北朝鮮で新型コロナウイルスの陣頭指揮を執っていた金正恩委員長が手術を受けて重篤な状態になっているとアメリカのCNNが報じました。しかし韓国政府は、この報道を否定しています。
アメリカのCNNが驚きのニュースを報じました。それはアメリカ政府関係者の話として、金委員長が手術の後に重篤の状態になっているという情報があり、アメリカ政府が状況を注視しているというものでした。
故金日成主席の誕生日である4月15日に合わせて毎年、遺体が安置されている宮殿を参拝していた金委員長。しかし、今年は姿を現しませんでした。金委員長が最高指導者になった2012年以降、初めてのことです。この時、健康状態が悪化している可能性があるという憶測も流れました。一方で、最後に姿を見せたのは今月11日。金委員長は会議に出席し、新型コロナウイルス対策などについて身振り手振りを交えて発言していました。ちなみにこの時、北朝鮮は国内に感染者はいないと主張しています。それもあってか、誰もマスクは着けていません。
そんななか、アメリカのトランプ大統領は「金委員長から最近、親書が送られた」と話しました。ところが、北朝鮮外務省はこれを明確に否定しました。この金委員長が重篤というニュースに韓国大統領府の関係者は金委員長が長い期間、公の場に姿を見せなかったことは過去にもあったとして否定的です。日本政府は・・・。
茂木外務大臣:「(金委員長については)様々な情報に接しているところであります。引き続き米国とも緊密に連携をしながら情報収集、分析に全力を挙げていきたい」
しかし、政府関係者はこう推測します。
政府関係者:「太陽節に本人が出てこないのは、おかしいという議論はあった。普通なら写真を合成したり、隠すことができるのにそれもできない状況なのだろう」
最近も短距離弾道ミサイル発射実験などを繰り返す北朝鮮。金委員長に一体、何があったのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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