出典:EPGの番組情報
プロフェッショナル「泣いて、笑って、おしゃれして~スタイリスト・大草直子~」[解][字]
人気スタイリスト・大草直子が登場!年齢や体型に寄り添うおしゃれで大人の女性の悩みに応える。ゼロから手がける新雑誌の裏側にも密着。キャリアに子育て、涙の理由とは。
番組内容
コロナ禍のアパレル不況をものともせず活躍するスタイリスト・大草直子。年齢や体型に寄り添ったリアルなおしゃれと、デニムやシャツなど定番の服も素敵に見せる着こなしの技が人気の秘けつだ。番組では、体型に悩む人や今ある服が似合わなくなった大人の女性に大草がスタイリングのコツを提案。さらにゼロから挑む新たな雑誌の裏側にも密着。込めた思い、そして涙の理由とは。キャリア、離婚、子育て…大草の半生と共にひも解く。
出演者
【出演】ファッションエディター・スタイリスト…大草直子,【語り】橋本さとし,貫地谷しほりジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
テキストマイニング結果
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
内部の公式な場でさえ
何も説明していないと
話していました。
どこにでもありそうな
シンプルなトレーナー。
だが 彼女の手にかかれば このとおり。
大人の女性たちから
絶大な人気を誇るスタイリスト。
おしゃれに悩む人も真似しやすい
コーディネートを提案。
着こなしのテクニックで
定番の服も見違える。
自らもモデルを務めることで
40代のリアルなイメージを発信。
さらに 雑誌の原稿も執筆。
さまざまな手段で
おしゃれのコツを伝えてきた。
その独自のスタイルが支持され
10年以上にわたり
第一線で活躍し続けている。
スタイリスト 大草直子の事務所は
東京・南青山にある。
朝6時半。
年季の入ったバッグに
撮影に使う私物を詰め込んでやってきた。
おはよう~。
6年前に会社を設立し
社員2人を雇う経営者でもある大草。
はい お願いします。
雑誌でのコーディネートから
商品開発まで
常に10軒以上の案件を抱えている。
(大草)そうだね
なんか ちょっと読みづらいかもね。
この日は アパレルブランドからの依頼。
秋冬の新作をコーディネートし 紹介する。
大草自身が着て 着心地やイメージを
分かりやすく伝える。
真似しやすい
リアルなおしゃれを発信し続け
女性たちの心をつかんできた。
今や 大草はおしゃれの駆け込み寺だ。
(一同)お願いします。
この日は 中高年女性向けのブランドとの
打ち合わせ。
客から寄せられた体形の悩みを
大草がコーディネートで解決し
webで紹介するという。
ていうか その 隠すっていう
スタイリングの方向性…。
向き合うのは
おなかと背中の肉が気になり
おしゃれが楽しめないという女性。
同じ悩みを持つ店員をモデルに服を選ぶ。
ららぽーと船橋店の…
服選びが始まった。
すると…。
大草はまず 悩みではなく
本人が好きだという部分に着目した。
お願いします。
どんなコーディネートを提案するのか。
(大草)なので 女の人の丸いところは
うまく直線で隠してくれて
でも 逆に女っぽさを際立たせてくれる
っていう マジックアイテムなので
これが やっぱりいいかなと思います。
で お袖は こういうふうに
手首を目立つようにしてあげて。
で パンツに関しては 一応
足首が ちょうど見えて
太ももだったりとか
ウエストだったりとか
そういったところのお肉は
この後ろのゴムと
深く入ったタックで
全部 自分の気になるところは
お肉を逃がしてあげる。
気になっている おなか回りを
カバーしながら
その人らしい魅力を引き立てるスタイルに
仕上げた。
おしゃれを生業として25年。
大切にしてきたことがある。
1か月半後。
こんにちは。
ええ~!
わ~い うれしい ありがとうございます。
大草が提案した服は 通常の3倍にまで
売り上げを伸ばしていた。
(大草)すごいね。
やっぱりね そうそう それが面白い。
おはようございます。
おしゃれはセンスではなく
工夫次第という大草さん。
満を持してスタートしました。
シンプルなシャツも
大草さんの手にかかれば
幾とおりにも使える。
手持ちのアイテムも 使い方次第で
おしゃれの主役になる。
さらに 合わせるのが難しい
色の組み合わせにもコツが。
例えばなんですけど…
理論に基づくおしゃれの技を
具体的な言葉で伝え
絶大な支持を得てきた。
9月。
大草は 6年前から携わっている
webマガジンの打ち合わせに臨んでいた。
今回は 大草自身も悩み苦しんだテーマを
記事にする。
「おしゃれ更年期」。
加齢や出産で体形が変わり
それまでの服が似合わなくなることを
大草が そう名付けた。
年を重ねれば 顔も体も変わる。
(大草)わぁ きれい!
