「2人を殺す気だった。前日に包丁2本と木製バット買った」 ヤマト運輸死傷事件(2020年10月7日)

神戸市の宅配便の配送センターに刃物を持った男が押し入り従業員2人が死傷した事件で、警察は元従業員の男を殺人未遂の疑いで再逮捕しました。男は「2人を殺す気だった」などと話しているということです。

 10月6日、神戸市北区のヤマト運輸の配送センターに男が押し入りパート従業員の廣野真由美さん(47)が刺され死亡、従業員の男性(60)が軽いけがをしました。警察は事件直後にパトカーに衝突してきた元パート従業員の筧真一容疑者(46)を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕しましたが、7日、男性従業員への殺人未遂の疑いで再逮捕しました。

 警察によりますと、筧容疑者は刃物を持ちながら「お前も殺したる」と言って男性従業員に近づいてもみ合いになりました。また事件前日、筧容疑者は男性従業員と荷物の取り扱いを巡って口論になり、その後解雇されたということです。

 調べに対し筧容疑者は「前日のトラブルが原因で会社を解雇され腹が立っていた。殺す気だった」と容疑を認め、さらに「2人を殺す気だった。事件前日にホームセンターで包丁2本と木製のバットを買った」とも供述しているということです。

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