世界的に人気の韓国の音楽グループ・BTSが20日、アメリカ・ニューヨークの国連本部でSDGs=持続可能な開発目標への取り組みを促すイベントに登場しました。
メンバー全員によるスピーチをノーカットで公開します。
RMさん:
尊敬するアブドラ・シャヒドゥ第76次国連総会議長、アントニオ・グテーレス国連事務総長、ムン・ジェイン大統領、そして各国首脳の皆さん、この場所に立つことができて光栄です。 大韓民国大統領特使のBTS(防弾少年団)です。私たちは今日、未来世代の話を伝えようと来ました。この席に来る前に全世界の10代、20代の方々にこの2年間はどうだったのか、今はどんな世の中を生きているのか尋ねたんですが、どんな返答があったのかJINさんが紹介します。
JINさん:
はい、一緒に見ましょうか。(#youthtoday SNSキャンペーンのパネルを)見るだけでも気持ち良いエネルギーが感じられないですか?この2年は私も当惑して途方に暮れる時がありましたが、それでも「Let’s live on!(一緒に生き抜こう!)」 と叫ぶ人々がいました。
JIMINさん:
多様なことに挑戦ができる時期に、止まっているばかりではいられません。初めは誰かを恨むというわけにもいかなくて、悔しかったでしょう。自分は昨日と全然変わらないのに、一瞬にして別の世界に来たように世の中が変わってしまったから。
JUNG KOOKさん:
入学式、卒業式が取り消しになったということも聞きました。人生で必ず記念したい瞬間であっただろうに、すごく残念で悔しかったでしょう。私たちの場合は準備したコンサートツアーが取り消しになって悔しい思いもしたし、やり遂げたかったことをしばらく愛しく思ってきました。
SUGAさん:
コロナで失ったものに対して、一種の哀悼が必要な時間でした。これまで当たり前と思っていた一瞬一瞬の大切さにもう一度気づく時間だったんです。
JIMINさん:
たった今SUGAさんが、当たり前だと思っていた大切なものについて話しましたが、私たちの質問にも、大切だったものを入れた写真で答えて下さった方々が多かったです。(#youthtoday SNSキャンペーンのパネルを示して)特に自然と共にいる姿を送って下さった方々が多かったです。2年の間、自然を感じ、育みながら、時間をもっと特別に感じられたようです。
J-HOPEさん:
(自然と共にいる写真が多かったのは)地球上で私たちに残された時間が少ない、という不安感にとらわれたからでしょうか。たった今私たちが哀悼しなければならなかったものなどについて話しましたが、地球に対する哀悼は本当に考えたくもありませんね。気候変動が重要な問題ということは皆共感しますが、どうするのが最善の解決方法だと話すのは本当に容易ではなかったんです。決めつけて話すには難しいテーマのようです。
RMさん:
そうです、事実、難しい話でしょう。でも、この席にくるために準備している間にわかってきたのは、環境問題に心から関心を持って、専攻して勉強する学生もとても多いという事実でした。誰も知りえない未来、そこは私たちが埋めていく時間が多いので、どういう風に生きていくのが正解なのか自ら答えを探しているんですね。
Vさん:
ですから私たちの未来に対してあまり暗く考えないほうがいいですね。今後の世の中のために、悩んで道を探している人たちもいるからです。私たちが主人公の話のページがしばらく残っていますが、エンディングが決まっているように話してほしくありません。
JUNG KOOKさん:
もちろん、私自身が大丈夫でも、世の中が止まってしまった気がする時もあって、道に完全に迷ったような感じがする時もあります。 私たちもそんな時がありましたし。
RMさん:
今の10代、20代を「コロナロストジェネレーション」と呼んだりすると聞きました。最も多様な機会とチャレンジが必要な時期に道に迷ってしまったという意味ですね。ところで、大人たちの目に見えないからといって、道に迷ったと言えるでしょうか。
JIMINさん:
写真を見てください。(#youthtoday SNSキャンペーンのパネル写真を示して)オンライン空間で、新しい方式で友達との出会いを継続して、新しい勉強を始めて、さらに元気に生きていくための努力をする人たちが多いです。道に迷ったということよりは新たに勇気を出して、挑戦中の姿に見えます。
JINさん:
その意味で「ロストジェネレーション」ではなくて「ウェルカム ジェネレーション」という呼び方のほうが合うようです。変化におじけづくのでなく「ウェルカム!」と言ってこれからを歩いていく世代、という意味だからです。
RMさん:
そのとおりです。可能性と希望を信じれば、予想外の状況でも、道に迷うのではなく新しい道を発見することになると確信しています。
SUGAさん:
私たちが選ぶ方法の中には完璧ではないものも確かにあるでしょう。とはいえできることが何もないとは思いません。
J-HOPEさん:
重要なことは、変化の前でどんな選択をするかではないでしょうか。私たちが国連に来るということを聞いて、多くの人がワクチン接種をしたのか心配していたようです。この席を借りて申し上げれば、私たち7人全員がワクチンを打ちました。
RMさん:
ワクチン接種は私たちを待っているファンに会うために、そしてこの席に来るために、買わなければならないチケットのようなものだったと考えます。今日お伝えしたメッセージのように、私たちは私たちが今できることをします。
Vさん:
ワクチン接種もそうですが、新しい日常を継続するための努力が続いているので、また顔を合わせられる日も遠くないようです。その時まで皆がポジティブなエネルギーで喜び合えたらいいですね。
RMさん:
世の中が止まったと思いましたが、明らかに少しずつ前に進んでいます。すべての選択は変化の始まりだと信じます。 エンディングではなくて。新しく始まる世の中でお互いに「ウェルカム!」と言えたら良いと思います。これから聞いていただく『Permission to Dance』は皆に伝えたい私たちの「ウェルカム!」の挨拶です。ありがとうございます!
▽議場で撮影した『Permission to Dance』MVはこちら↓↓
https://youtu.be/cXATUFrELFw
#BTS #UN #ノーカット #国連
#PermissiontoDance #globalgoals
▼TBS NEWS 公式サイト
https://news.tbs.co.jp/index.html
▼TBS NEWS 公式SNS
◇Twitter https://twitter.com/tbs_news?s=20
◇Facebook https://www.facebook.com/tbsnews
◇note https://note.com/tbsnews
◇TikTok https://www.tiktok.com/@tbsnews?lang=ja
◇instagram https://www.instagram.com/tbsnews_insta/
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/tbs-insiders/
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/toukou/
powered by Auto Youtube Summarize