8月13日から15日にかけて、吉本興業に所属する極楽とんぼ山本圭壱、品川庄司庄司智春、じゃぴょん桑折、ココリコ遠藤章造が相次いでに感染したことが発表された。4人は8日に、山本が率いる「軍団山本」の公式YouTubeチャンネルの生配信で共演しており、その際の感染予防対策が不十分だったと見られることから、クラスター発生の可能性も含め、波紋を呼んでいる。
8日に「軍団山本チャンネル」にて生配信した動画を、吉本工業は15日までに「非公開」としており、現在閲覧はできない。吉本側は非公開にした理由を「あまりにも常識から逸脱していたため」と説明。ただ、過激な内容だったわけではなく、常識的な感染対策がなされていなかったという意味だろう。
動画は約1時間に及び、6人の出演者がやや近い距離でテーブルを囲んでいる。序盤では6人は向き合ってこそいないものの互いの距離は近く、マスクやフェイスシールドもしていない。アクリル板などの仕切りも特にない。撮影が進むにつれ、向き合って会話を交わすようになり、大声で歌ったり席替えを行う場面もあった。テーブルに皿や飲み物が置かれ、飲食もしていたようだ。
生配信から3日後の11日夜に山本圭壱は体調不良を訴え、12日にPCR検査を実施。翌13日に陽性が発表された。国立感染症研究所による「濃厚接触者」の定義が発症した日の2日前までに接触があった人とされていることから、吉本興業は「濃厚接触者はいない」と発表していた。
しかし14日には庄司智春、15日にはじゃぴょん桑折と遠藤章造も感染が分かっている。桑折は11日に体調不良、庄司は12日に体調不良、遠藤は12日に発熱があったという。山本を含めた4人はそれぞれ、感染予防対策が不完全だったとして、SNSを通して謝罪コメントを出した。
17日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、山本の相方である加藤浩次は激怒。「実際に(8日に配信された)映像を見たんですけど、感染対策してないですよ。そこはやっぱりダメだと思う>と山本らを批判した。
<仲の良いメンバーですから、いつも通り会っている、普段会っているメンバーが集まっているから、それが普通になっていたのかもしれないけど、まったく距離を取っていない、マスクもしていない。感染対策がYouTubeからまったく見えなかった>
さらに、吉本興業が当該動画を非公開 ...
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