走行中の九州新幹線で、床に放火しようとしたとして、福岡市に住む、69歳の男が逮捕されました。福岡から上京した男が先月、京王線の電車に火をつけた事件の真似をしたと話しています。
8日午前8時半すぎ、九州新幹線下りの「さくら401号」が熊本ー新八代間を走行中、非常ブザーが鳴ったため緊急停止しました。
乗客は「私ら8号車やもんで、煙が嫌や言うて火事や火事やと来られて、びっくりしました」
車掌が確認したところ、3号車の座席の一部が焼けていたということです。
幸い、けが人はいませんでした。
車掌らが、火を点けたとみられる男を取り押さえて警察に引き渡し、福岡市博多区に住む三宅潔容疑者(69)が放火未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
先月、京王線の車内で、福岡市出身の服部恭太容疑者(24)が、乗客の男性を刃物で刺したとして逮捕された事件。
服部容疑者はライターオイルを車内にまき、火を点けたともされていますが・・・
「京王線の事件の真似をした」
三宅容疑者は「液体を撒いたあと、ライターでレシートに火をつけて床に投げた」とも話し、容疑を認めているということです。
警察は、三宅容疑者の動機など詳しく調べています。
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