過去の姿にとらわれず
移ろう自分を受け入れれば
また おしゃれを楽しめる。
髪や肌に艶がなくなり
清潔感が失われた大人こそ
真珠の輝きが似合う。
(大草)わぁ きれい。
顔色がくすんで
黒い服が似合わない時には
中に白を入れれば見違える。
ああ すてき~。
♬~
「突っ張る感じしませんか?」。
え~っとね ほとんどないですね。
引っ張られる感じはないです。
「リップは落ちやすいですか?」。
逆に 落ちづらいです。
「何 飲まれてますか?」。
フランスの ソーヴィニヨン・ブランです。
なんか ここが すごい痛かったんだよね
何だったんだろう。
大草さんといえば
明るい笑顔がトレードマーク。
でも 大草さんにも
作り笑顔しかできない時代があった。
3人姉妹の長女として
東京で生まれ育った大草さん。
小学校は 国立の名門校に入学した。
ところが…。
ずっと自信が持てない日々。
でも 文章を書くのは好きだった。
大学を卒業後 出版社に入社。
ファッション誌の編集者となった。
そこで おしゃれを学び 工夫次第で
すてきに見せられる術を知った。
5年後 自分の名前で仕事がしたいと
フリーランスに転向。
結婚し 娘にも恵まれたが
すれ違いから すぐに離婚。
どんな小さな仕事でも
がむしゃらにやった。
芽が出るまでに8年かかった。
女性たちの悩みに寄り添うおしゃれで
次第に支持を得ていく。
再婚もし 雑誌で
特集が組まれるまでになった頃
次女を出産。
やっと手にしたポジションを奪われまいと
産後2週間で仕事に復帰した。
最大の転機が訪れたのは 40歳の時。
新しく創刊する雑誌の
ファッションディレクターに抜擢された。
ここが 私のキャリアの勝負どころと
意気込んだ。
そして 大きな決断をする。
夫に専業主夫になってもらい
自分は仕事に専念する。
絶対に失敗は許されない。
やり遂げてみせると 心に決めた。
取り組むのは 高級志向の雑誌。
ターゲットは 独身のキャリア女性と
大草さんとは全く違う生き方だった。
それでも奮闘し やっと創刊号の表紙が
出来上がってきたときだった。
上司の男性が 表紙の女優を見ながら
何気なく言った。
女優のような外見こそ
女性としての理想の姿。
思ってもみなかった指針を突きつけられ
愕然とした。
発売すると 読者からは
辛辣なコメントが寄せられた。
これまでの等身大のおしゃれとは
かけ離れた女性像をつくることに
耐えられなくなっていった。
悩んだあげく 2年で見切りをつけ
雑誌を離れた。
自分の良さは 何か。
ファッションを通して伝えたいことは
何だったのか。
自問自答を繰り返した。
よくとし 大草さんは
webで新しいメディアを立ち上げた。
掲げたテーマがあった。
すごく ささやかなことなんですけど…
誰でもウェルカムですよっていう
姿勢だったんですね。
どんな体形や年齢の人も
その人らしくあればいい。
そのメッセージには多くの女性たちからの
共感の声が集まった。
そういうこと。
(取材者)なるほど。
いたっ いたた ぶつかった。
ダディにもありがと
ママにもありがとうございます。
ちょちょっ ちょちょちょ!
大草は新たな挑戦の ただなかにいた。
自らの資金だけで
新しい雑誌を発行するという。
出版社も広告も入れない 異例の雑誌。
何にも縛られず 服のスタイリングから
編集 原稿まで
全て 自分で手がける。
かわいいね。
よろしくお願いしま~す。
この日は巻頭特集の撮影に臨む。
これが 大草が今回の雑誌で
最も大切にしたいテーマだ。
お願いしま~す。
モデルに起用したのは アンジェラ。
大草と 10年以上前から
何度も仕事をしてきた。
(大草)めっちゃ かっこいいですよ。
いい!
この特集で
表現したい女性像を伝えていく。
お願いしま~す。
すてき。 きれい…。
特集最後のページ。
(大草)すっごい すてき。
「清潔なセクシー」というテーマに
込める思いを
ここに つづるという。
雑誌をゼロから作るのは
大草にとっても初めての試みだ。
雑誌が売れない今
失敗に終わるリスクもある。
(大草)でも ちょっとは安くなるんだよね
きっとね。
(女性)まあ 1万よりは
ちょっと安くなりますけど。
それでも SNSやwebではなく
雑誌だからこそ
伝えられるものがあると考えた。
お疲れさまでした お気を付けて。
家に帰ると すぐ原稿に向かう。
朝になっても まだ大草はそこにいた。
学校に行く前の僅かな時間。
子どもたちと向き合えるのは
いつも 限られた時間しかない。
新しい雑誌の原稿を書き始めて 1週間。
大草が「清潔なセクシー」という特集の
原稿を書き上げてきた。
着ているブランドではなく
その人らしさ。
年を経て得られる しなやかさ。
大草が考える
自分らしい女性像が表現されていた。
だが 肝心の最後のページ。
言葉が途中で終わっていた。
ここだけ もう一度考え直したいという。
今回の雑誌で 最も伝えたい思いが
まだ言葉にならずにいた。
(スペイン語の「ハッピーバースデートゥーユー」)
誕生日を迎える大草と次女のために
誕生日会が開かれた。
(スペイン語の「ハッピーバースデートゥーユー」)
イェーイ!
乾杯~ おめでとう~!
大草直子 49歳。
長男は高校生。
長女は大学生になった。
専業主夫だった夫も
今では仕事を再開した。
間違いは許さない。
そんな生き方を
随分長く自分に課してきた。
だが最近 その価値観が揺らぐ
出来事があったと話しだした。
娘を叱っていた時のこと。
(スペイン語)
♬~
雑誌の校了を迎えた。
スタッフたちと最後の確認をする。
ずっと悩んでいた 最後のページ。
そこには 「自分を許し 包み込み 慈しむ」。
そう つづられていた。
♬~(主題歌)
麻矢と理生。
今は理生の作ってる。
10月末 雑誌が完成した。
ええ~ すごい! こんな前面に!?
すご~い! ついに…。
すごい…
この思いが届きますように。
最後まで自分を信じ切れる人。
人の役に立ってるかなとか
社会のためになるんだろうかとか
あと 会社のためにいいのかな
とかっていうふうになるんですけど
でも それを
最後まで ちゃんと信じ抜ける人。
信じ切れる人っていうのが
プロフェッショナルかなっていうのは
思います。
♬~
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