機内でのマスク着用を拒否してトラブルとなり飛行機を臨時着陸させたなどとして逮捕された男が、逮捕前の取材に「着用拒否は罰則や強制を伴うものではない」と主張していました。
（記者リポート １月１９日午後８時ごろ）
「新大阪駅から奥野容疑者が出てきました。また拒否したのでしょうか、マスクをつけていません。」
威力業務妨害などの疑いで逮捕された茨城県の大学職員・奥野淳也容疑者（３４）。去年９月、釧路発－関西空港行きのピーチ・アビエーションの機内で繰り返しマスクの着用を拒否し、女性乗務員の腕をねじり上げるなどし、新潟空港に臨時着陸させた疑いが持たれています。奥野容疑者はトラブルの後、ＪＮＮの取材に応じていました。
（奥野淳也容疑者 去年９月）
「私としてはお願いは承りますと。それは自粛要請などの要請と同じで、あくまでも他人から何かをするように働きかけ、依頼があると。しかしそれは罰則や強制を伴ったものではなくて、あくまでも任意の働きかけであるというふうに把握しています。」
さらに…。
（奥野淳也容疑者 去年９月）
「健康上の理由でありまして、一定時間のマスクの着用というものは健康状態の面で難しいというところはあります。」
警察の取り調べに対し、奥野容疑者はマスク着用を拒否する理由について「私はマスク拒否おじさんだからつけません」と話したということです。
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