中国で「拷問受けた」在香港英領事館元職員が証言(20/07/09)

去年、中国当局に拘束された香港のイギリス領事館の元職員がANNの単独インタビューに答え、当時受けたとする「拷問」について語りました。今後は民主派活動家と、いわゆる「影の議会」を創設する考えです。

 在香港英国領事館元職員、サイモン・チェン氏(29):「“虎の椅子”と呼ばれるものに拘束されました。おなかの前の棒に手錠が固定されて動けませんでした。こんな感じです」
 香港のイギリス領事館に勤めていたチェン氏は去年8月、中国本土を訪問した後に「買春行為をした」として拘束されました。公安当局は「チェン氏は犯罪事実をすべて認めた」としています。一方、チェン氏はその際に香港の反政府デモに自分とイギリスがどう関わったか問いただされ、顔面を平手打ちされるなどしたと主張しています。2週間後に釈放され、先月、イギリスに亡命が認められました。自らに起きたのと同様のことが香港で増えると懸念しています。
 在香港英国領事館元職員、サイモン・チェン氏:「(施行された国家安全維持法は)一国二制度の死刑宣告です。香港のすべてを支配できる」
 チェン氏は海外に亡命した民主派活動家と影の議会を創設し、香港市民の意見を代弁したいという考えを示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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