~ そうかそうか。
プロすぎて… っていうことですよね。
2枚刃 3枚刃と増えていっているのは
あれは
1枚目の刃が来て ひげが
グーッと持ち上げられて
1枚目が切って
戻ろうとするのを
2枚目が「そうはいくか!」
って こう切って
3枚 4枚 5枚!
っていうふうになって
ちゃんとヘッドを当てないと
それも意味がないことになりますよね。
へえ~。
ですから ヘッドをきちんと当てる。
50年間そのまんまなんですよね
その いわゆる理屈としては。
細かい進化はありますけど。
(竹山)
分からないんだ そんな大発見した人。
(大島)大革命。
(松嶋)そこから だって
ほぼ進化ないわけでしょ。 枚数しか。
そうですよね。
(竹山)ほんとに大変なことになりますよ。
(笑い)
(竹山)誰が売るんだよ 東京都。
アハハハ。
でも ほんとに億万長者のような発明を
誰だか分からずに作ってもらって
その恩恵に
あずかってるっちゅうことですね。
はい そうです。
どうぞ これからも
安全なものを
どうぞお作り下さいませ。
ほんと ありがとうございました。
ありがとうございます。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)
ヘッド部分を沿わせて そる
カミソリの極意。
こうすることで一番いい角度で
毛をそってくれるなんて
よく考えつきましたよね~。
他のメーカーの方にも聞いてみると
同じ声が…。
無理にそろうとしない!
この極意は 共通でした。
更に この極意を使うと
もう一つ いいことがあるんです。
ふだんどおりのそり方を
見せてもらっていた時
飯富さんは こんなことを言っていました。
では実際
どれくらいの力で そっているのか。
特別な機械で計測してみました。
力が強いと赤く
弱い力は黄色く表示されます。
飯富さんは…。
ほら 真っ赤!
強い力が
かかっていました。
では 極意をマスターしている
理容師の野田さんは…。
計測しても反応なし!
飯富さんと比べると
なんと
5分の1程度の
力だったんです。
そろうとしないと余計な力も不要。
お肌にも優しいんです。
ぜひ覚えておいて下さいませ。
今 私たちは安全にカミソリを
使うことができるようになっております。
それを危なく使っていたのは
私たちだった というところ
ガッテンして頂けましたでしょうか?
ガッテン!
はい ありがとうございます。
あの ちょっと ついでなんですが
ゴルフやります?
(大島)ゴルフ やります。
今のコーナーのガッテンを
ちょっと深めて頂くために
ゴルフは パーンと打つんじゃなくて
ここをスーッと滑らせることで
飛んでいくんだ
優しく打てるんだというので
ここが ものすごく…。 (松嶋)すごい!
大きくついているおかげで
楽しくプレーが素人でもできるように
発明した人がいるんだそうです。
(大島)はあ~。
ゴルフのプロ関係の方々に聞いてみます。
この膨らみ これ すごい発明なんですね。
というわけで!
やって来ましたよ 志の輔さ~ん!
たずねたのは ゴルフを指導して20年の…
早速 ゴルフの極意を聞いてみると…。
おっ?
何だかカミソリの極意と似ているかも!
そこで 全くゴルフをしたことのない
ディレクターが挑戦!
まず 思うままに打ってみると…。
アハハハハ…!
これが まさに…
カミソリで言う
ヘッドにあたるのが
ゴルフクラブの この膨らみ。
これを芝生に沿って滑らせて打つべし!
1…。
めっちゃいった!
やった~!
クラブを信じて滑らせるだけで
この上達ぶり!
ボールを打とうと欲をかくと
このありさま。
せっかく計算ずくで作られていても
使う人の意識で どちらも台なしに!
それじゃあ もったいないですよね!
さあ お次の気になる話題。
カミソリを使っていると
だんだん切れ味が落ちちゃいますよね。
でもカミソリの刃って 実はとっても強い
金属が使われているというんです。
こちらの工場では
カミソリの刃と同じ金属を使って
あるものを つくっています。
それが こちら!
こんなすごい金属が使われているなんて
カミソリも結構すごいでしょ。
それなのに 切れ味が
すぐに落ちるのは
長年の謎とされてきました。
でも ついにその謎が
解明されたんです!
…っていうのを調べたユニークな方々
ご紹介いたしましょう。
この方々です。
(竹山)外国の方。
(竹山)立派なひげ。
(大島)毎日使ってそう。
こうして ひげを蓄えているおかげで
ちゃんと実験ができてるんだそうです。
やって来たのは 名門…
先ほどのタサンさんは
材料工学を研究する准教授。
ロシオーリさんは 大学院生です。
今 取り組んでいる研究のテーマが
「カミソリ」だったんです。
(大島)へえ~ 面白い。
そう! 研究したのは
カミソリの切れ味が なぜ落ちるのか
その原因を突き止めること。
長年の謎を調べていくと
まさかの事実を発見!
世界的な科学雑誌「Science」にも
論文が掲載されました。
どんな研究をしたかというと
この実験のためだけに特別な装置を製作。
(松嶋)うそっ すごい!
そこに 本物の人の毛を設置して
カミソリでそる様子を
2年間 観察!
