未解決事件である長岡京ワラビ採り●人事件のあった現場へ実際に行ってみました。事件から40年が経過し、当時の事件の痕跡もなく、現場は竹藪でよくある里山の風景が広がる自然環境の良い風光明媚な場所でした。
＜概要＞
1979年5月23日に京都府長岡京市の山中で主婦2名が●害された事件。スーパーでパートをしていた主婦A（当時43歳）、主婦B（当時32歳）が仕事が終わって、近くの山の竹林にワラビ採りに行ったまま消息不明となり、2日後の25日に山頂付近で遺体となって発見されました。
主婦のAの衣服のポケットから、
「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」
と鉛筆で走り書きをした、勤務先のスーパーのレシート（事件当日より2日前の日付）が発見されました。鉛筆は見つかりませんでしたが、近くで鉛筆の芯の先端だけ見つかりました。
主婦Aは全身30箇所以上も殴打され、肋骨が折れて、肝臓が破裂しており、体内からは犯人のものと思われる体液が検出されました。主婦Bは全身50箇所以上も殴打され、包丁が体に突き刺さったままでした。なお京都府警の鑑定結果によると、犯人の血液型はO型と判明しています。
遺留品は主婦Bの遺体に突き刺さっていた包丁1本のみで指紋は検出されず、販売ルートも解明されずじまいでした。そして、有力な手がかりも得られないまま、1994年5月24日に公訴時効が成立しています。
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