日本でも車に乗ったまま受けられるドライブスルー方式のPCR検査が始まっています。どういった手順で、どれほどの時間がかかるのでしょうか。映像で解説します。
検査に来た人の同意書と名前を確認するスタッフ。鳥取県では一部の保健所や医療機関でドライブスルー方式のPCR検査が始まっています。車に乗ったまま検査できるドライブスルー方式は接触や感染リスクが少ないといわれ、海外でも多くの国が採用しています。アメリカではメジャーリーグのスタジアムの大きな駐車場を利用し、イスラエルでは休業中のマクドナルドのドライブスルーをそのまま利用しての検査も。
日本の場合どのような手順で行われるのでしょうか。マスコミに公開された鳥取の例で見てみます。検査所に並ぶ車。当然、間隔も空けています。順番が来たら車を止めてエンジンを切ります。そして、車の窓を開けます。同意書と名前を確認した後は、医師が鼻から検体を採取します。この時が最も接近する瞬間ですが、医師は防護服にマスク、さらにフェースガードも着用しています。検体はそのまま試験管に入れられます。そして、1人終わるたびに医師もスタッフもすぐに消毒。1人あたりわずか1、2分で終わるそうです。
メリットの多いドライブスルー検査。日本では、なぜ導入が遅れたのでしょうか。その理由の一つについて、厚生労働省関係者は・・・。
厚生労働省関係者:「(最初に始めた)韓国のドライブスルー方式は感染防御対策が不十分に見えた」
当初は感染防御対策が不十分だと導入に消極的だったという厚労省。しかし、その後にアメリカが感染防御策をグレードアップしたのを参考に十分、対応可能になったと判断したそうです。そして15日、必要に応じて地域の医師会などに委託し、新たな専門外来を設置してもらうように全国の自治体に連絡しました。
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