突如の退陣表明で自民党総裁選へ“激化” 菅首相 逆風の2週間

次の自民党総裁選に出馬しないことを表明した菅首相。

ポスト菅へ注目候補の反応は。

二階幹事長「正直びっくり」

平井デジタル相「それ本当なんですか?」

麻生副総理「決断をされたということ」

3日、突如総裁選に立候補しないことを表明した菅首相。

菅首相「新型コロナ対策に専念したい思いで自民党総裁選挙には出馬しない」

これを受け、総裁選に向けた動きが激化している。

河野規制改革相「私自身どうするか、先輩や仲間の議員とじっくり相談し、関係の皆さんといろいろ相談しながら決めていきたい」

関係者によると、河野規制改革相は総裁選立候補の意向を固めたという。

また、去就が注目される石破元幹事長は、立候補は「白紙」としながらも、今後、模索していく考えをにじませた。

石破元幹事長「全く新しい展開になったので、同志の皆さん方と相談しながら、しかるべき時に結論を出したい」

一方、すでに立候補を表明している岸田前政調会長は「どんな状況になっても総裁選をしっかり戦っていきたい」と強調。

高市前総務相も「出馬の意思は変わらない」と述べた。

これまで総裁選に意欲的な姿勢を示してきた菅首相。

しかし、地元の横浜市長選挙で全面支援した小此木前国家公安委員長が落選。

そのころの世論調査では支持率が急落。

さらに、総裁選前に唐突に自民党役員人事を打ち出したことで党内から批判も出るなど、この2週間、逆風が吹いていた。

FNNプライムオンライン
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