8月4日、大阪府などは新型コロナウイルスの感染者が『ポビドンヨード』を含んだうがい薬を使用したところ、唾液からウイルスが検出される人が減ったと発表しましたが、研究にあたった医師は“今のところ感染を防ぐ効果は確認されていない”として、冷静な対応を求めています。
大阪府・大阪市と「はびきの医療センター」は、今年6月~7月にかけて行った新型コロナウイルスに感染した軽症患者など41人を対象とした研究結果を発表しました。殺菌効果のある『ポビドンヨード』を含んだうがい薬で一日4回うがいをした結果、うがいをしていない患者よりも、唾液の中のウイルスが減ったということです。
8月5日、研究にあたっている医師がMBSの取材に応じました。
(大阪はびきの医療センター次世代創薬創生センター 松山晃文センター長)
「予防効果があるかどうかというのは正直言ってわからない。うがい薬をしたらかからないかというと、そういうものではないと考えていただかないといけない。」
8月4日の発表を受けて、薬局ではうがい薬が売り切れるなどしていますが、大阪府などは今後、重症化を防ぐ効果があるか検証していくということです。
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