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2021年公開の映画『いのちの停車場』に、松坂桃李・広瀬すずらの出演が発表された。
同作は、今年5月27日に発売された南杏子の同名小説が原作。今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死・安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が描かれる。主演をつとめるのは、吉永小百合。今作では、自身初となる医師役・白石咲和子を演じる。長年大学病院で救命救急医として勤務してきた咲和子は、とある事情から石川県にある実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。
そんな同作で、今回出演が決まった松坂は、医大の卒業生で、咲和子と同じ大学病院に事務員として勤めており、咲和子を追って「まほろば診療所」で働くようになる青年・野呂聖二役を演じる。一方の広瀬は、「まほろば診療所」を支え続けてきた訪問看護師・星野麻世役を演じる。なお、2人は今作がそれぞれ吉永と初共演。松坂は吉永との初共演について、「今回、吉永小百合さんとご一緒できること、大変嬉しく思います。と同時に物凄く緊張しております」とコメント。また、広瀬は「吉永小百合さんをはじめ、このような素敵な共演者の皆様と一緒にお芝居ができることを、そわそわしながらも、楽しみで仕方がありません」と語っている。
ほか、「まほろば診療所」の三代目院長であり、在宅医療に長年携わってきた医師・仙川徹を西田敏行。また、実家に帰ってきた咲和子を暖かく迎える元美術教師の父親・白石達郎をダンサー・俳優である田中泯が演じることも発表されている。
映画『いのちの停車場』は、2021年公開。 …
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