10月31日、投開票が行われた衆議院議員選挙。〈新潟4区〉についてお伝えします。
238票差の大接戦で7期目の当選を果たした立憲民主党の前職・菊田真紀子さん。
しかし、喜びに沸く会場に菊田さんの姿はありませんでした。この数時間前…
【立憲民主党 森裕子 参院議員】
「ご主人の訃報を聞くことになるとは」
突然入った、最愛の夫の訃報。
会場に来ることができなくなった菊田さんは当選後、電話を通じて支援者に感謝の思いを伝えました。
【立憲民主党 菊田真紀子 氏】
「人生とは分からないもので、私は最愛の人を失いました。でも、きっとそれも何か意味のあることで、政治家として私がこれから何を守るべきか、何をするべきかということをきっと夫は身をもって教えてくれたのだと思います。今まで以上に一人一人のすべての皆さんの命を守るための仕事を全力で尽くしていきたいと思いますので、どうか皆さん、これからも私を支えてください」
涙と歓声に包まれた菊田陣営の一方で、惜しくも238票届かなかった自民党の新人・国定勇人さん。
初の国政挑戦は、比例復活での当選となりました。
【自民党 国定勇人 氏】
「『この地に尽くす』この思いを変わらず持ち続けながら、しっかりと仕事をする形で皆様方に貢献をしてまいりたい」
菊田さんを“高い山”と例えてきた国定さんは…
【自民党 国定勇人 氏】
「少なからず、まだまだ壁が。挑戦者ですから、それはやっぱり感じる場面はあった」
一夜明けた、1日朝。
支援者:「本当におめでとうございました」
国定氏:「ありがとうございます」
三条市で辻立ちをした国定さんは支援者から声をかけられ、気持ちを新たにしていました。
【自民党 国定勇人 氏】
「皆様方のお気持ちにしっかりと応えられるように万全を尽くして、地域のために貢献していきたいなというふうに思います」
<新潟4区 開票結果>
(当)立憲・前 菊田真紀子氏 9万7494票
(比当)自民・新 国定勇人氏 9万7256票
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