元プロバスケ選手、乳腺摘出手術を報告。女性としての身体に感謝とさよならを伝えた。

元女子プロバスケットボール選手のヒル・ライアン(理奈)さんが10月10日、乳腺摘出手術を受けたことを報告した。 Twitterに自身の身体を撮影した写真を投稿し、「俺の心と身体をより一致させるための大切なステップです」とつづっている。 ヒルさんは日本語と英語でメッセージを投稿し、2週間ほど前に乳腺摘出手術をしたと報告。  「女性である自分の身体を受け入れ、自分を好きになることは俺にとって大きなチャレンジだった」とこれまでの葛藤を振り返った上で、「自分の女性の身体にバイバイを言う前に、俺は27年間ともに生きてきた身体をこのような形で祝福します!」とつづった。 「愛しのおっぱいへ。27年間、俺と共にいてくれてありがとう」と、女性として生まれた自分の身体に感謝とお別れを伝えた。 女性の身体を持って生まれ、男性と自認しているヒルさん。出生時に割り当てられた性別と自分が認識する性別が一致せず、悩みながら、自分のアイデンティティと向き合ってきたという。 「誇りに思えなかったり、ずっと隠してきてごめんね。ありのままの姿、形を受け入れて愛するということを、俺に教えてくれてありがとう。めちゃくちゃ感謝してるよ!」 ヒルさんは27歳の元プロバスケ選手。女子プロバスケリーグの「トヨタ自動車アンテロープ」に所属し、2019年5月に現役を引退した。

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