「ひとつのドアからサスペンスが始まる。」
夫と子供と3人、大都会の高層マンションに平和に暮らす主婦靖子
近隣とのコミュニケーションの無い生活
時折あるのはドアごしのセールスマンやイタズラ電話だった
それは彼女の望まぬもの
平和な生活は、一枚のドア、そしてドアに施されたドアロックとドアチェーンによって守られていた
靖子も十分にそのことを知っており、神経質な程にドアに鍵をかける
 そして、たまたまドアロックしなかったある日、靖子はチェーンのかけられたドアごしにセールスマンと口論、苛立つ靖子は彼の手を思い切りドアに挟んでしまう
その日から彼の嫌がらせが始まった。何度もかかる電話、相手は靖子の家の一部始終を覗きみているかのよう
電話から流れる息子拓人の名 あわてて飛び出し拓人を家に連れ戻す靖子 だが遊びざかりの拓人はちょっとしたスキに消える それを追う靖子 ロックしていなかったドア 靖子の後ろ姿に男の影 ふりかえる靖子の顔が恐怖に歪む
対決が始まった!!
監督高橋伴明が ”サスペンスホラー” という新たなジャンルへの挑戦を果たしたこの作品には、現代都市に生活する人間誰もが経験するかもしれない ”恐怖のリアリティ” が詰まっている
主演は、監督夫人でもある高橋惠子 ラストの20分、今までの邦画には見られない壮絶なバイオレンスが展開する!

■キャスト
本田靖子      高橋惠子
山川 (セールスマン) 堤大二郎
本田 悟       下元史郎
本田拓人      米津拓人
隣りの男      いしだまさお
警官        野口 寛
出前持ち      島田善宏
■スタッフ
製作        高橋文雄
企画        渡辺 敦
プロデューサー   久里耕介
監督        高橋伴明
脚本        及川 中
          高橋伴明
撮影        佐々木原 保志

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