菅首相は3日、自民党の総裁選挙に立候補しない意向を表明した。
一方、河野規制改革担当相が立候補の意向を固めるなど、動きが激しくなっている。
菅首相「自民党役員会において、私自身、新型コロナ対策に専念したいという思いで自民党総裁選挙には出馬しないということを申し上げた」
菅首相は自民党の臨時役員会で、総裁選に立候補しない意向を表明した。
新総裁誕生を受け、退陣となる。
小泉環境相「総裁選に突っ込んで、ボロボロになってしまったら、やってきた良いことすら正当な評価が得られない環境に総理を置いてしまうんじゃないか」
前日まで4日続けて菅首相と会談していた小泉環境相は、「引くという選択肢まで含めて話をした」と明らかにした。
河野規制改革相「私自身どうするか、先輩や仲間の議員とじっくり相談し、決めてまいりたい」
関係者によると、河野規制改革相は、派閥のトップの麻生財務相に総裁選立候補の意向を伝えたという。
自民党・石破元幹事長「(出馬の考えは?)白紙です。よく整理をして、自分なりにどういう判断するにせよ、納得ができた時に決断するということだ」
石破元幹事長は、立候補を模索していく姿勢をにじませた。
岸田前政調会長「どなたが出てきたとしても、私自身は従来通り、国民、党員の皆さんにしっかり向き合って発信し続けることが大事だ」
立候補を表明している岸田前政調会長は決意を強調し、高市前総務相も「出馬の意思は変わらない」と述べた。
また、野田幹事長代行が立候補に向けて推薦人集めに着手したこともわかり、動きが加速している。
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