自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室圭さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した。
伊吹氏は最高顧問を務める自民党二階派の会合で、秋篠宮さまが誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚を認める発言をされたことについて、「父親としての娘に対する愛情と、皇嗣という者のお子様である者にかかってくるノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)としての行動と両方の間の、相剋のようなつらい立場に皇嗣殿下はあられるんだなと思った」と感想を述べた。
そのうえで伊吹氏は「小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に、やはり皇嗣殿下がおっしゃってるようなご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福の上に、ご結婚にならないといけないんじゃないか」として、母親の元婚約者との金銭トラブルをめぐる
小室圭さんの姿勢に異例の苦言を呈した。
また、伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、
そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明し、「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と指摘した。
(2020/12/03)
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