さいたま市で23歳の男が母親を包丁で刺して殺害しようとした疑いで現行犯逮捕されました。男は少なくとも2カ月前から行方不明になっていて、事件当日に帰宅したばかりでした。
自称無職の樺沢勇人容疑者は15日午前10時すぎ、さいたま市桜区の住宅で母親の知美さん(45)の背中などを包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
知美さんは搬送先の病院で死亡しました。
警察によりますと、樺沢容疑者は1月中旬に家族から行方不明者届が出されていて、今月15日は帰宅したばかりでした。
母親の知美さんは行方不明者届を解除するため、警察に電話している最中に刺されたとみられています。
対応した警察官によりますと、電話越しに知美さんの悲鳴が聞こえた後、樺沢容疑者が電話を出て「母親を刺しました」と話したということです。
取り調べに対して「母親を包丁で刺したことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は今後、容疑を殺人に切り替えて詳しい動機などを調べる方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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