宮城県内では10日、新たに10人の新型コロナウイルスの感染が確認され、このうち7人はクラスターの発生により、これまでに38人の感染が確認されている仙台市内の接待を伴う飲食店を訪れていました。
10日、宮城県内で新たに感染が確認されたのは、仙台市内に住む10代から30代の男女9人と、山元町の50代の女性の合わせて10人です。
このうち、仙台市内の10代から30代の女性7人はクラスターの発生が確認された市内の接待を伴う飲食店を訪れたことがありました。これによりこの飲食店を起点とする感染者は、従業員の男性20人と、店を訪れた女性25人の合わせて45人となりました。また山元町の50代の女性は、この店を訪れ既に感染が確認されている20代女性の同居家族でした。
一方、仙台市の20代の男性2人はこの飲食店とは無関係でした。それぞれ別の患者の濃厚接触者で、陸上自衛隊はこのうち1人が、柴田町にある船岡駐屯地に勤務する男性隊員であることを明らかにしました。陸上自衛隊では今後、保健所の調査に協力し、濃厚接触者の把握や感染拡大の防止に努めるとコメントしています。
10日に感染が確認された10人はいずれも重篤な症状ではなく、現在、入院先などを調整中です。これにより宮城県内の感染者の累計は、すでに回復した人を含めて484人となりました。
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