(大島)へえ~ すごい研究。
その数 なんと…
新品のカミソリは ご覧のとおり
刃先は きれいな一直線。
では 衝撃の瞬間です。
ひげをスパッと両断!
注目すべきは 切ったあとの刃先!
ほら! 何か所か欠けてますよね。
(竹山)あら!
(大島)え 1回で?
新品なのに 僅か…
(大島)えぇ~!
(松嶋)新品やろう?
えぇ~!
何回も何回も使ってるのに。
(松嶋)針金ちゃうの?
(大島)剛毛とかでね…。
ものすごい実験を重ねて…
ということを 2020年に発表されました。
(大島)しかも…
何そりも 何そりもしてるから…
(松嶋)欠けた 生き残ってるところで
うまいこと それてたのかな?
金魚すくいの端みたいに こう…。
(大島)確かに。 (笑い)
そうそう そうそう。
その可能性 十分ありますよ。
つまり ちゃんと そのことは
知っといたほうがいいよ というので
2020年に カミソリは1回そるだけでも
刃こぼれは しているんだということが
分かった上で
今回 当番組のディレクターが…
…というので このキーワードを
探し当てました。 どうぞ。
こちらです!
「秒速3センチ」。
(大島)えっ?
(竹山)どういうこと?
(大島)どういうこと? 秒速3センチ?
(松嶋)1秒に3センチだけ進む…。
1秒に3センチ。
遅いか。 イィ~って…。
(大島)ゆ~っくりってこと?
(竹山)ハハハハ そうね。
「秒速3センチ」。
これは どういう意味でしょうか?
その実験を行ったのが
この番組の担当の岩本ディレクター。
まずは 岩本ディレクターの登場です。
はい。
(岩本)お邪魔いたします。
マサチューセッツ大学の方が
1回でそると刃こぼれをするということに
あなたが相当やっぱ
驚いたっちゅうことですね。
(岩本)そうです。
はあ はあ はあ はあ…。
わ~ ご苦労さ~ん!
4か月 ひげと闘い抜きました。
何をしていたのかを
まず教えて頂きましょう。
4か月間 右側だけを…。
(大島)あぁ~!
(竹山)すごいな…!
(松嶋)よかったね。
コロナ禍でマスクがあって…。
(大島)確かに。
(竹山)ほんとにそうだね!
よくまあ… 頑張ってやりましたね。
(大島)すご~い。
じゃ 説明して下さい。
(岩本)はい。
まず じゃあ 普通どおりのそり方から。
こうして そっては 顕微鏡で観察します。
(大島)初めて見たかもしれないです
男性のひげそりシーン。
私 お父さんのも見たことないから。
では 映し出します。
(松嶋)わあ~!
(大島)えっ これ 今? そっただけ?
今そっただけで刃こぼれ。
(竹山)してる。
(松嶋)普通のひげよね?
(岩本)普通です。
(松嶋)ねっ!
確かに。 立派なひげだけども。
(大島)ほんとだ~。
60日間そり続けて たどりついた…
(大島)ゆ~っくりだ。
これは ゆっくりですねぇ。
(大島)丁寧だ。
はい そりました。 では 刃をまた
顕微鏡にかけて頂きましょう。
(大島)あぁ~!
なるほど! はい!
(松嶋)きれい!
(大島)全然… どこもしてない。
(松嶋)ほう お見事!
すばらしい。
よく このことを4か月間も
よくやりましたね~。 (大島)ほんとに。
これを続けまして あのスピードでも
刃こぼれするとしたら
何回やった時か というのに
たどりついたんです。
それを確かめるために
岩本ディレクターは
毎日ひげをそって確認しました。
その期間は およそ…
毎日 右側だけ
そり続けて…。
半分ない…!
そる度に顕微鏡で
刃を観察し続けました。
(大島)面白い研究。
(竹山)ほんとに。 えぇ~。
結果をご覧頂きます。
カミソリを素早く動かした時は
確かに マサチューセッツ工科大学の
実験と同じく
たった一度でも
刃こぼれは起きました。
しかし
ゆっくり動かした時は
10回を超えても…
20回を… 超えても
刃こぼれは起きず
ついに刃こぼれしたのが
23回目。
(ゲスト一同)おぉ~!
23回。
(大島)すごいな~。
いやいや ほんとにすごい実験を
自らやってくれて
ありがとうございました。
彼のおかげで とりあえず
この番組は出来上がっておりますので
一応 拍手を送ってやって下さいませ。
(岩本)ありがとうございます。
(拍手)
岩本ディレクターでした。
ぜひ安全に
ムダ毛 ひげそり 行って下さい。
そんなわけで今日は 「そろうとしない」
「秒速3センチ」ということで…。
せっかくですから
登場してもらいましょう。
ガッテンボーイ 宮森君です。
さあ 彼が支度をするのを見ながら
皆さん お別れです。 (笑い)
それでは 次回も…!
ガッテン!
ガッテン!
最後に カミソリの極意をおさらい。
まず カミソリを当てる時には…
ヘッドを肌に沿わせて
滑らせるように。
力は要りません。
あとは 刃こぼれを起こさないために
1秒に3センチを意識して
ゆっくり動かして下さい。
そうすれば…。
皆さんもカミソリを信じて
お試しあれ。
そろうとしない! 秒速3センチ!
ガッテン!
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